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#181 - 2017-04-22 05:14:44 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
ホームガードがミルスカー市への解毒剤散布完了を報告、直接治療とスクリーニングへ
2017-04-17 22:18 スコープ、アルトン・ハヴェリ

オイジャネン発-きょう午後、代表取締委員会はミルスカー市救難活動の進捗状況について報告を受け、ホームガードはイシュコネ社とザイノウ社によるキョウノーク感染症解毒剤「エージェント0410」の空中散布が成功したと報告した。

ホームガードのローントレック方面安全保障担当官と戦術アドバイザーを務めるアシアイネラス・イスキは、委員会において次のように発言している。
「市を覆う隔離用ナノドーム内で48時間にわたってエージェント0410を空中炸裂させ続け、現存する地上建築物とあらゆる生命体に解毒剤が行き渡りました。地下層とMARTN(ミルスカー・アシーガ・ルーサカ交通機関ネットワーク)の封鎖エリアに対する高圧放水洗浄も午前をもって完了しています」

「5時間ほど前、連合ピースキーパーHAZTAC(危険環境戦術コマンド)、ホームガード、コーポレート警備保障の兵員がザイノウ社とイシュコネ社の医療要員を連れて隔離区域に入りました。メディアで妙な噂が流れないよう先に明言しておきますが、ポーテック製薬と意識思考学会はミルスカー市への立ち入り許可を要請しています。我々はキョウノーク研究事業で発生した数々の問題を考慮し、連合の安全保障の完全性を保つためにこの要請を拒否しました」

今夕、オイジャネン2のすぐ近くでカプセラ同士の艦隊戦が発生し、連合軍は軌道上での活動を数時間にわたって中断せざるをえなくなった。それ以降、彼らは安全確保を最優先に考えているようだ。なお、艦隊戦はノーザン・コアリション(Northern Coalition.)と友軍艦隊がソーラーシチズンズ(Solar Citizens)のヴェンデッタ級大型艦載機母艦を攻撃したことで発生したものである。

ヴェンデッタ級が撃沈され、宙域からカプセラ艦隊が撤収すると、連合軍はまもなく救難活動を再開した。約2000万人の生存者の治療とスクリーニング、ミルスカー市からの避難は来週中にも始まり、感染していない、あるいは回復したと判断された人々はルーサカ市へ移送される。

スコープが入手した資料によれば、ヌケン星系のライダイ社ステーションではカルダリ海軍と同社の技術者たちが試作型水素利用装置を用意しており、避難完了後のミルスカー市を破壊するために使用される予定だ。

一方、ミンマター共和国ではムットコン星系に対する政府の処置が強引すぎるとの批判が一転し、賞賛の声へ変わっている。ミンマター国内のキョウノーク感染症による死者数は23万人に達しているが、ニューエデン全体では3000万人が死亡しており、全体のわずか0.8%を占めるにすぎないという事実が判明したためだ。

共和国保安局のアドランド・アルスバード局長は感染症発生後はじめての会見に臨み、フリーダムエクステンション社の従業員が「施設を迅速かつ効率的に封鎖し、人類史上もっとも恐るべき病原体が広まるのを防ぐために命を捧げた」と称えた。

記者がキョウノーク問題に対する共和国の対応について質問すると、アルスバード局長は情熱的に言葉を継いだ。
「マターリの人々は脅かされるとはどういうことか知っています。生き残るために戦い、我らが遺産、血統、人民を守るとはどういうことなのかも。ミンマター人は毎日のように国境の向こう側から脅威にさらされているのです。我々の存在そのものが挑戦されない日はありません」

「ニューエデン全体にとって、感染症の発生は星間レベルの危機だったでしょう。しかし、マターリにとっては新たな試練の1つに過ぎませんでした。試されたのは生き延びる意思、前進し続ける力、そして最も大切なものを守り抜く決意です。最も大切なものとは何か。人民に他なりません。共和国はパフォーマンスに走らず、ためらわず、手を緩めることもしませんでした。自らの命を投げうち、地上で生きる350億の兄弟姉妹へキョウノーク感染症が広まることを防いだ従業員たちは英雄です。彼らはその行いにふさわしい敬意を払われるでしょう」

「問題対応の詳細を公開しなかったのは安全上の理由に加えて、集団ヒステリーを防ぐためでもあります。情報を無制限に公開すれば混乱を招き、人命という高い代償をもたらしたであろうことは、連合と連邦を見れば明らかです。これ以上なく重大かつ困難な決断を下し、行動を選択する時でさえ、共和国は常に人民を第一に考えます」

ガレンテ連邦ではRP4ヘモファイト精錬施設の救難活動が計画通り進んでおり、治療とスクリーニングを受けた何千人もの生存者がキョウノーク研究センターへ運ばれている。生存者たちは聞き取り調査を受けてから解放される予定だ。

状況に変化があり次第、スコープは続報にてお知らせする。
#182 - 2017-04-22 16:26:56 UTC
クァフェ社輸送船団撃沈事件の第1回審問が終了、カルダリ企業裁判所は違法行為と判断
2017-04-19 22:58 スコープ、リナ・アンバー

マウラシ発-きょう午後、3月25日に発生したクァフェ社輸送船団撃沈事件の第1回審問がザ・フォージのカルダリ企業裁判所本部で開かれ、企業裁判所は船団が「カルダリ税関部隊によって違法に撃沈された」と判断した。

クァフェ社の輸送船団はオベリスク級超大型輸送艦7隻で構成され、カルダリボーダーソーンを通ってカルダリから出国しようとしていた。船団はカルダリ領カッシガイネン星系において、ガレンテ領アルゴギル星系行きスターゲートから数AU離れた税関施設へ向かったあと、カルダリ税関部隊の攻撃によって撃沈された。

船体が破壊される際にフライトレコーダーが激しく損傷したため、撃沈された7隻が記録したデータは不完全で証拠として採用できないと判断された。審問では船団の最後の音声記録が再生され、税関施設に到着した直後、操舵手と技術スタッフが船体の断裂、ミサイルの発射、爆発について言葉を交わしていたことが明らかになった。

税関部隊の指揮官は法廷に立ち、輸送船団が施設の近くで減速してハイパースペースを脱したとき、7隻はおのずと分解し始めたと証言。この事件では施設も攻撃時のデブリによってひどく損傷している。

パイロット・アルファ(法的理由により指揮官の名前を報道することはできない)は、7隻が現場に到着した時点で「船内の機能不全かシステム障害」によって操縦不能に陥っていたと断言した。その後の展開については、「船体が分解したあと、施設が高速で飛来するデブリで危険にさらされているのは明らかでした。施設へのダメージを最小限に抑え、人員の安全を確保するため、私は残骸に対する自由射撃命令を発しました」と説明した。

企業裁判所によると、残骸からはスコージ、インフェルノタイプのトルピードとヘビーミサイルで使用されている物質が残留物として見つかった。これらのミサイルは事件当日もカルダリ税関に配備されていたことが確認されており、税関艦艇の記録によれば、7分間の交戦で600発以上のミサイルが発射されている。

3月25日の事件をめぐるクァフェ社とカルダリ税関の法廷闘争はさらに続くようだが、クァフェ社の輸送船はまったく救難信号を出しておらず、カルダリ税関の主張にはやや難があるかもしれない。法律専門家たちは、クァフェ社輸送船団が認可された航行計画を外れて税関施設へ転針した瞬間から、カルダリ税関がオベリスク級超大型輸送艦7隻および乗組員4,691名の安全と健全性に対する責任を負ったと解釈した。これはカルダリ国内法と星間法の両方を検討し、ユーライ協定下で連合軍が課される「注意義務」を考慮に入れた見解である。

カルダリ税関は事件について星間メディアにコメントすることを拒んでいるが、7隻がどういった原因で破壊されたのであれ、船団と乗組員の喪失は連合軍が責任を負わなければならないだろうと専門家たちは考えている。

スコープが管理執行局にコメントを求めたところ、DEDジェネシス艦隊司令官オド・コラチ准将の名前で回答があった。内容は以下のとおり。
「DEDは状況を検討した結果、これはカルダリ企業裁判所によって処理されるべき問題だと結論づけました。本局は事件の調査を支援し、必要ならば第三者として証拠を評価しますが、クァフェ社がカルダリ連合において企業たる地位を持ち、それゆえ、死亡した4,700名もカルダリ国民として関連する諸権利を有していたことから、事件はカルダリ企業裁判所の管轄下にあります」

クァフェ社輸送船団撃沈事件の審理は数週間かけて行われる見通しだ。今後の展開について、スコープは続報にてお知らせする。
#183 - 2017-04-23 02:33:48 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
ジェノリューション社がステーションの除染を完了、研究開発センターは5月から運用再開
2017-04-21 14:55 スコープ、リナ・アンバー

エフ発-きょう昼過ぎ、ジェノリューション社は7日間の除染作業を完了し、エフ5軌道上バイオテック製品製造施設からキョウノーク感染症が一掃されたと発表した。

本格的な除染作業は汚染された3つのデッキを真空状態に置くことから始まった。48時間後の4月14日、汚染除去チームが5日間におよぶ遺体回収作業を開始し、2月中旬にデッキが隔離されてから感染症で命を落とした37万人が収容された。

ジェノリューション社は施設における最終的な死亡者数が371,814名で確定したことを公表し、ただちに身元確認と企業向け生命保険に関する正式な手続きに着手すると明言。処理しなければならない案件の多さを考えると、すべての手続きを終えるまで数週間はかかるものと思われる。

また、同社は生存者の応急処置と移送を支援したポーテック製薬、エイフィル・アンド・コーの人員に謝意を表するとともに、封鎖されていた研究開発センターの設備を修理・交換した上で、5月1日から運用を再開する方針を明かした。以上が施設の流通責任者、オイルジャ・アルジュス博士によって星間メディア向け声明で発表された内容である。

ところ変わってムットコン星系では、フリーダムエクステンション社が休止状態の軌道エレベーターに新しい軌道上プラットフォームを接続する作業を始めている。接続作業はきょう深夜には完了する見通しで、施設全体が72時間以内に営業を再開する予定だ。

放棄されたプラットフォームは今なお高軌道上を漂っているが、フリーダムエクステンション社はエージェント0410の空中散布を行い、48時間かけて除染作業を成功させたことを発表した。なお、隔離区域から救出された生存者のほぼ半数は既にスクリーニングを終え、さらなる治療を受けるために解放されている模様だ。

ジェノリューション社による最終的な死亡者数の報告に続いて、共和国保安局もムットコン星系の隔離区域で合計229,997名が死亡したと宣言した。

現時点ではポストービン星系とオイジャネン星系での除染作業に関する新しい情報は入ってきていないが、これらの隔離区域は他に比べてはるかに規模が大きいため、作業もさらに時間を要するだろうと専門家は見ている。

除染作業の進行状況について、スコープは続報にてお知らせする。
#184 - 2017-04-26 15:59:26 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
連合ピースキーパーがミルスカー市救難活動の進捗状況を公開...再建事業をめぐる巨大企業の争奪戦
2017-04-24 20:17 ノゴエイハヴィ、ヤスダ・ハドカ

オイジャネン発-きょう午後、連合ピースキーパーはミルスカー市救難活動の進捗状況を公開し、オイジャネン2で進められている大規模な輸送作戦の詳細を明かした。

記者会見はニューエデン標準時13:00から始まり、連合ピースキーパーのヴァラノリ・ルーキン司令官が声明を読み上げた。
「連合軍将兵の効率的な働きとザイノウ社およびイシュコネ社の尽力により、ミルスカー市都市圏におけるキョウノーク感染症生存者の4分の3がスクリーニングを終え、既に避難を開始しています」

「幸いにも交通インフラの一部が機能しているため、1週間で1800万人以上を運べる輸送能力を確保できました。ホームガード、連合ピースキーパー、イシュコネウォッチ、ピースアンドオーダー警備の諸部隊が連携し、ミルスカー市と南へ2,000km離れたルーサカ市を結ぶMARTNの3路線のほか、航空輸送も駆使して24時間態勢で救難活動を進めています」

無許可の立ち入りを防ぐため、ミルスカー市にはいまだに隔離用ナノシールドドームが設置されており、会見はドームから100kmほど離れた連合ピースキーパー作戦司令部で行われた。ルーキン司令官はルーサカ市西部に「大規模な組み立て式住宅群」を用意していると語り、人口2億人以上を誇るルーサカ市のインフラと公共サービスは、今回の事件による流入人口をカバーして余りあるだろうと請け負った。

現時点では救難活動と除染作業の完了予定日は発表されておらず、都市の破壊もいつ実行されるのか分かっていない。しかし、すでに複数の巨大企業がミルスカー市当局による都市再建契約の競争入札に参加しており、復旧事業単体で1兆isk近いと推定される巨額の契約をめぐって、特にスクーベスタ社とカルダリ建設の2社が激しい争いを繰り広げている。
#185 - 2017-04-29 03:14:10 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
アストラル採掘がRP4の死者数を発表、施設の閉鎖を決定
2017-04-26 22:59 スコープ、アルトン・ハヴェリ

アレンティーン発-きょう午後、アストラル採掘は声明を発表し、2月にキョウノーク感染症が発生したRP4ヘモファイト精錬施設が閉鎖されるとの風聞を事実だと認めた。

今日の記者会見ではキャレル・オルサー博士が出席するという珍しい光景が見られた。オルサー博士はアストラル採掘のCEOだが、めったに人前に姿を現さない。彼女は連邦領ポストービン星系の精錬施設からすべてのキョウノーク感染症生存者が避難を終えたことを明かし、施設で二次的な除染作業が始まっていると発表した。

オルサー博士は悲しみを露わにしながら、次のように言葉を続けた。
「このような施設に長く駐在する従業員が施設内に移り住み、家族を呼び寄せるのは珍しいことではありません。そのために、一家全員が感染症で亡くなるというケースさえ起きました」

博士は施設の最終死亡者数が7,209,461人に上ると話したのち、RP4が閉鎖されることを認めた。
「施設は操業を再開せず、感染症の調査が終わったあとはキョウノーク記念研究センターへ寄付されます。精錬所は亡くなられた方々を追悼する記念碑として捧げられ、研究センターによるHAZMAT訓練の舞台として新しい役目を担います」

連邦情報局内部調査特務部、通称ブラックイーグルスは感染症が発生した原因を特定するために現場入りする予定だ。この調査では施設のセキュリティメインフレームから極めて重要なバックアップデータが抽出される可能性が高い。ただし、当初の計画では最終的な除染が完了するまで少なくとも4週間はかかると見込まれおり、除染作業が終わるまでもうしばらく待たなければならない。

記者会見ではポーテック製薬の代表者が生存者についての質問に答え、RP4を生き延びた96万人のほとんどがスクリーニングを終えて、研究センターから移動することを認められたとの報道を事実だと認めた。とはいえ、50万人近くが今なお研究センター内で療養中であり、事情聴取のために連邦情報局に拘束されている人間も多い。

感染症の発生原因について新しい事実が判明した際は、スコープは続報にてお知らせする。
#186 - 2017-05-04 06:19:21 UTC
代表取締委員会がオイジャネン2の最終死亡者数を発表、連合軍はミルスカー市の破壊準備を進める
2017-05-03 23:00 スコープ、リナ・アンバー

オイジャネン発-代表取締委員会はミルスカー市におけるキョウノーク感染症の最終死亡者数を発表した。感染症がニューエデン各地で発生した2月から、ミルスカー市には無期限隔離措置がとられていた。

代表取締委員会のオド・ハカーレン企業広報部長が星間メディアにむけて発した声明によると、ミルスカー市の合計死亡者数は14,716,509人。キョウノーク感染症に感染したパイロットが郊外に不時着したのち、市内には戒厳令が敷かれ、都市の大部分は廃墟となった。なお、パイロットの身元はテンプリス・ドラグナースのメンバー、ヒアク・パケラであることが連合軍によって確認されている。

正確な死亡者数が判明したことで、キョウノーク感染症がミルスカー市の人口の45.7%を死に至らしめたという事実も明らかになった。一部のガレンテ系人権団体は、感染症発生後に複数のガレンテ市民が隔離区域内に拘留されて命を落としたことについて、連合軍に不当行為として抗議するよう連邦政府に働きかけている。一方カルダリでは、連合ピースキーパーがミルスカー市の破壊作業を日曜の夜間にかけて行うと予告した。現時点ではどのカルダリ巨大企業が数兆isk規模の都市再建事業を担うことになるのかは分かっていない。

エフ星系では感染症によって封鎖されていたジェノリューション社の製造施設が正常な状態に戻り、予定通り月曜日から営業を再開している。昨日は意識思考学会の視察団が訪れ、CONCORDインナーサクルの代表メンバーを務めるマツィ・ライシュ上級指導者らが施設を見て回った。

ムットコン星系でも問題が解決に向かいつつある。フリーダムエクステンション社の軌道エレベーターは追加の安全検査を行い、予定から少し遅れたものの、きのう夜から貨物と旅客の輸送を再開した。放棄された旧プラットフォームは今でも惑星高軌道上に浮かんでいるが、エイフィル・アンド・コーは生存者全員の手当てと避難が完了したと発表している。共和国保安局は日曜日に旧プラットフォームを軌道から逸らし、ムットコン2の大気圏に突入させて処分する予定で、プラットフォームは惑星南部のキスターク海上空で燃え尽きる見込み。

ガレンテ連邦ではポーテック製薬がRP4の除染完了を発表。感染症の発生原因を突き止めるため、連邦情報局は数日中にも現地入りするものと思われる。現時点ではRP4で700万人以上が死亡した責任はカルダリ人アキラ・カサラスにあると考えられているが、彼女の動機が何だったのか、わずか6週間で2200万人以上の命を奪ったニューエデン各地の惨劇とどんな関係があるのかは、今のところ分かっていない。

新しい展開があればスコープは続報にてお知らせする。
#187 - 2017-05-13 04:02:49 UTC
ミルスカー市の破壊完了、都市再建事業はスクーベスタ社が獲得
2017-05-08 22:08 スコープ、アルトン・ハヴェリ

オイジャネン発-ミルスカー市当局は先ほど、都市再建にかかわる事業契約をスクーベスタ社が獲得したと発表した。スクーベスタ社とカルダリ建設はこの契約をめぐって激しい争奪戦を繰り広げていたが、きょう午後になって交渉が終了していた。

これに先立ち、昨日はミルスカー市の破壊作業が行われた。かつて3600万の人々が暮らした都市は水素を利用した反物質兵器で完全に破壊され、12回の爆発は2月中旬から続いていた隔離をついに終わらせた。

カルダリ全体で数十億人に見守られた破壊作業は、放棄された都市を再開発のために一掃するだけでなく、ライダイ社が開発中の水素利用型弾頭をテストする目的もあった。この兵器を設計したライダイ社開発チームのリーダー、サッカトッカ・リムセン博士は、テスト結果を「完全な成功、期待していたよりはるかに良い結果」と評したとカルダリメディアは伝えている。連合軍が星間メディアへ公開した軌道上からの画像には、瓦礫の山と化したミルスカー市の姿が捉えられていた。

スクーベスタ社が発表したプレスリリースによれば、瓦礫の撤去作業は6月上旬から始まり、1500万人以上の雇用が創出される見込みだ。再利用可能な資源を回収するだけでも2兆isk以上の価値があると予想される。

都市の再建がいつから始まるのかは決まっていないが、エンジニアリングと経済の専門家らは再建事業のコストが7兆iskに達する可能性もあると見込んでおり、カルダリ国内の経済的刺激を必要としている地域には今後5年から10年かけて4000万以上の雇用がもたらされるだろうと考えている。

ミンマター共和国では、キョウノーク感染症の発生により放棄されたフリーダムエクステンション社の軌道上プラットフォームが無事に軌道を離れた。プラットフォームがムットコン2の大気圏に突入して燃え上がると、南極に近いキスターク海上空は真夜中の光のショーで彩られた。ミンマター海軍はプラットフォームの破壊作業が完全に成功し、破片は地上に到達する前にすべて消滅したと発表している。

キョウノーク問題について新たな展開があれば、スコープは続報にてお知らせする。
#188 - 2017-05-14 05:55:18 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
SCCが量子エンタングルドヘリウム取引の規制を緩和
2017-05-09 10:59 スコープ、リナ・アンバー

ユーライ発-通商保護委員会は、今日の取引再開時から量子エンタングルドヘリウム4(QE 4-He)取引に関する規制を緩和するとの最終通知を発した。キモトロ証券取引所は新たに認可されるQE 4-Heチップがジタ星系のカプセラ市場で活発に取引されることを見越して、準備を進めている。

有名なPLEX規格のもとで10年近く販売されてきたQE 4-Heチップは、幾度かの改良を重ね、その根幹をなす封じ込め技術を強化してきた。そしてついに、この技術は今までより正確な量のQE 4-Heを小型チップに格納することを可能としたのである。

「従来のPLEX規格は何年にもわたってSCCと星間マーケットで使われ続け、大きな功績を残しました。しかし、これまでの封じ込め技術はQE 4-Heが比較的多くなければ安定させることができず、以前から過剰な格納量が問題となっていました。私たちはこの状況を改善しなければなりません」
SCC代替可能商品規制委員会のジョナス・スカーラクはこのようにコメントしている。
「きょう投入されるのはアルファクローン技術という新たなチャンスに刺激を受けた、日々進歩する技術に肩を並べる金融商品です」

「数十年前、これと似た状況がミンマターのウラン型量子(UBQ)でも起こりました。UBQは濃縮ウランが詰まったドラム缶の代わりになっただけでなく、共和国の様々な技術でウラン使用量が増加している現実を象徴していたのです」

「各国が合意に達した今、規制緩和とPLEX規格の改定はあらゆる人々に利益をもたらすでしょう」
#189 - 2017-05-18 15:48:50 UTC
連邦情報局がRP4の情報機器を押収
2017-05-09 10:59 スコープ、リナ・アンバー

ポストービン発-2月に発生したキョウノーク危機の調査を進める中で、連邦情報局がRP4から大量の情報機器を押収していたことが分かった。RP4は採掘・鉱石処理プラットフォームとしてアストラル採掘が所有していたが、施設内でキョウノーク感染症が発生したために現在は閉鎖されている。

アストラル採掘の関係者によれば、押収された機器は警備ホロ映像記録装置のデータコアから液体ルータ、メンテナンス記録、緊急放送機器まで多岐にわたり、いずれも現場から物理的に剥ぎ取られていたという。押収物はレニン星系の連邦情報局本部へと送られ、現在は「保安および内部調査にかかわる特務部門」、通称ブラックイーグルスが解析にあたり、カサラス一家がキョウノーク問題に関与した動機や、700万の人命を奪った感染症がどこから発生したのか調べを進めている。

ガレンテ国内では連邦情報局に対して法的観点から批判の声が上がっており、このような調査活動はアストラル採掘の企業活動へ土足で踏みこむに等しい、行き過ぎた行為だと指摘されている。しかし、ブラックイーグルスを指揮するメンタス・ブラーク局長は、「どのようなケースであれ、これほど重要かつ大規模な調査では物理的証拠を押収するのが必要不可欠」だとコメントし、批判を一蹴した。

ノゴエイハヴィ・ニュースネットワークのヤスダ・ハドカがさらに質問を投げかけると、ブラーク局長はブラックイーグルスへの批判は「馬鹿げている」と断言。「SDIIはガレンテ国内の治安に対する潜在的脅威を取り締まり、連邦の安全を守る責任を負っていることを思い出していただきたい」と訴えたのち、「キョウノーク・ピットへ侵入した疑いのかけられているカサラス一家とその共犯者たちが、連邦の安全、ガレンテ国民の平穏にとってもはや脅威ではないと判断できるまで」、ブラックイーグルスは行動をやめないと宣言した。

ブラーク局長とともに会見に出席したトーン・ガトロー主任エージェント兼エージェント管理官は、調査の過程において多数の人間を拘束したものの、現時点では正式な起訴には至っていないと説明した。

連邦情報局による調査に新たな展開があれば、スコープは続報にてお知らせする。
#190 - 2017-05-21 03:27:40 UTC
ブラッドレイダーが高性能造船所を建設、カプセラが反応するもアップウェルとDEDはコメントせず
2017-05-17 02:04 スコープ、リナ・アンバー

ピリオドベイシス、E-DOF2発-ピリオドベイシスで活動するカプセラからの報告によると、ブラッドレイダー盟約はアップウェル・コンソーシアムのソティヨ型プラットフォームを改造した高性能造船所を建設した模様だ。

ハウス・アトラス(House Aratus)のゼイリン・マリカディ(Theyrin Maricadie)が5月12日に存在を確認して以来、ブラッドレイダーのソティヨ型造船所は様々なカプセラグループに繰り返し攻撃されてきた。これまでのところ、ブラッドレイダーはすべての攻撃者を強力な防衛艦隊で撃退し、造船所を最大限の火力で防衛する決意を見せつけている。

この造船所は主力艦建造に専念しているようだが、ブラッドレイダーがソティヨ型エンジニアリング複合施設を改造して使っている事実には多くの疑問が湧き上がる。繰り返し説明を求めたにもかかわらず、アップウェル・コンソーシアムのセキュリティ部門である『友好と相互援助』局はコメントを拒否している。

数回にわたるカプセラの攻撃が失敗に終わり、ブラッドレイダーの戦力はこれまで以上に強力になっているとの指摘もあるが、DEDも取材要請に応じる気配がない。現時点ではブラッドレイダー盟約に対するDEDの脅威評価は従来のままである。
#191 - 2017-05-21 07:59:11 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
スコープニュース – ブラッドレイダー造船所攻撃中!
2017-05-19

ブラッドレイダー造船所の発見から1週間後、インペリウム(Imperium)艦隊が造船所を攻撃し、リーンフォースモードへ移行させることに成功しました。造船所を最初に発見したのはゼイリン・マリカディ(Theyrin Maricadie)という名のカプセラです。彼はインペリウムによる大規模な捜索活動に参加していました。

「私たちは捜索に2日かけました。1日目は動きが活発な、他の場所より可能性のある場所を調べました。2日目はすべてのアステロイドベルトを念入りに調査し、Dスキャンや戦闘プローブ、使えるものは何でも使いました。1つの星系に1人のパイロットしか割り当てていなかったので、ソティヨがある星系に当たったのはラッキーでしたよ」

「ある星系でワープする輸送艦を目にして、私はDスキャンを確認しました。Dスキャンでは輸送艦を追えませんでしたが、戦闘プローブを使ってもう一度見つけることができました。私はこれは何かあると思い、座標を特定して現場へ飛んだんです」

「いやあ、ワープした時は興奮しましたね。造船所のグリッドに着くと仲間たちに連絡しました。『おい、見つけたぞ』。まるで魔法の言葉みたいでした。本当に刺激的な経験でしたよ」

それから数日のあいだ、造船所に対して比較的小規模な攻撃が行われましたが、恐るべき防衛艦隊によってすべて撃退されました。しかし、昨夜のインペリウム艦隊は機動性に富むパニッシャー級フリゲートを主力とし、高速飛行によってブラッドレイダーの攻撃を回避しつつ、造船所をリーンフォースモードへ移行させるのに十分なダメージを与えることに成功しました。

造船所はピリオドベイシスのE-DOF2星系に存在し、現地はレッドアライアンス(Red Alliance)の支配下にありますが、インペリウムは艦隊を展開する許可を得ているようです。造船所を破壊できれば非常に貴重な技術を回収できるだろうと噂されているため、造船所が陥落に近づくにつれて争奪戦が激化する可能性もあります。ライバルを追い払いながら同時にブラッドレイダーを倒すのは至難の業ではないか、というのが大方の見方です。

造船所への攻撃に激怒したブラッドレイダーの指導者オミール・サリクサは、今日、支持者たちへ次のようなメッセージを放送しました。

「空虚とは迷い子と弱き者のための夜。
偽りの信仰に盲にされて、どうやって物を見るのか?
膝を屈しておきながら、どうやって運命を御するというのか?
立ち上がって己の心を覗いてみよ。
そこに流れている血は清らかか?
あるいは金と祭司の戯言に穢され、薄められているか?
今こそ赤き神の光を受けて輝くのだ!
今こそ、血と鉄によって己のさだめを鍛えるのだ。
血の盟約こそ宇宙の真理。
我らが盟約は星々のあいだに灯された道しるべ。
我らが工場は建造の赤き火焔で燃えあがり、すべての戦船は血と炎の洗礼を受けるであろう!
聖なる仕事を始めようではないか。
剣を持ち、大いなる真実の実りを刈り取ろうではないか!
力ある私と一つになり、永遠の生命を得るがいい」

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ヘッドラインニュース
・...カプセラ艦隊がブラッドレイダーの大型造船所を発見。管理執行局はピリオドベイシスの状況にコメントせず。
・スクーベスタ社の資源回収チームがミルスカー市跡地で準備開始。
・連邦情報局は元アストラル採掘社員3名を拘束するもコメント拒否。
・サンマター・シャコールがムットコン2で演説、キョウノーク感染症の死者に哀悼の意を表す。
・代表取締委員会が第2四半期はガレンテ・カルダリ間の部分的国境閉鎖を維持すると発表。
・ブラッドレイダー造船所を発見したカプセラはハウス・アトラス(House Aratus)のゼイリン・マリカディだと判明。
・オアサ、マルペイス、ザ・スパイア、エセリウムリーチでローグドローンの活動増加。管理執行局は調査部隊を派遣。
・カプセラホロキャスター、イェビ・ヴィエタル(Jebi Vjetar)のEVElogストリーム配信が反アマーホロネットで注目を集める。
・オイジャネン隔離区域での新兵器テスト成功を受けて、ライダイ社の株価は緩やかに上昇中。
・ローデン大統領がクァフェ社を訪問、同社は3月に発生した船団撃沈事件をめぐってカルダリ税関と係争中。
・CONCORDはユールフェスティバル期間中にテロが防がれたとの報道に反応、報道官は...
#192 - 2017-05-24 15:46:59 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
カプセラがブラッドレイダー造船所を破壊、ブラッドレイダーの指導者は挑戦的な反応を示す
2017-05-23 17:27 スコープ、レト・グロリアクス

ピリオドベイシス、E-DOF2発-5月19日、インペリウム(Imperium)コアリションのカプセラ艦隊がブラッドレイダーのソティヨ型造船所を破壊した。ブラッドレイダー盟約の指導者オミール・サリクサはこの事態に対して、極めて挑戦的な反応を示している。

サリクサはスコープ系列番組「ギャラクティック・アワー」のレト・グロリアクスによる独占インタビューに応じ、造船所の喪失は「大いなる真実へ至るために必要とされた神聖な犠牲」だと断言した。さらに、「血によって聖別された我が軍団は再び仕事に取りかかる。偽りに満ち、みずから分かれ争う信仰無き者をもう一度打ち負かすために」と発言。これはインペリウムとTESTアライアンスがソティヨの戦利品をめぐって交戦したことを示唆していると見て間違いないだろう。

また、サリクサは「豚の女王は卑金でこしらえた玉座に腰を落とす。その姿には力なき統治の怠惰、そしてかの女の血のごとき薄弱さと堕落が現れている!」とも言い放った。この発言は明らかにアマー帝国の女帝カティズ1世を指したものだ。皇宮にコメントを求めたところ、「狂った異端者の戯れ言は玉座の品位にふさわしくない」とのみ回答があった。

一方、カプセラ達はソティヨの防衛能力について近接用地点防衛システムが欠如していたとコメント。この弱点がインペリウムにフリゲートを主力とする艦隊編成を許し、造船所陥落につながったと指摘している。
#193 - 2017-05-27 13:06:24 UTC
クァフェ社とカルダリ軍が輸送船団撃沈事件の和解に合意
2017-05-25 18:01 スコープ、リナ・アンバー

マウラシ発-きょう午後、カルダリ企業裁判所はクァフェ社がカルダリ税関に対する訴えを取り下げたと発表した。両者は法廷外で和解に達し、連合軍へこれ以上の法的措置がとられることはないようだ。

3月からこの事件の審理を担当していたカイ・エタシャンコ判事は、星間メディアへ次のように説明している。
「きょう午前中に和解条件が合意に達し、クァフェ・カンパニーは連合軍に対するあらゆる係争中の訴訟を取り下げました。和解の詳しい内容は当然ながら当事者間でのみ共有されており、記録保管局が管理する情報はすべて適切に更新されています」

法律専門家は、これほど早く和解が成立したのは連合軍側が極めて高額な賠償金を支払うことを受け入れたからだと考えており、様々な要素を考慮すると、その額は5000億iskを上回る可能性もあるという。

企業裁判所の発表に続いて連合軍司令官ミニネラ・エリネン元帥も会見を開き、本件におけるカルダリ軍の立場を明確にした。
「本日、SAFとクァフェ社のあいだで和解が成立しましたが、この問題におけるSAFの立場は変わりありません」

「3月26日に発生した事件は...結果的にクァフェ社の輸送船団が失われる結果を招きましたが...いまだ議論の余地があります。両当事者は企業裁判所に完全かつ詳細な事件経過報告を提出できず、何が原因となって7隻の艦船が破壊され、4,691名の乗組員が死亡したのか説明することもできませんでした」

「SAFは2つの目的から和解に応じました。1つ目は、時間とコストのかかる訴訟を回避するためです。そのような訴訟が続けば、厳重な警戒が求められる情勢下において、本来なら連合の防衛に用いられたであろう労力を浪費することになります。2つ目は、事件で亡くなった人々の尊厳と記憶を守るためです。犠牲者全員がカルダリ連合の帰化市民だったという事実は、メディアと社会の皆さんに改めて申し上げておきたいと思います」

エリネン元帥は連合軍の見解をさらに詳しく述べて会見を終えた。元帥が「結論として、SAFは事件によって死亡したクァフェ社従業員4,691名に対しいかなる責任も負わない」と発言したため、彼女の会見内容はガレンテ国内から激しい批判を受けている。

「事件発生時、艦船と乗組員がカルダリ領内に存在し、SAFの管轄下にあったこと、カルダリ税関の指示を受けていたことは認めます。しかし、クァフェ社との和解に合意したからといって、事件に対する責任を認めるわけでも、受け入れるわけでもありません」

会見終了後、エリネン元帥は唐突にカルダリ企業裁判所のメイン会議場から退出し、集まった記者たちが質問する機会は与えられなかった。
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