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#161 - 2017-03-17 15:39:50 UTC
速報 - 連邦情報局がRP4キョウノーク問題についてテロの可能性を調査開始
2017-03-16 21:26 スコープ、リナ・アンバー

レニン発-連邦情報局は記者会見を開き、「保安および内部調査にかかわる特務部門」、通称ブラックイーグルスが、ポストービン星系のキョウノーク問題についてテロの可能性を視野に入れた調査を始めていると発表した。

会見はレニン星系の連邦情報局本部で行われ、ブラックイーグルスのトーン・ガトロー主任エージェント兼エージェント管理官は次のようにコメントした。
「何が感染源となってポストービン星系にキョウノーク感染症が発生したのか、現在調査中です。また、RP4ヘモファイト精錬施設の現状が過激派カルダリ国粋主義者による攻撃の結果かどうか、事実関係を確定するための捜査を開始しています」

調査の性質について問われると、ガトロー管理官は彼の個人的な見解を詳しく説明した。
「キョウノーク感染症はカルダリで生まれた病気であり、2週間前まではカルダリだけの問題でした。病原体の凶悪な性質と、感染すれば間違いなく死に至る致死性を考えれば、カルダリ当局がこの問題をニューエデン全体で"共有"したくなったのだとしても、私は驚きません」

「現時点での証拠を同僚たちと確認した上で、個人的な意見を言わせてもらうと、背後にどれほどの組織が控えているかは分かりませんが、連邦と盟友に対して意図的な攻撃がなされていると考えざるをえませんでした」

RP4に閉じこめられた人々について尋ねられると、ガトロー管理官は元老院報道室に取材するよう促し、質問への回答を避けた。
#162 - 2017-03-20 04:48:44 UTC
連合軍はキョウノーク・ピット侵入事件への関与を否定
2017-03-18 22:58 スコープ、リナ・アンバー

ペリメーター発-2月上旬に発生したキョウノーク・ピット侵入事件に、カルダリ海軍や連合ピースキーパー、ホームガードが関与していたのではないかと複数の報道機関が疑問を投げかけ、カルダリ海軍報道室が感情的に反論した。

四大国でいまだ解決の目処のたたない問題を引き起こしたこの侵入事件については、数日前、連邦情報局の幹部がカルダリ国粋主義者の攻撃によってガレンテ国内でキョウノーク感染症が発生した可能性を指摘し、ガレンテ側の不信感があらわになっていた。

連合軍司令官を務めるカルダリ海軍のミニネラ・エリネン元帥は、軍は侵入事件に一切関与していないとして強く否定。連合軍が「キョウノーク・ピットへの不正なアクセスを防ぐため、半永久的に警備し続ける」と宣言していることを強調した。

彼女は言葉を続け、「いま懸念されているのはオイジャネン2の隔離区域に残された人々です。状況が正常化したのち、防疫システムが突破された原因と、その背後にある動機については十分な調査が行われます」と述べた。

記者からは連合軍への疑惑と連邦情報局の調査開始について質問が続き、エリネン元帥はやや感情的に次のように反論した。
「軍はカルダリ市民の安全と幸福を守ることを最優先任務としています。FIOはポストービンから注意をそらすために我々とプロパガンダ戦をしたがっているのでしょうか。だとすれば、それは彼らが一方的に騒ぎ立てるだけに終わるでしょう。連合軍は根拠なき告発や風聞には興味がありません」

エリネン元帥は近日中にもザイノウ社とイシュコネ社のスタッフがキョウノーク研究センターの共同研究に参加すると発表して、会見を終了した。
#163 - 2017-03-25 04:06:13 UTC
速報 - 連邦情報局がカルダリ国内で活動か - 代表取締委員会が反応
2017-03-20 15:26 スコープ、アルトン・ハヴェリ

ニューカルダリ発-きょう午後、代表取締委員会が色めき立つ出来事が起きた。連邦情報局の報告書がノゴエイハヴィ・ニュースネットワークへ流出し、カルダリ諜報局が連邦情報局は国内で非合法に活動している可能性があると指摘したのだ。

報告書には作成者の名が記されておらず、誰に宛てたものなのかも不明だが、連邦情報局からリークされた内部文書として報じられている。最も注目すべき点はカルダリ海軍とホームガードの記録に数々の矛盾が確認されたとする箇所で、オーモン・カサラスが起こしたとされるキョウノーク・ピット侵入事件と同時期に、防疫システムの武器・装備保管リストに不一致が生じていたのだという。

加えて、報告書はYC110年以降のジャロン・カサラスの経済状況に注目し、特に前連合執政官タイバス・ヘスがカーラキオタ社CEOを務めた期間に焦点を当てている。当時、カサラスはカーラキオタ社の兵器研究開発マネージャーの地位にあったが、報告書はカサラスが部門に割り当てられた予算を横領し、インタキ銀行の不正資金口座へ送金していた疑いがあるとして、かなり詳細な証拠を挙げてこの疑惑を検証している。

代表取締委員会ではカーラキオタ社のハータカン・オイリツーCEOが、資金横領疑惑についての調査をカルダリ企業裁判所へ正式に要請する動議を提出した。が、ライダイ社、CBD社、ノゴエイハヴィ社、スクーベスタ社、ウィルコミ社のCEO達が反対票を投じ、動議は否決された。彼らは疑惑を「根拠の乏しい噂」だと見なす方向で根回しを済ませていたようである。

オイリツーCEOは委員会からの帰り際に取材に応じ、カーラキオタ社には「隠すことは何もない」と強調した上で、「委員会の助けがあろうとなかろうと、カーラキオタとホームガードは独自の調査を開始する」と宣言した。

代表取締委員会のハカーレン企業関係部長は今日の議事についてコメントすることを拒否した。
#164 - 2017-03-25 10:17:11 UTC
速報 - 代表取締委員会がガレンテ・カルダリ国境の一部封鎖を命令 - 大使館が閉鎖
2017-03-22 13:28 スコープ、リナ・アンバー

ニューカルダリ発-きょう午前、代表取締委員会がガレンテ連邦内の全大使館および領事館の閉鎖を命じ、各方面に波紋が広がっている。

いまだ発令されて間もないこの命令は、「連邦政府代表者とのあらゆる外交交渉の即時停止」を指示し、「連邦領内で活動する連合の全大使および外交官は、報告を行うためニューカルダリプライムへただちに帰還」するよう命じている。

これに加えて、カルダリ税関はガレンテ側から国境を越えようとする非カプセラ船の通行を遮断しており、代表取締委員会もガレンテの登録組織と取引を行っているカルダリ企業に対して、税関当局による事前の許可や入国書類があったとしても、非カプセラ船のカルダリ国内への進入は認められないと警告している。

報道によれば、代表取締委員会は今回の命令をめぐって激しく争い、ウィルコミ社、イシュコネ社、ヒャショーダ社は憤りを隠さない様子ですぐに反対票を投じた。一方、カーラキオタ社、スクーベスタ社、ライダイ社、CBD社は命令を発効させるため、迷わず賛成票を投じた模様だ。

その後、イシュコネ社のメンス・レッポラCEOとウィルコミ社のクルタ・イリオCEOらを交えた激しい議論の末、動議はノゴエイハヴィ社の賛成票によって可決された。ノゴエイハヴィ社は愛国派と実益派の巨大企業からなる派閥に属しており、同僚の肩を持ったほうが得策だと最終的に判断したようだ。

ハイランダー作戦から4年目にあたる日にこのような出来事が起きるとは、なんと皮肉なことだろうか。(ハイランダー作戦はYC115年にガレンテ連邦が起こした軍事行動。YC12年にガレンテ・カルダリ戦争が終結して以来、両国の間で最大規模の武力衝突となった)

連邦領に資産や支店を持つカルダリ巨大企業は自前の外交スタッフを抱え、企業レベルで独自の外交を展開しているが、この命令によって政府レベルの外交関係は事実上の断絶状態に陥った。

イシュコネ社、ウィルコミ社、ヒャショーダ社の外交スタッフは連邦領に留まるものと見られているが、カーラキオタ社、スクーベスタ社、ライダイ社、CBD社、エシュロンエンターテイメント社、プロペルダイナミクス社、トップダウン社、イティリ社、カルダリ鉄鋼、カルダリ建設は外交要員を帰還させる方針。ただし、代表取締委員会の命令が現在の内容である限り、後者の企業群もガレンテ国内での営業を続けるとしている。

つい先ほどイシュコネ社も声明を発表し、同社が連邦領内のカルダリプライムに留まり、ウィルコミ社、ヒャショーダ社との共同管理体制を継続すると宣言した。

自家用船や輸送船、商業船など、数千隻に及ぶガレンテ船籍の船舶が国境から引き返すことを余儀なくされているが、連邦管理局は代表取締委員会の命令についてコメントすることを拒否した。
#165 - 2017-03-25 16:57:32 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
キョウノーク研究センターが稼働開始、連邦とジェノリューション社の研究チームも到着
2017-03-23 11:33 スコープ、アルトン・ハヴェリ

ポストービン発-意識思考学会はキョウノーク研究センターが正式に稼働し始めたことを発表した。研究センターはポストービン星系で隔離中の、RP4ヘモファイト精錬施設のすぐ近くに建設されている。

稼働開始の記者会見は研究センターで行われ、限られた星間メディアだけが招待された。意識思考学会のマツィ・ライシュ上級指導者は研究センターが完全に機能し始めたと発表し、正式名称が「H4-RP4キョウノーク研究センター」となることも明かした。

メンター・ライシュは研究センターが「星団でも最も先進的な遺伝子工学研究施設と、バイオテクノロジー研究室を持ち、遺伝子を扱う研究開発の頂点に君臨する」施設になるだろうと述べた。

また、彼は研究センターの将来についても予告し、四大国の研究チームは「数週間以内に到着する見込みで、キョウノーク問題をあらゆる人々に利する形で解決するため、各国政府が指定したチームには独立カプセラも合流する」だろうと語った。

最後に、メンター・ライシュはYC119年度キョウノーク研究事業が2週間後、4月6日から8日に開催される予定だと発表し、謝意を述べて会見を締めくくった。

スコープは今朝の段階で数百隻の船舶が研究センターに到着したことを確認している。これらは研究機器やその他の必要な品、有害物質の格納容器などを運んできたのだろうというのが大方の見方だ。
#166 - 2017-03-25 17:07:50 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
速報 - ガレンテ・カルダリ国境にてカルダリ艦がクァフェ社輸送船団を撃沈
2017-03-25 13:38 スコープ、リナ・アンバー

カッシガイネン発-30分ほど前に発生したクァフェ社輸送船団の遭難について詳しい情報が入ってきた。船団は日常的な補給業務のため、ガレンテ・カルダリ国境宙域を航行していた模様だ。

連邦海軍と元老院はカルダリ税関部隊が非武装の船舶を攻撃したとして、彼らの行動を激しく糾弾した。カルダリの国境には先週水曜日から封鎖命令が出されており、船団はこの封鎖を破ったことを理由に撃沈されたと見られている。

撃沈されたのはクァフェ社が所有する7隻のオベリスク級超大型輸送艦で、いずれも非武装だった。船団に生存者はおらず、イシュコネ社とウィルコミ社もカルダリ税関部隊の行為を非難している。

クァフェ社は先ほど声明を発表し、「この憎むべき残忍な攻撃を強く非難」した上で、7隻の積荷目録を公開した。それによれば、船団には合計で4,691名のクァフェ社従業員が乗船していたが、その地位はあくまでカルダリ連合の企業市民だった。また、積荷は連邦領へ持ち帰られようとしていた、大量の空のクァフェ・クラシックボトルでしかなかった。

さらに、積荷目録は航行ルートをアンナロ星系のクァフェ社倉庫からリアサトン7軌道上のボトル詰め工場に設定していて、船団はカルダリ領へ進入したのではなく退去しようとしていたとする第一報を裏付ける結果となった。

声明を読み上げたクァフェ社エブリショア地区物流部長ハラタン・ブランは、同社の見解について言葉を継いだ。
「我が社の非武装輸送船団に対する攻撃は完全に不当であり、カルダリ法と星間法の両方に明らかに違反しています。代表取締委員会が発した命令は連邦船籍の船が連合に立ち入ることを防ごうとしたもので、その逆ではありませんでした。今回の攻撃はカルダリ当局の無意味かつ不必要な示威行動が招いた、まったくの違法行為です」

クァフェ社は既に指令執行局へ告発状を提出しており、「破壊された資産の補填と、犠牲者遺族のための十分な額の賠償金」を求めて、カルダリ税関をカルダリ企業裁判所に提訴する意向も明らかにした。

カルダリ当局は輸送船団撃沈が報じられてから沈黙を保っている。
#167 - 2017-04-02 10:49:38 UTC
研究チームがニューエデン各地から到着、活発さを増す研究センター
2017-03-28 17:25 スコープ、アルトン・ハヴェリ

ポストービン発-きょう午前を通して、多数の船舶がキョウノーク研究センターへと到着した。船からは各国の研究チームが降り立ち、本格的な活動に向けて準備を始めている。

最初に到着したのはバウンドレスクリエーション社とシックス・キン開発会社のミンマター共同研究チームだった。彼らはムットコン星系の軌道エレベーター施設で発生したキョウノーク感染症に対処しており、これは感染症がカルダリ連合以外で初めて確認されたケースである。

ミンマター共同研究チームからわずかに遅れて、インヘーレントインプラント社のバイオエンジニアと遺伝学専門家から成るアマー研究チームも到着した。彼らはミンマターの研究者たちに出迎えられ、アマーとミンマターが手を取り合うという極めて珍しい光景が展開された。

連帯と相互協力を象徴するような雰囲気のなか、ポーテック製薬の生物遺伝学研究チームも、ザイノウ社とイシュコネ社の遺伝子工学、ウィルス学の専門家たちと共に到着した。両国の研究チームは国境宙域で合流し、一緒になって研究センターへやって来たようだ。

キョウノーク問題を解決するための最前線拠点となるH4-RP4キョウノーク研究センターでは、今なお慌ただしい動きが続いている。隔離中のRP4ヘモファイト精錬施設への最初の調査は近日中に行われる予定だ。
#168 - 2017-04-02 10:51:53 UTC
女帝陛下が遺伝学専門家を増派、キョウノーク研究センターに到着
2017-03-31 22:17 アマー公共ニュース、ザラ・セリル

ポストービン発-アマー公共ニュースはバイオエンジニアと遺伝学専門家の特別チームがH4-RP4キョウノーク研究センターに到着したことを確認した。この研究チームはカティズ1世陛下の命を受け、帝室付き内科顧問の任を離れて派遣されている。

女帝陛下は短い声明文を発表なさり、「星団各地の痛ましい状況へ迅速に対処するため、信条を問わず、高才の学者と専門家が無制限に協力しあう」ことを望むと発言された。

また、陛下はキョウノーク問題が「神聖アマーの、ひいては星団の不屈の精神を試そうとする神の御業」だと述べられ、関係する当局と民間企業は全面的に連携するよう呼びかけられた。

特別チームはTESソラスおよびTESフェイスの2隻の帝室仕様アポカリプスで研究センターへ向かい、連合、連邦、そして共和国の研究者たちから暖かい歓迎を受けた。各国の研究チームと合流した後は、キョウノーク研究事業のために新たに任命された意識思考学界の研究開発ディレクター、カルドール・ヴェランヌ博士に紹介され、博士は「この研究に帝国の代表チームを迎えられて大変うれしく、また光栄に思う」と語った。
#169 - 2017-04-04 15:23:18 UTC
隔離区域での最初の調査が完了
2017-04-02 13:18 スコープ、リナ・アンバー

ポストービン発-意識思考学会は複数地域に対する同時調査活動が成功に終わったと発表した。調査はポストービン、ムットコン、エフ、オイジャネン星系のキョウノーク感染症発生地を対象として、隔離区域内部に進入して行われた。

各国の研究チームは隔離区域に入ると、現地を詳しく調査しながら情報を体系化し、生存者への支援を開始した。キョウノーク研究センターのデータバンクには何千もの画像データやホロ映像記録、感染症の拡大状況を示す資料などが送られてきており、調査活動は一定の成果を収めたと考えられている。

RP4ヘモファイト精錬施設のメインフレームからもデータが回収されたことで、2月13日に同施設が封鎖されて以来、アストラル採掘と連邦当局はようやく各種データとセキュリティログを確認することができるようになった。

なお、保安上の理由により、4月8日に研究事業の結論が出るまで、調査に関するあらゆる情報はCONCORDインナーサークルによって機密事項に指定されている。
#170 - 2017-04-04 16:12:06 UTC
速報 - キョウノーク研究センターで大規模なデータ破損が発生 - 破壊工作の疑いも
2017-04-03 17:10 スコープ、リナ・アンバー

ポストービン発-きょう午後、キョウノーク研究センターの技術者たちが大量のデータ破損を報告し、意識思考学会が追加の警備部隊を派遣する事態へと発展した。

データ破損に至った過程を示す情報はほとんど残されていないが、RP4ヘモファイト精錬施設の記録の大部分が失われており、意識思考学会はこれらの記録を目標としたデジタル攻撃の可能性があると発表している。

研究センターでは大規模なデータ復旧作業が進められているものの、学会関係者は現状についてのコメントを拒否した。破壊工作は逆探知を避けるために内部から仕掛けられ、センター内で大掛かりな犯人探しが始まっているのではという噂もある。

また、真偽は不明ながら、データバンクが設置されているデータ保管デッキにおいて、複数の警備スタッフが行方不明との情報も寄せられている。

これから48時間以内に独立カプセラ達もポストービン星系へ到着する予定で、連邦海軍は定期巡回のために数千機の自動法執行ドローンを提供し、研究センターの24時間警備体制はさらに強化された模様だ。
#171 - 2017-04-06 15:46:30 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
オーヴァン・コンステレーションの交通量、計測開始以来の最高値を記録
2017-04-05 16:51 スコープ、リナ・アンバー

ポストービン発-明日から始まるYC119年度キョウノーク研究事業を目前に控え、独立カプセラや科学者たちがキョウノーク研究センター周辺へと集まりつつある。同施設が存在する連邦領オーヴァン・コンステレーションでは、交通量が計測開始以来の最高値を記録した。

アップウェル・コンソーシアムはキョウノーク研究センターの中核をなすキープスター型シタデルが、ニューエデンで最も多くの滞在者を持つストラクチャになったと発表。ニューエデン全域から集まった研究者や各種スタッフの数は2億5000万人に達している。

また、アップウェル・コンソーシアムはこの機に超人口過密状態におけるストラクチャのパフォーマンスを検証するため、意識思考学会の許可を得て、エンジニアと設計者から成る独自の調査チームを派遣した模様だ。

隔離区域に進入した人間は移動の自由を制限されているが、現場入りする船が減る様子はない。取材班によると研究センターの雰囲気は明るく、プロフェッショナリズムに溢れているとのことだ。
#172 - 2017-04-08 02:07:57 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
カルドール・ヴェランヌ博士による基調講演、YC119年度キョウノーク研究事業始まる
2017-04-06 19:51 スコープ、アルトン・ハヴェリ

ポストービン発-きょう午後、各国の研究チームや独立カプセラを迎えたキョウノーク研究センターで全てのホロスクリーンに基調講演が映し出され、YC119年度キョウノーク研究事業が正式に開始された。

研究センターにはニューエデン各地の遺伝子エンジニアや生物医学者、ウィルス学者、医療関係者など、様々な分野の専門家が集まっており、星間メディアは今回の科学的研究が100年以上前のサンシャ国攻略戦以来となる、ニューエデン最大規模の共同事業になるだろうと報じている。

基調講演は意識思考学界の研究開発ディレクター、カルドール・ヴェランヌ博士が進行役を務めた。博士は「今回のプロジェクトでは前例がないレベルの協力と結束が実現している」と賞賛し、「感染症が拡散した責任を追求するのではなく、可能な限り多くの命を救うため、迅速に良き解決策を見出す」ことが目的だと繰り返した。

研究事業の参加者はこの言葉に喝采を送った後、隔離区域から送られ続けているデータを分析するため、それぞれの作業へと戻っていった。
#173 - 2017-04-08 04:02:06 UTC
#174 - 2017-04-08 04:04:52 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
速報 - キョウノーク研究センターで事件発生、研究者の遺体見つかる
2017-04-07 10:49 スコープ、リナ・アンバー

ポストービン発-今朝、意識思考学会研究チームの上級メンバーが死亡しているのが発見され、キョウノーク研究センターでは厳戒態勢がとられている。遺体が見つかった現場も含め、昨夜から今日未明にかけて2つの研究所が何者かに襲撃された模様だ。

死亡した研究者の身元は明かされていないが、襲われたのは2つの主要なウィルス研究所で、RP4ヘモファイト精錬施設で発生したキョウノーク感染症のオリジナルデータが保管されていた。犠牲者はここで起きた事件に巻き込まれたのではないかと考えられている。

キョウノーク研究事業研究開発ディレクター、カルドール・ヴェランヌ博士は、今朝の状況説明会で参加者たちに事件について報告し、落ち着いて行動するよう求めた。

現時点では犯人の動機や被害の程度はほとんど分かっていない。スコープはキョウノーク研究センターの今後の動きを引き続き報じていく。
#175 - 2017-04-08 13:20:08 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
速報 - キョウノーク研究センターでキョウノーク感染症発生
2017-04-08 10:46 スコープ、リナ・アンバー

ポストービン発-キョウノーク研究センターでキョウノーク感染症が発生し、意識思考学会の警備部隊と医療スタッフが状況をコントロールしようと必死の努力を続けている。

現時点で確認されている情報によれば、研究センター全体が警備部隊によって封鎖され、完全な隔離措置がとられている模様だ。ドッキングベイも閉鎖されて施設から出入りできなくなっており、外部との通信手段も大部分が遮断されている。

スコープは裏付けとなる証拠を得られていないが、昨日のウィルス研究所に対する襲撃によって汚染物質の密封が解け、ウィルスが空気中に流出、キョウノーク感染症発生の引き金となった可能性が高い。

研究センター内の目撃者によると、いくつかのデッキで緊急用ストロボライトが点灯しているという。また、警備員と医療スタッフが汚染をくいとどめようと、多くの研究所や保管庫、整備用セクターを完全に封鎖したとの情報も寄せられている。

スコープ・ギャラクティック・ニュースネットワークは状況を注視し、新しい情報が入り次第、続報にてお知らせする。
#176 - 2017-04-10 14:59:08 UTC
キョウノーク研究事業終了、除染装置が到着
2017-04-09 16:20 スコープ、リナ・アンバー

ポストービン発-きょう午前、研究事業を終えたキョウノーク研究センターにポーテック製薬の輸送船団が到着した。

100隻以上のオベリスク級超大型輸送艦で構成された船団は、除染装置や医療用品、遠隔操縦式探査装置などの救援物資を運んできたものと見られている。船団は午前中を通してキープスターに入港し続け、現在は数千万トンの荷下ろしに追われている最中だ。

同様の光景はムットコン、オイジャネン、エフ星系でも繰り広げられており、科学者たちは研究事業の結果を反映した行動に備えつつ、キョウノーク感染症のさらなる調査とテストのために準備を進めている。

膨大な人員と船舶を動員してニューエデンの4ヶ所で同時に進められているこの救援活動は、史上最大規模の補給作戦として各方面から高く評価されている。

状況に変化があり次第、スコープは続報にてお知らせする。
#177 - 2017-04-11 15:21:52 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
バイオテクノロジー企業、キョウノーク感染症解毒剤の量産を開始...研究事業の大きな成果
2017-04-10 20:38 スコープ、アルトン・ハヴェリ

ポストービン発-数億回分のキョウノーク感染症解毒剤「A116-0410-1」を製造するため、ニューエデン各地が量産に向けて動き始めている。

ポーテック製薬とエイフィル・アンド・コーのガレンテ・ミンマター合同研究チームは、多くの独立カプセラの科学者から多大な協力を得て、解毒剤の開発へと漕ぎつけた。

より一般的には「0410」という名で呼ばれているこの解毒剤は、隔離中のRP4ヘモファイト精錬施設のすぐ近くにあるキョウノーク研究センターでテストされ、その効き目が実証された。今後は製造が終わり次第、4ヶ所のキョウノーク感染症発生地へ投入されるものと思われる。

キョウノーク・ウィルスは依然として非常に凶暴かつ危険な病原体だが、こうして有効な解毒剤が開発されたことで感染症の治療が可能となり、専門家は初期症状(ステージ1ないし2)を示している感染者のうち、最大で90%が完全に回復するだろうと予測している。

スコープは現在ジャロン・カサラス、アキラ・カサラス父娘について調査を進めており、研究事業開催中に新たに確認された情報は、2人が2月初めのキョウノーク・ピット侵入事件に深く関与したことを示唆している。

波乱に富んだ研究事業は終わったが、連邦情報局は開催期間中の大規模なデータ破損について、意識思考学会および指令執行局と共同で捜査を行うと発表した。

0410の第一陣は数時間以内にガレンテ連邦とカルダリ連合の隔離区域へ到着する予定で、研究事業は数兆人の命を救う結果に終わった。しかし、キョウノーク感染症の発生源が何だったのか、どういった目的で拡散されたのか、そもそも誰が黒幕なのか、いまだ多くの謎が残されている。

状況に変化があり次第、スコープは続報にてお知らせする。
#178 - 2017-04-12 15:30:40 UTC
インナーサークルとSoEが議定書を締結、プロジェクト・ディスカバリーはCONCORD管轄下へ
2017-04-11 17:02 スコープ、リナ・アンバー

ユーライ発-今日、CONCORDインナーサークルとシスターズ・オブ・イブは共同声明を発表し、プロジェクト・ディスカバリーの管轄権移譲に関する議定書を締結したと発表した。

プロジェクト・ディスカバリーはYC117年初頭のドリフターズ出現をきっかけに、ドリフターズの体組織サンプルの解析と包括的分類を目的として、YC118年3月から開始された。この研究プログラムは記録的短期間で目的を達成すると、アンチファルマコンブースターやアルファクローン技術などの数々の成果を残し、SoE先端研究部門の主任研究員、エマ・ランドバーグ教授からも高い評価を受けた。

特にアルファクローン技術はアルファとオメガの2種類のクローンを実現した画期的な新技術だったが、SoEがCONCORDに諮ることなく四大国へ提供したため、激しい議論を呼んだ。本来であれば、戦略的技術共有はユーライ協定のアルファ・ガンマ・12指令に基づき、CONCORDが担当すべき事柄だったからだ。YC118年10月の特別会合で未認可の技術共有が明らかになって以来、星間外交界はCONCORDが何らかの報復に出るのではないかと何度となく噂してきた。

ところが現実には、今回の共同声明に非難めいた言葉は一切なかった。
「今日の星間コミュニティの状況を鑑みるに、あらゆる科学的発見と技術的進歩を等しく偏りなく共有するには、液体ルータネットワークを介した市民科学活動を適切な監督下に置くことが必要不可欠だと言えます。そのような共同作業からどれほどの恩恵が得られるのか、私たちは意識思考学会のH4-RP4キープスターにおけるキョウノーク研究事業の成功を目の当たりにしたばかりです」

また、声明は「ニューエデンの市民によるドリフター体組織サンプルの分散的解析において、枠組みを構築する上でランドバーグ教授のビジョンとイノベーションが大きな役割を果たした」と感謝を述べた。CONCORDはプロジェクト・ディスカバリーの新しいディレクターに、著名な天体物理学者にして系外惑星学者、CONCORD深宇宙研究部門の責任者であるミシェル・マイヨール教授を指名している。

プロジェクト・ディスカバリーの再編には数ヶ月かかると予想されており、移行が完了するまではドリフター体組織の解析が続けられる予定だ。
#179 - 2017-04-14 14:18:17 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
各地で生存者の救出開始...キョウノーク感染症解毒剤の謎、本格的な調査へ
2017-04-12 23:39 スコープ、アルトン・ハヴェリ

ポストービン発-キョウノーク研究センターは今夜も落ち着かない雰囲気に包まれている。このキープスターからニューエデン各地の隔離区域へ、大量のキョウノーク感染症解毒剤「エージェント0410」が送り出されているからだ。

ジェノリューション社は感染症が発生したエフ星系のバイオテック製品製造施設に対し、金曜日にも除染作業を開始すると発表した。同社によると、隔離区域内の37万人が既に感染症で死亡しているものの、医師たちは残る35万9000人の大部分が治療によって回復すると確信しているそうだ。処置を受けた生存者は経過を見るために別の安全な隔離区域へ移され、汚染されたデッキはキョウノーク・ウィルスを除去するために真空状態に置かれる。除染作業はこの一連の流れが完了した後で予定されている。

きょう午前、キョウノーク研究センターに隣接するRP4ヘモファイト精錬施設でも封鎖が解かれ、多量の0410とともに医療用品や栄養物、除染機器などが運びこまれた。施設では800万人のうち700万人以上が死亡しており、内部は「想像を絶する」惨状を呈していたという。生存者の治療と避難が完了したのち、RP4もエフ星系のジェノリューション社ステーションと同様に完全な真空状態に置かれる予定だ。

ジャッカス・ローデン大統領は今朝の記者会見において、RP4でキョウノーク感染症が発生するまでの経緯と、キョウノーク研究事業開催中に発生したデジタル攻撃、物理的攻撃について調査するため、元老院に監督委員会が設置されると発表した。委員会は指令執行局の調査チームから支援を受けつつ、事件の全容解明を目指す。

ミンマター共和国でも午前中にサンマター・シャコールが部族会議に臨み、フリーダムエクステンション社軌道エレベーターの軌道上プラットフォーム...現在はムットコン2高軌道上...における感染症の拡大状況を詳しく説明した。サンマターは共和国保安局が感染症を制圧するためにフリーダムエクステンション社、エイフィル・アンド・コーと協働していることを明かし、エイフィル社が独自に開発した空中散布型0410のプロトタイプがテスト中だと語った。救出作業については、現時点で約23万人が死亡しているものの、除染が成功すれば70万人以上を救出できる見込みだとしている。

フリーダムエクステンション社が株主総会で発表した施設の置き換え計画によれば、新しい軌道上プラットフォームは来週初めに現場へ到着し、軌道エレベーターに取り付けられる。施設全体は14日以内に稼動を再開する見通しだ。共和国保安局は生存者の救出完了後、既存のプラットフォームを「軌道から離脱させる前に宇宙空間へ排気する」ことにしている。これは共和国保安局とフリーダムエクステンション社の共同記者会見でアブジャ・エトバルド現地要員管理官が明らかにしたもので、エトバルド管理官はプラットフォームが惑星南部のキスターク海上空を通過する際、大気圏に突入して分解するだろうと語った。

カルダリ連合代表取締委員会は、ミルスカー市を覆う隔離用ナノシールドドームは除染作業が完了するまでそのまま維持されると発表した。今朝の会議ではプオク・コッシネン議長が重々しい口調で死者数を報告し、市内に隔離されている3600万人のうち1100万人以上が死亡したことが分かっている。また、ザイノウ社とイシュコネ社はエイフィル社との交渉が成功裏に終わったと述べ、生存者を救出する際に一般的な静脈注射に加えて、空中散布型0410を使用する意向を明らかにした。

委員会は生存者に治療を施して近隣のルーサカ市へ避難させたあと、キョウノーク感染症の痕跡を消滅させるため、ミルスカー市を水素爆発で完全に破壊する方針だ。被害状況を検討した結果、1ヶ月以上におよぶ戒厳令で都市機能のほとんどが修復不可能な域に達しているとの結論が出たことから、このような決定が下された。跡地をどうするかは発表されていないが、都市の再建は早ければ2年ほどで始まるものと見られている。

指令執行局はキョウノーク感染症の起源について本格的な調査を開始している。調査開始の契機となったのは、死亡したカルダリ国粋主義者アキラ・カサラスの血液を使って、ポーテック製薬、シスターズ・オブ・イブ、エイフィル社が解毒剤の開発に成功したことだ。実のところ、感染症の治療法とされているのはキョウノーク・ウィルスを不活性化するよう設計されたバイオ粒子であり、遺伝子学者やウィルス学者たちはこの治療法について様々な憶測を巡らせている。

多くの専門家は、このようにして流行を沈静化させるのは生物兵器分野で一般的な方法だと指摘し、キョウノーク感染症はこれまで考えられていたような自然発生的な病気ではなく、人為的に開発されたものである可能性が高いと分析している。

状況に変化があり次第、スコープは続報にてお知らせする。
#180 - 2017-04-18 14:55:02 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
エフ星系で生存者の治療と避難が成功、除染作業始まる
2017-04-14 20:54 スコープ、リナ・アンバー

エフ発-先ほどのジェノリューション社の発表によると、キョウノーク感染症が発生したバイオテック製品製造施設の汚染デッキで宇宙空間への排気作業が行われた模様だ。これに先立ち、2つの研究開発センターと主要医療センターに2月中旬から閉じこめられていた35万9000人の生存者が救い出され、応急処置とスクリーニングを経て、安全な隔離区域へと移送された。

ポーテック製薬との密接な連携のもと、ジェノリューション社は隔離区域に残された人々の半数近くを救助し、安定した容態を取り戻すことができた。これもニューエデン四大国から集った研究チームと独立カプセラ達がかつてない規模で力を合わせたおかげである。生存者たちが移送可能な状態になると、ステーション管理スタッフが汚染されたデッキのエアロックを開き、残留するキョウノーク・ウィルスを死滅させるために真空状態を作り出した。

隔離区域では少なくとも48時間このままの状態が続き、再加圧したあとは37万人の遺体の回収と研究開発センターの除染が開始される。

ポーテック製薬にコメントを求めると、同社はキョウノーク研究事業の成功における独立カプセラの功績の大きさを強調した。

コルアゾール地区流通マネージャー(感染症が発生したアリディアに隣接しており、同リージョンでの業務も担当している)のストランダーズ・アクタンは特にフェニックス海軍システムズ(Phoenix Naval Systems)を挙げ、キョウノーク研究センターで混乱の最中に盗まれた重要なテスト機器兼治療装置を、この独立カプセラアライアンスが見つけ出してくれたと話した。彼らの活躍は声明で次のように言及されている。
「試作型PEI、すなわち携帯型緊急注入装置はキョウノーク感染症解毒剤『エージェント0410』の初期テストにとって極めて重要な存在でした。この装置の回収に深く関わったのがPNSです」

指令執行局がキョウノーク研究事業研究開発ディレクター、カルドール・ヴェランヌ博士の捜索を正式に開始したという関連ニュースもある。博士は研究事業終了後から行方不明者として登録されているが、多くの独立カプセラは研究事業開催中にクローンジャック(ユーライ協定によってニューエデン全域で禁じられた行為)が行われた証拠を示しており、悪意を持った人物が博士になりすましていたのだと主張する声も上がっている。

新しい情報が入り次第、スコープはキョウノーク研究事業の影響について続報にてお知らせする。
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