CSM 17th候補者 Brisc Rubal

Brisc Rubal

原文:Fourth and Out - Brisc's Final Campaign for CSM

以下、和訳


最後にもう一度 ―― Brisc RubalをCSM17に再選させよう

Brisc Rubalは、EVE ONLINEのベテランプレーヤーであり、ヌルセキュリティでのPvPプレイヤー、EVEのメディアパーソナリティであり、そしてCSMメンバーでもあります。彼はEVE Onlineを始めた2006年以来、New Eden全域で活動してきました。CSMでの働きや自身のストリーミングによって、Briscは最も有名なEVEプレイヤーの一人となっています。

ハイセキュリティのミッションランナーだったこともあります。時にはタマでゲートキャンプをして、ローセクに身を寄せていたりもしていました。彼は二隻のタイタンを失いましたが、そのうちの一隻はライブ配信されたM2-XFEの戦いにおけるものです。また、Nergalのキル数では今でも歴代トップ25に入っています。彼のキャリアのほとんどは、ヌルセキュリティでのサブキャピタル艦やキャピタル艦のパイロットとしてのものであり、現在はInitiativeのPvPプレイヤーとして働いています。彼は別キャラをKarmaFleetに潜入させたりもしました。Merkelchen曰く、彼は「コーポレーションの中で唯一、実際にはコーポレーションに属さない指揮官」なのです。

彼はEVE Onlineのトークショーの中でも最もたくさん視聴されているImperium News Networkの「The Meta Show」で共同ホストを務めていて、親友であるInnominateとMerkelchenと共に週に6日、RampageIncに参加しています。これは北米タイムゾーンで配信されるEVEストリームの中でも最もよく視聴されているもののひとつで、EVEパートナーシッププログラムにも選ばれています。また、自身のTwitchチャンネルでもEVEの配信をしており、YouTubeチャンネルでは普段、Meta Showで使うための動画を作成しています。彼はCSM13、15、16に選出されました。

頻繁に話題にされることではありますが、彼はFountain Frankとは無関係です。Briscとはまったく似ても似つきません。皆さん、陰謀論はやめましょう。

この宇宙で有名な存在になったとはいえ、彼はまだFCでもなく、(Initiativeを運営していると度々非難されていますが)アライアンスのリーダーでもなく、コーポレーションのCEOでも外交官でもありません。彼は今でもこのゲームに夢中で、ほとんど毎日プレイしているのです。ビールの空瓶の山、フェイサボリスの破壊された建造物たち、Onlyfansに投稿された熱いバスタブの中にいる彼の写真など、多くの証拠がそれを物語っています。

Brisc Rubalは、現実世界のアメリカで、ベテランの法律家であり政治家でもあるBrian Schoenemanという正体を持っています。彼は本業で、連邦議会とホワイトハウスで米国最大の船員組合を代表しています。二度選挙に立候補し、複数回連邦議会の証言台に立ち、100万人以上の住民を抱えるバージニア州最大の郡における選挙管理委員長、アメリカ政府閣僚の特別補佐官および上級スピーチライターを務め、Twitterで認証され、オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ(訳注:MLBオリオールズのホームグラウンド)のど真ん中で昼寝をして世間を騒がせ、Rachel Maddow(訳注:アメリカの人気キャスター)はテレビで彼をからかったことについて謝罪しました。

マイ EVE ONLINE ストーリー

私のEVE ONLINEの物語は、奇妙なことに「Star Wars:Galaxies」から始まる。「Star Wars:Galaxies」がアナウンスされて以来、大学の友人と私はそれをプレイする計画を立てていた。そして2003年に発売されると、私たちは全力で取りかかった。強固なギルドを立ち上げ、CSMのSOE(訳注:Sony Online Entertainment)版とも言える「Player Corresponder Program(プレイヤー特派員プログラム)」に参加し、ゲームが終焉を迎えるまで、私は最長のメンバーであり続けたんだ。

SOEが自分たちの特派員を無視し、私の相棒、そして私が愛したゲームを破壊すると決めた後、私たちはその穴を埋めることができるゲームを探し回った。私はWorld of Warcraftを始め、相棒はEVE Onlineを始めた。1年ほど経った2006年7月、彼は私にEVEを試してみるよう強く勧め、そして私は飛び込んでみることにしたんだ。

まったくもって空振りだったね。私はこのゲームにおびえていたんだよ。最初の数ヶ月のほとんどをステーションにドッキングしたままでスキルトレーニングすることに費やした。このゲームの評判は聞いていた。あっという間に他のプレイヤーに殺されるだろうと覚悟しながら、初めてステーションから飛び立ったことを覚えている。いずれにしても、それは私の興味を引き続けるものではなかった。私は月に1、2回ほどミッションをこなすために現れては、あちこち飛び回り、コープに入ろうと試みた(それがどこだったかは今は思い出せないけどね)が、あまり乗り気にはなれなかった。数ヶ月ごとに戻ってきては、いつの日かレイヴンを飛ばすことを夢見つつ、一人でプレイして、ミッションをこなしたり、アカウントをトレーニングしたりしていた。これがその後10年くらい続いたけど、実際楽しんではいなかったね。私は決してローセクを通過しなかったんだ。

2016年になってようやく、私は完全にゲームに復帰した。私のリアルでの政治関係の友人がとても活発にプレイしていて、テナルのグループに参加していた。彼は私にも参加してほしいと望んだので、私は復帰し、そこへ行くことを決心したんだ。私にはオスプレイ海軍仕様(すぐにローセクでPandemic Legionによるゲートキャンプでロストしたけどね)と自分のスキルの他は何も持っていなかった。私はとうとうテナルにたどり着き、本当の意味でEVE Onlineを始めることになった。今回は何が違ったのか? 一緒にプレイする友達がいた。物事を理解するのを助けてくれるコープがいた。私はついに、PvPでもそれなりに勝てるようになった。それらすべてが合わさり、私は10年を経てついにEVE ONLINE中毒になったんだ。それ以来、私が最も長くログインしなかったのは、2019年にバンされた時の2週間だけだったね。

ヌルセクコープに初めて入社した日から6ヶ月は、ゲームをイチから学び直し、長年にわたってハイセキュリティ空間で学んできた物事をすべて捨てて、ヌルセキュリティでのPvPに参加した。当時、私はDRONE WALKERSで活動しており、2017年1月にSTK-Scientificに入社した。STK-Scientificは、当時DRONE WALKERSの中核コープのひとつであり、メンバーにはアライアンスの管理者もいた。私は彼らからスカウトを受けたが、それは現在のCEOの言葉を借りれば「真にPvPを遂行し、自分の領土を守ろうとする意思を持つ唯一の人物」だったからとのこと。STK-ScientificとDRONE WALKERSの一員として、私たちは2017年前半、M-OEE8の戦いを含むすべての主要な戦争に参加し、Circle-Of-Twoの裏切りに遭うまではDRONE WALKERSにとどまった。Adversityによってテナルから追い出された後、私たちはキャッチリージョンにあるTESTの寝床にたどり着き、最終的にフェイサボリスにスペースを与えられることになったんだ。私はそこで初めてラッティング用のキャリア船をInner Hellのメンバーに墜とされた。しかし、Circle-Of-Twoがそのスペースが欲しいと言い出し、DRONE WALKERSからキャッチに戻るように言われたんだ。キャッチに住むかって? いいや。そうしてSTK-ScientificはDRONE WALKERSを離れ、Initiativeの傘下に戻り、Initiative Mercenariesに加わった。2ヶ月後、私たちはInitiative MercenariesからInitiativeに移り、それ以来ずっとそこにいるんだ。

その頃、STK-Scientificの仲間達からCSMに立候補するように言われ、悩まされるようになった。私は何度も「NO」と言ったけれど、彼らはとうとう私を説き伏せてしまったんだ。私は出馬を決意し、ウェブサイト、テレビコマーシャル、有料広告、「Open Comms」「Talking in Stations」「Declarations of War」「Mindclash」などのEVE関連のTwitchストリームやポッドキャストへの出演などを通じて、情報を拡散する本格的なキャンペーンを始めた。私はOpen Commsチームにも招待され、2021年初めに番組を離れるまで参加していたんだ。

皆さんのおかげで、私はCSM 13に選出された。CSM 13に参加している間、私は最も親しみやすく活発なCSMメンバーの1人という評価を得た。私はいくつもの集会やフォーラムを開催し、20以上のEVE関連Disdordに積極的に参加し、さまざまなEVEメディアへの出演を続け、2018年のEVE VegasでのCSM円卓会議を自力で開催し、アイスランドでは両方のCSMサミットに出席した。RedditやEVE Onlineのフォーラムに投稿することを心がけ、CCPに対してプレイヤーの代表として力を尽くしたんだ。ワームホール、国家間戦争やローセキュリティでプレイするパイロット達、そしてハイセキュリティで活動するミッションランナー達(私もそこに含まれている)など、充分なサービスを受けていないコミュニティにも働きかけたよ。その間、私は毎日のようにプレイし続け、タイタンを失いつつも、Hard KnocksをRage(訳注:ワームホール空間「J115405」の別称)から追い出す手助けをし、いくつかの面白いビデオを作り、コープとアライアンス内での責任あるポジションをすべて避けていたんだ。

このすべてが崩壊してしまったのは2019年4月、私がNDA(訳注:秘密保持契約)に違反したとして告発され、Initiativeの二人の主要FCであるPandoralicaとDark Shinesとともに永久追放された時のことだった。CCPとの協力の末、私たちは汚名を晴らすことに成功し、二週間後には「共謀はなく、完全に無罪」として復職を果たした。私が自分の正体を隠してこなかったことから、このえん罪による私生活への影響は重大なものだった。そして私はCSMを辞任し、2019年の2期目には立候補しないことを選択したんだ。

その2019年、私はEVEでプレイヤー達を墜とすことに時間を費やした。CSM13を離れた後、私はほぼ毎日フリートに参加し、(だいたいは強制されて)ラッティングや採掘をして、(総合格闘技UFCのペイ・パー・ビューがなかったら)ほぼ毎週KarmaFleetとのSaturday Night Swarmに参加していた。さらに2019年のEVE VegasとEVE Londonに参加し、シンジケートリージョンではPineconesにウィドウを墜とされ、Meta Showに共同ホストとして参加した。私はCSM以外のゲームコミュニティへのアンバサダーであり続けるために最善を尽くしたんだ。

でも、よくあることだけれど、参加していた試合を突如として外から眺める立場になった時、また試合に復帰したいという欲求が大きく膨らんでくるものだ。それに、コミュニティ内では私が無罪放免になったにもかかわらず、どういうわけか私が会社を脅したとか、さもなければ本当はやましいことがあったのではないかという偏見が未だに残っているように感じたんだ。そして私は、この手の批判を打ち消すためには、再びCSMに立候補して任期を全うするしかないと悟ったのさ。だから、息抜きにゲームを楽しんでいる間も、少なくとももう一度チャンスを掴むべきだと考えた。妻の賛意もあり、思案の末、私はCSM15に立候補することを決意したんだ。

New Eden中のプレイヤーたちのおかげで、私はCSM13での勝利よりもさらに大差をつけてCSM15に選ばれ、活動を開始した。帰ってきた古参の一人として、私はすぐに新人達が迅速に動けるように手助けし、ビデオ形式でのCSM会議という新しい環境に対応する準備に取りかかった。私はCSMの非公式な記録係として、開催されたほぼすべてのミーティングを記録し、CSM内部で何が起きているのかを半月ごとに更新して透明性をもってプレイヤーに情報を提供した。私はCSM15の任期で開催された50回の会議の90%以上に出席したんだ。私は、EVEメール、Discord、Reddit、公式フォーラム、およびさまざまなEVE関連メディアを通じて質問に答えるなど、プレイヤーが存在するあらゆる場所で身を粉にして働いた。同時に、私は毎日ゲームをプレイし続けていて、DelveのNPC領における複数のキープスター戦のマラソンライブストリームで(プレイしながら)司会を務め、同様にM2-XFE初戦での14時間に渡るニュース速報ストリームの中継キャスターを(Imperium側で最初に墜ちた五隻のタイタンの内の一隻を墜とされながら)務め、第2戦でもINN報道の中継を務めたんだ。

CSM15の全期間を通じて、開発者にプレイヤーの関心事を伝えるべく尽力し、オートパイロット機能へのジャンプブリッジの追加など、クオリティオブライフの向上につながる修正を提唱したことも含め、多くの重要な取り組みに成功し、プレイヤー達にもとても好評だったね。特に今年は旅行がなかったこともあり、CSMが単にアイスランドに無料で旅行している有名プレイヤーの集団であるだけではない、それ以上の存在であることをプレイヤー達に示そうと、最後まで最善を尽くしたよ。この年は本当に大変だったけれど、相応の努力をしたと確信しているんだ。結果がそれを物語っているよ。

そしてもちろん、CCPにレッドドット(訳注:インベントリにアイテムを追加したとき、アイテムアイコンに付く赤い印)を修正させたよ。

レッドドットが修正されたことによってコミュニティから大きな支持を集めたこともあり、私はCSM16に立候補することを決め、ゲーム内経済の「修正」というCCPの継続的な試みへ対抗することに活動の焦点を当てた。この「修正」は結果的にニューエデン全体に大きな混乱を起こし、未だにその影響が残っているものだ。さらに、AFK((訳注:Away from keyboardの略。ゲーム中の離席)クロークキャンプ問題の修正や、キャピタルとスーパーキャピタル専用のラッティングサイトの作成の提唱、プレイヤーが求めていた小さなゲームプレイやクオリティオブライフの改善にも継続的に取り組んで、前向きにゲームを変化させるプレイヤー主導のアイデアを推進し続けたんだ。

皆さんのおかげで、CSM16では過去最大の大差で当選し、4人目のプレイヤーとしてCSMに選出されたんだ。CSM16は、私が務めたCSMの中でも最も困難な任期だった。COVID-19の影響で対面のサミットがない状態が続いたことに加え、ヌルセキュリティの大規模戦争の結果生まれた緊張関係、CCPの継続的な緊縮政策と産業の変更により、CSM16での活動は大きなチャレンジとなった。それでも移動式観測所(AFKクロークキャンプの修正として)、CONCORDローグ解析ビーコンの登場、ゲーム内のルート構築システムへのアンシブレックスジャンプゲートの追加を含む、多くのクオリティオブライフ面での改善など、コミュニティに多くの成果をもたらすために懸命に働いた。また(私のように)数学が苦手なプレイヤーのためにストラクチャの強化時間が終わる正確な日時が表示されるようにしたり、シールドタイマーのダメージキャップの上昇や、キープスターのドゥームズデイデバイスの標的をキャピタル船に限定するなどのシタデルの修正もしたんだ。これでいつの日か「史上最もドゥームズデイでやられたプレイヤー」としての私の時代を終わらせる時が来るだろうね。

私の専門分野

私は基本的にはヌルセキュリティのPvPプレイヤーだ。過去6年間の大部分をPvPアライアンスで過ごしてきた。その結果、私はサブキャピタルPvP、大規模艦隊でのPvP、キャピタルPvP(タイタンやスーパーキャリアを含む)、そしてその領域の政策に明るくなった。私たちがワームホールの中やその周辺で行ってきた仕事のおかげで、ワームホールについても多くのことを学んできたよ。もっとも自分のことをワームホールのエキスパートと名乗るのはためらわれるけどね(ただし、私の事が大好きなユーモアのないワームホールプレイヤー達をからかうときは別だけど)。私はハイセキュリティでのミッションも続けているし、ストラクチャもそこで保有しているから、ストラクチャについてやこのゲームの物流面についてもいくらか熟知している。採掘については積極的に学ぼうとしなかったけれど、私のコープメンバーのおかげでイヤになるほど多くのことを知ってしまったんだ。

私が他に専門としているのはゲーム外のことになるけれど、ゲームを補完するものになる。私はTwitchでトーク番組を運営する方法を知っているし、StreamFleetコミュニティの中でも、より高度なポッドキャストやトークショーを展開できる司会のひとりだ。 リアルではロビー活動を経験し、そして元公務員、元弁護士として培った専門的なスキルのすべては、まさしくCSMで成功するために必要とされる類いのものなんだ。――人間関係の構築方法、共同作業の方法、専門家集団における働き方、そして支持者に最も素晴らしい成果をもたらすために駆使する説得術の使い方とかね。

また私は、CSMとEVEメディアの両方でCCPに関わってきた今までの経験と、同社によって告発され、追放され、免責された経験が、ゲームとCCPに対して他のCSM候補者とは違ったユニークな視点を私に与えてくれると信じている。プレイヤーの皆さんに約束できることの一つとして、私は、私自身の経験を拠り所にし、誰にごまをすることもなく、あなたたちの利益のために権力に対して真実を語るであろうことだ。

私は昨年、プレイヤー経済を破壊し、プレイヤーを大量にゲームから追い出したCCPの間違った決定の責任を追及し続けてきた。もし最後の任期に選出されたなら、私はこの件の取り組みを続けるつもりだ。

なぜ再び立候補するのか? プレイヤーはBrisc Rubalの最後の任期に何を期待できるのか?

いったいなぜ再び立候補するのかとよく聞かれるよ。特に前回の任期がいかに困難なものであったかについて公に話しているし、過去の任期中に追放されたり、リアルでは殺害予告や嫌がらせを受けたりなど、頻繁に問題を抱えていたからね。特に、物議を醸した広告キャンペーンやゲーム変更、その他プレイヤー層を怒らせるような発表についてCSMに知らせていなかったことなど、CCPの多くの過ちがあってから「CCPはCSMに何も知らせていない」といった一般認識が広まって、この手の質問もかなり増えてきたんだ。

この質問に対する私の答えは単純さ。誰かがそれをしなければならず、私はそれがとても得意なんだ。プレイヤー達がCSMのことを好きであろうとなかろうと、CCPはCSMを必要としている。そしてそれができうる限り効果的なものとなるためには、仕事をこなし、顔を出し、参加し、そしてCCPやコミュニティと誠実に対話する意思と能力があるプレイヤーが必要なんだ。CSMは何もせずに報酬をもらう名誉職じゃない。この宇宙で有名な存在だったり、優れたストリーマーや艦隊指揮官であることに対する報酬ではないんだ。効果的にやるためには時間も労力も、そして献身も必要だが、私は今までギリギリ最低限(もしくはそれ以下)のことしかしない、実にたくさんのCSMメンバー達とも働いてきた。プレイヤー達を代表するのは、時間をかけて一生懸命仕事に打ち込む人物であるべきだろう。それは単純に、労働倫理として私のDNAに染みついていることなんだ。私に投票するようお願いするということは、私がもう一年、最も親しみやすいCSMメンバーであり続けると確約するということだ。そして私はニューエデン中で力の限りプレイヤー達に耳を傾け、応え、そして対話するだろう。私はいつも同意するわけではないだろうし、自分の意見を披露することを決してためらったりはしないが、私が嫌いな人物だったり反対する意見であったとしても、私は常にプレイヤーとプレイスタイルを代表し、CCPに声を届けていくだろう。これが私のCSMの役割に対する考え方であり、この仕事を選んだ理由なんだ。

私はまた、この任期中にCSMが学んできた経験がどれだけ失われてしまうのかについても心配している。今期のCSMには、少なくとも6人、おそらくそれ以上の新しいメンバーが参加することになるだろう。Innominate氏がいなくなることで、再選を目指して立候補する現職の中で私が最も長く在任していることになるはずだ。私は真剣にCSMの「長老」になるという責任を負うつもりであり、CSM17で仕事をする多くの新CSMメンバーのメンターになれるよう願っているんだ。

最後にはっきり宣言しておくが、私は今回を最後の選挙キャンペーンにするつもりだ。再出馬するつもりはない。私は自分の時間を過ごしたし、再選された前提でいうと、任期制限が確立されたことで、私は自分のキャリアを自然な形で終わらせる場所を手に入れたんだ。私はこの仕事をしたいと願う他のプレイヤー達に、私がかつて得たのと同様に、その機会を手に入れてほしいと思う。

私がCSMで最後の任期についたとき、プレイヤー達が期待できる成果というのは、私が就任した3度の任期と同じだ。私は、プレイスタイルや(ニューエデンや現実の世界において)どこに住んでいるか、もしくはゲームで何をしているかに関わりなく、すべてのEVE Onlineプレイヤーを代表して毎日懸命に働くつもりなんだ。私はEVE Onlineがその30年の節目に向けて生き残ってほしいし、栄えていてほしい。だから私はCCPが30年目の節目に向けて前進できるよう、良き助言、フィードバック、そしてアイデアを提供すべく、できることはすべて行うつもりだ。

なんてこった! これは長い■■■■■■■(原文伏せ字)投稿だね。

Briscのリスト

2018年の最初のキャンペーン以来、Briscはプレイヤーのアイデアをリストアップし、それぞれの任期中にCCPに持ちかけるためにアイデアや議題を補完してきました。これらの多くが、この4年間でゲームに組み込まれてきました。今回は、Briscにとって任期制限にかかる前の最後の任期になりますので、彼は以下の分野の項目に焦点を当てるつもりです。(これらはキャンペーン期間中、新しいアイデアが登場するたびに更新される予定です)

CSM17の重要事項と課題

#1 宇宙のあらゆる分野に対応したコンテンツ制作

  • 国家間戦争とローセキュリティの刷新
  • ミッションシステムの刷新と、新ミッションの追加
  • キャリアエージェントを刷新し、新規プレイヤー体験・トレーニングプロセスを拡充する
  • アビサルデッドスペースでのPvEやワームホール宙域から得られる収入と、その他の宙域で得られる収入の差を是正する
  • ダイナミックバウンティシステムを更新し、パラメータの下限を100%、最大200%とする
  • リザーブバンクのキーの問題を解決し、もっと多くのサイトと、多くのキーが生産され、領有者以外のプレイヤーたちがより多くリザーブバンクを襲撃できるようにする
  • CRAB(CONCORDローグ解析ビーコン)の価格とisk生成の調整を継続し、適切なリスクとリターンのバランスになるようにする

#2 ベテランにとって面白い(そして多少の懐かしさを感じるような)ゲームであり続けるためのリフレッシュ

  • 新たな艦船とドローン
    • トリグラヴィアン製のタイタン
    • EDENCOM製ドレッドノート
    • トリグラヴィアン製のドローン
    • スーパータイタン(ドゥームズデイ・デバイス装填時間の短縮、コストとEHP〔実効ヒットポイント〕の増加)
    • マイナスのセキュリティステータスに基づいたボーナスを持つ海賊艦
  • 新しいタイプのシタデル
  • 艦船の旧3Dモデルをスキンとして復刻
  • より多くのフィッティングを保存できるようにする
  • シタデルの所有者がミッションエージェントに対価を支払うことで、エージェントの拠点にさせることを可能にする
  • 領有権の変更
    • TCU(領域支配用ユニット)とIHUB(領域管理用拠点)の統合
    • 領有権を持つ者が、これらの構造物を通して様々な方法で自分の領域をアップグレードできるようにする
  • すべてのヌルセキュリティリージョンにNPC領土を配置し、最低ひとつのステーションを配備する
  • Pochvenのホームシステム間をつなぐ第3のゲートを開通させる
  • Pochvenのホームシステムの停泊地を有効活用させてほしい。産業用途も含めプレイヤーが利用できるようにし、アップウェルストラクチャのようなボーナスを付与する

#3 壊れた■■■■(原文伏せ字)の修正

  • ■■■■■(原文伏せ字)ゲート周辺にたむろするNPC海賊の除去
  • プレイヤーがデリバリーハンガーを無効にできるようにする
  • プレイヤーがシタデルやアセットセーフティのアイテムを削除できるようにする
  • プレイヤーがコンテナ内からアイテムをリファイン(精錬)、リパッケージ、修理、売却できるようにする。そしてステーションやシタデルの外でもコンテナを整理できるようにする
  • プレイヤーが複数の艦船を同時にリパッケージできるようにする
  • ステーションでもシタデルと同じようにジャンプクローンを扱えるようにする(例:24時間タイマーなしでステーション内のクローン間をジャンプできるようにする)
  • NPC海賊たちが10,000キロも離れたところからプレイヤーをターゲッティングできないようにする
  • ESI(EVE Swagger Interface、ゲーム情報の外部連携のためのAPI)に関して、繰り返し多くのプレイヤーたちに発生している問題を確認し、対処する
  • ポクヴェンにおけるNPCのAIを修正し、一部プレイヤーがAFKしなくなるようにする
  • 破壊されたストラクチャからドロップしたすべてのコンテナ(および入っているアイテム)を確実にルート可能にする
  • コーポレーション・アライアンスパネルを刷新し、より使いやすくする
  • コープハンガーの追加
  • アクセスリストを新しくして、さまざまな既存システムへ追加する
    • アクセスリストをスタンディングに応じて共有できるようにする
    • 個別ハンガーのアクセスリスト
    • プレイヤーが誰のアクセスリストに自分が載っているかを確認し、望まない場合にブロックできるようにする
    • プレイヤーウォレットのアクセスリスト
  • PI(惑星開発)の改良
    • PI資源の体積を減らす
    • クリック回数を減らす
    • テンプレートの保存、共有を可能にする
    • トイレでもPIを可能にする(EVE Portalアプリ上でのPI)

#4 プレイヤーフレンドリーな収益化 - 本当に望むものに支払わせてほしい

  • スキンの追加
    • コーポレーション用スキン
    • アライアンス用スキン
    • ストラクチャ用スキン
    • 内部構造物用スキン
    • メガソロンのブロンズスキン
    • ヘリオスの連邦警察スキン
  • ネコ耳
  • アカウントごとのクローンの追加
  • 新たなポートレートの背景
  • 新たなコープロゴ画像
  • アライアンス、コープ、個人の契約数の増加
  • プレイヤーによるゲーム内での広告作成

#5 CSM関連の変更

  • CSMに関する透明性の向上
    • CCPは会議のメモや議事録を取り、毎月公開します
    • CCPはビデオ類を見直し、公開資料のリリースによりNDA(秘密保持契約)の対象ではなくなったものを公開します
  • 任期制限の終了
  • 年2回のサミット開催
  • プレイヤー活動に関するより良い指標をプレイヤーに公開
  • 追放されたプレイヤーに対するオンブズマン制度

#6 その他のプレーヤーからの変更リクエスト

  • テック2のリアクティブアーマーハードナー
  • ドローンの動作設定「アグレッション」の下位に「ドローンは独自にターゲットを選択」オプションを追加
  • リンク・ブーストを係留船にも適用
  • キルメールにLogi(支援役)も掲載
  • Heavy Interdiction Cruisers(ワープ妨害型巡洋艦)がサイノシュラフィールドを展開できるようにする
  • レヴナントの戦闘機ハンガー容量の拡大
  • 「アセットセーフティ」タブに、アイテムの受け取りコストを表示する
  • フリートフォーメーションと同じようなジャンプドライブフォーメーションの実装
  • アライアンスによるメダル授与の実装

翻訳者 : Flip Slay
査読者 : 4bumar Sarain

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