パッチノート 2025-07-14.1
訳 ISD Parrot
不具合の修正
フリーランスジョブ
- 本来なら配送ジョブでサポートされていないアイテムを指定してジョブを作成できてしまう不具合を修正しました。
訳 ISD Parrot
訳 ISD Parrot
今日からソーラーフェスのデイリーログイン報酬を配布しています。7月15日から22日まで毎日新しい報酬を用意しているので、ぜひコンプリートを目指してください。
訳 ISD Parrot
訳 ISD Parrot
主力艦/大型主力艦建造業のボトルネックを緩和するため、主力艦建造用アイテムをドロップする探検サイトに変更を加えました。この変更の狙いはサイトにアクセスしやすくすること、そしてサイトにおけるゲームプレイのランダム性を軽減することです。
また、建造用アイテムのドロップ確率とドロップ量も調整しました。今回の調整でどのような影響が出たか継続的に監視し、必要であれば新たな変更を加えます。さらに、ポクヴェンのオーバーマインド・ナーサリー・ネストから高性能電気神経信号機を削除し、同等の価値を持つ換金用アイテムに置きかえました。この建造用アイテムは他のサイトでは今後も入手可能です。
そして最後に、すべてのスリーパーキャッシュに建造用アイテムをレアドロップとして追加しました! このジャックポット的な戦利品が登場したことで、探検プレイがさらに盛り上がることを願っています。
新規参入した産業家が、研究済みブループリントを持つ既存産業家に少しでも追いつきやすくなるよう、特に研究ジョブにかぎってSCC税を調整しました。
訳 ISD Parrot
パイライト関係
パイライトの高騰/不足を緩和するための追加対策として、エコシステムにいくつか微調整を加えます。先日スコダイトとモードゥニウムのパイライト生成量を引き上げた際は、混乱を招くことなく状況を改善できたので、今回も同様の処置を行います。ただ、この処置だけでパイライト不足を大きく改善するのは難しいでしょうから、ハイセク・ローセク宙域の境界と、国家間戦争エリアではないローセク宙域にモードゥニウムの供給源を追加しました。
私たちはこれで問題がすべて解決するとは考えておらず、引きつづき調整が必要だと見込んでいます。例によって状況を見守り、追加のアップデートを行う機会を探っていきます。
鉱石 | 旧パイライト生成量 | 新パイライト生成量 |
---|---|---|
スコダイト | 99 | 110 |
凝縮スコダイト | 103 | 114 |
巨大スコダイト | 110 | 119 |
グロッシー・スコダイト | 114 | 125 |
モードゥニウム | 88 | 97 |
プラム・モードゥニウム | 92 | 101 |
プライズ・モードゥニウム | 97 | 107 |
プランダー・モードゥニウム | 101 | 112 |
モードゥニウムは採掘師の皆さんに掘り出してもらいたくてウズウズしています。ただ、昨日のパッチでは中規模鉱床と小規模鉱床の出現エリアが入れ替わっていました。本来は中規模をローセク宙域、小規模をハイセク宙域に追加するはずだったのです。
AIRデイリー目標システムの改良の一環として、新たなデイリー目標「ジャンプを3回完了する」を追加しました。この目標は他とは違って特定のキャリアに紐づけられていません。4種類のキャリア別目標とともに、毎日チャレンジできる5番目の目標として提示されます。
星系を移動するだけのシンプルな目標ですから、初心者・ベテランを問わず容易に達成できるはずです。これで従来よりもスムーズにデイリーボーナスSPを獲得し、月間報酬トラックを進めることができるでしょう。
目標: 宇宙空間で星系のあいだを3回ジャンプする。
仕組み: 新しい星系へ進んでいこうと、今までいた星系に引き返そうと、とにかくジャンプすればカウントされます。
カウントされるジャンプ:
ミッションをこなす、行ったことがない星系を探検する、ちょっと散歩する…どんな目的でも構いません。星系を少しばかり移動すれば達成できるシンプルな目標です。
訳 ISD Parrot
訳 ISD Parrot
アップスケーリングとは、ゲームを低解像度で描画してからAIやアルゴリズムを用いてスケールアップし、ディスプレイのネイティブ解像度に合わせるレンダリング技術です。この技術を使えばグラフィックスカードの負荷が軽減され、ゲーム画面を高品質に保ちながらパフォーマンスを向上させることができます。要はフレームレートが向上してゲームプレイがよりスムーズになるわけですが、大規模な艦隊戦や、GPUの性能が足かせとなってパフォーマンスが低下する場面では特に有効です。また、それほど高性能ではないグラフィックスカードを使用しているプレイヤーでも、通常なら選択できないような高解像度・グラフィック設定でゲームをプレイできるかもしれません。
フレーム生成はアップスケーリングからさらに一歩踏み込んだ処理を行います。可能なかぎり追加フレームを生成し、フレームレートをもっと向上させるのです。
UprisingエクスパンションでFSR 1を導入したのが2022年。あれから今日までのあいだにアップスケーリング技術は大きく進歩しました。今回のアップデートではNVIDIA、AMD、Intel、そしてAppleの最新ソリューションが追加されます。
アップスケーリングはパフォーマンスの向上に加えて、消費電力を減らす効果もあります。GPUの負荷を軽減すれば温度上昇を抑えられますし、ノートパソコンのようなモバイル端末ではバッテリーがより長持ちするようになるでしょう。アップスケーリングはビジュアルの忠実度とリソース使用量のバランスを取りたいプレイヤーにも役立つ技術なのです。
【Windows】
アップスケーラーを使用するにはEVEクライアントをDX12で起動する必要があります。利用できるアップスケーラーは次のとおりです。
NVIDIA DLSS Super Resolution。フレーム生成機能あり。DLSSのどのバージョンが利用できるかは、プレイヤーが使用しているNVIDIA製ハードウェアとOSの設定によって異なります。もしあなたのPCにGeForce RTX50シリーズのGPUが搭載されているなら、最新のDLSS 4を使えます。DLSSはNVIDIA製ハードウェア専用のソリューションなので、NVIDIAユーザーにおすすめのアップスケーラーです。
FSR 3。フレーム生成機能あり。このアップスケーラーはAMD Radeon RX 5000シリーズ以降、NVIDIA GeForce RTX 20シリーズ以降、Intel Arc Alchemistが対応していますが、AMD製GPUを使用しているプレイヤーに特におすすめです。
Intel XeSS 2はIntel Arc Alchemist、Intel Xe-LP内蔵グラフィックスカード、AMD Radeon RX 6000シリーズ以降、NVIDIA GeForce GTX 10シリーズ以降が対応しています。Intel製GPUを使用しているプレイヤーにおすすめのアップスケーラーです。
以前から導入されていたFSR 1。このアップスケーラーは、昨今のソリューションに対応していない古いハードウェア/環境でプレイしている方に基本的なアップスケーリングを提供します。FSR 1はDX11と12のどちらでも使用可能です。
【macOS】
macOS 13(Ventura)以降の環境では、Appleが提供している高性能アップスケーラー「MetalFX」を利用できます。Intel製GPUとAppleシリコンが対応していますが、Appleシリコンのほうがより進んだバージョンを利用でき、出力品質も優れています。
FSR 1はmacOSでは非推奨になりました。一部環境では手動でMetalFXを選択しなければならないかもしれないので、ご注意ください。
アップスケーリングに関する一般的な注意点
一部のアップスケーラーではアンチエイリアシングなどの設定が無効化されるかもしれません。これはアップスケーリング処理の一環として意図的に行われる動作です。
アップスケーリングでFPSが向上するのは、GPUの性能が足かせとなってパフォーマンスが低下している場合のみです。
すべてのプレイヤーにおすすめできる最良のアップスケーラーは存在しません。皆さんのパソコンの構成やゲーム内における活動があまりにも多種多様だからです。色々なアップスケーラーとアップスケーリング設定を試して、自分に一番合う組み合わせを探してみてください。
アップスケーリング設定ではパフォーマンスと描画品質の優先度を調整できます。アップスケーラー利用時と非利用時で見た目が多少異なるのは仕様です。また、フレーム生成を有効化すると異常な描写がわずかに生じるかもしれませんが、フレームレートをさらに向上させることができます。
垂直同期が思うように機能しないときは、Windowsのシステム設定画面で「ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリング」のオン・オフを切り替えてみてください。この設定を切り替えたことで何かしら影響が出た場合は、ぜひフォーラムで詳細を教えてください。
レイトレーシングは光の物理的な動きをシミュレートする比較的新しいレンダリング技術です。光を近似値にもとづいて描画するのではなく、光源から発せられた光線がどのように進み、オブジェクトと作用し、最終的にカメラに到達するのかを計算して描画します。この技術を使えば照明と影がより自然かつ正確になり、現実世界に近い形で描画されます。
今回のアップデートではレイトレーシングを影にのみ適用します。これにより、2023年に改良された陰影エフェクトはもっと美しくなるでしょう。レイトレーシングを適用された影は従来よりはるかに高精度になります。輪郭はよりシャープに、グラデーションはより滑らかに、そして艦船やステーションのようなオブジェクトの動きを反映してダイナミックに描画されるようになるのです。
影にレイトレーシングを適用するかどうかはグラフィックス設定から切り替えられます。有効化するには設定画面の「影のクオリティ」で「レイトレーシング有効」を選択してください。レイトレーシングを利用するには次の環境が必要です。
【Windows】
【macOS】
訳 ISD Parrot
【スマートライトシステム】
艦船の照明エフェクトのパフォーマンスと反応性を向上させる新機軸、スマートライトシステムが導入されました。
スマートライトシステムは特定の設定を繰り返し用いるプレハブ照明エフェクトを処理します。例えばフレア、一点型・円錐型の照明、ビームエフェクトなどです。
このシステムでは照明エフェクトはデフォルトの色合いを維持しつつ、変数や状態に応じて色々な変化を見せるようになります。
パフォーマンス向上の為に最適化されており、従来よりも描画命令の回数が減少しています。
勢力ごとに汎用的なビジュアル「レシピ」を設定し、艦船の状態(ワープ、入港、戦闘など)に応じて発動させることができます。
今後、宇宙空間のエフェクトをさらにアップデート(デブリフィールドの追加、爆発時のデブリ描写の強化など)することを見据えて、アニメーションをともなうインスタンス化メッシュもサポートしています。
今回のアップデートでは、まずは全種類の巡洋艦にスマートライトシステムを導入します。
【新しいダメージエフェクト】
艦船(プレイヤー・NPCを問わない)のダメージが船体まで到達したときの火煙エフェクトがついに復活しました。このエフェクトはずっと昔、Trinityエクスパンションよりも前の時代に存在していましたが、それ以降は描写されない状態がつづいていました。
火災エフェクトは船体が特定の閾値に達したとき(船体にダメージを受けたときは必ず)出現し、艦船の動きに応じて変化します。
シェーダレベルを「中」または「低」に設定しているときは火災エフェクトは描写されず、まったく読み込まれません。これは艦隊戦のパフォーマンス低下を回避するための仕様です。
小型艦は船体サイズの割に大きな火災が発生します。大型艦は船体サイズが大きいぶん火災も小さく見えますが、複数箇所が炎上します。タイタンでは最大7か所で火災が発生します。
火煙エフェクトはストラクチャでも描写されます。まずは妥当なところから始めたいので、シタデル、リファイナリー、メテノックス、スカイフック、ナビゲーションストラクチャ、エンジニアリング複合施設、アウトポストに導入します。
ストラクチャはハルダメージ10%につき火災が1か所発生するので、最大で10か所が炎上します。なお、火災は同じ場所で2回発生することもあります。
ストラクチャの火災エフェクトも艦船と同じように、シェーダレベルを「高」に設定しているときだけ描写されます。
【新しいハンガーアニメーション】
消火BOB: 艦船が船体ダメージを受けて燃えている状態で入港すると、火を消し止めるために消火BOBが駆けつけます。あなたの船の火災封じ込めプロトコルは一体どうなっているのですか? 彼らがいなければステーション全体が丸焼けになるところでした。
船体ダメージを修理せずに出港すると、ふたたび火災が発生します。
火災は消火されたあとも、艦船が修理されるまでガスや煙を放ちつづけます。
修理BOB: ハンガー内で修理を実行すると、修理BOBがあらゆる方向から飛んできて、30秒間かけてあなたの船を直してくれます。
これはあくまでビジュアルエフェクトです。修理を実行した直後に出港しても、船はきちんと直っています。
修理BOBは艦船を完全に修理したときだけ出現します。部分的に修理したときは出現しません。
修理BOBのモデルとカラーリングは、ステーションを所有する勢力に応じて異なります。消火BOBは(当然ながら)すべてアイスランドの消防車と同じカラーリングで統一されています。
訳 ISD Parrot
訳 ISD Parrot
訳 ISD Parrot
キャラクターに一度に割り当てられるドローンの数を50機から20機に減らしました。ドローンアシスト自体は、プレイヤースキルを発揮する機会を与えてくれる素晴らしい機能です。例えばECMやセンサーダンプナーで攻撃されたり、あるいは単純に射程外に出たりしたとき、味方にドローンを割り当てれば完全に無力にならずに済みます。また、ゲートキャンプ中に要撃型フリゲートにドローンを割り当てて獲物の遮蔽を剥がしたり、インカージョンのようなPvEやPvPで対フリゲート艦に小型ドローンを割り当てたりといった、ニッチなゲームプレイもあります。あなたがリモートリペアに専念したり、あるいはゲームに不慣れだったりする場合は、頼れる友人やコーポレーションメンバーにドローンを委ねて自艦の操縦に集中することも可能です。
ドローンの割り当て最大数を20機に減らすことで、こうした素晴らしい使い方への影響を抑えつつ、あまり望ましくないゲームプレイを抑制できると考えています。
セントリードローン
セントリードローンのシグネチャ半径を巡洋戦艦と同じくらい大きくして、ミサイル、ボム、ヴォートンプロジェクターのダメージが通りやすくします。加えてロックオンにかかる時間を短縮し、セントリーに対してより効果的に反撃できるようにします。
アーマーリグ
新スキル、アーマーレイヤー上級(Advanced Armor Layering)を追加しました。
スキルレベルごとにアーマープレートの質量ペナルティを2%軽減。
最大レベルは5。
四大国の学校ステーションでは1500万ISK、スキルシステムでは1950万ISKで購入可能。
前提要件
アーマーレイヤー レベル4
機械 レベル5
船体強化 レベル5
中小規模のフリートで機動戦をするならシールド防御を選ぶべき、アーマー防御はイマイチだから…私たちはそんな声を耳にしました。この状況を改善するため、今回のアップデートではアーマープレートの質量ペナルティをもう少し軽減する上級スキルを追加し、ほとんどのアーマーリグのペナルティを最高速度から慣性修正乗数に変更しました。この変更なら、シールド/アーマーリグの本来の設計思想、すなわち「ダメージ軽減能力を多少犠牲にして耐久力を高める」という原則から逸脱することはありません。旋回速度や操縦性が低下するので、オービットの軌道が従来より大きくなり、角速度もこれまでほど上がらなくなりますが、逆に標的との距離はコントロールしやすくなるでしょう。きっと実戦では使い勝手が良くなったと感じられるはずです。
これで小規模フリートにおけるアーマー防御の有用性が高まり、AHACのような人気低迷中の船が復権する助けになればと思います。
対戦監視システム
狙撃艦がESSに先回りし、あらかじめ狙撃位置についた状態で遮蔽、他のプレイヤーが進入してきたら遮蔽を解いて攻撃する…という面白みに欠けるゲームプレイを抑制するのが狙いです。
襲撃型戦艦
マイクロジャンプドライブのクールダウン時間70%短縮ボーナスを削除。
ヴァーガー: ミンマター戦艦スキル(レベルごと)の精度低下範囲ボーナスを7.5%から5%に削減。
襲撃型戦艦はESSのメインバンク空間に進入できなくなりました。
襲撃型戦艦は小規模PvPにおいて依然として圧倒的な存在です。火力、防御力、機動力のいずれも素晴らしく、他を萎縮させるほどの強さを誇っています。今回のアップデートではいくらか調整を行い、機動力と引きかえに優れた火力・防御力を有する特性を明確化するとともに、バッションモジュールこそが同艦のアイデンティティであることを強調したいと思います。
ヴァーガーはいまだに並外れた強さなので、追加の微調整をほどこします。この変更を経てもヴァーガーはPvEとPvPのトップ層に君臨し、火力・防御力に関しては揺るぎなき地位を保つでしょう。しかし、ある程度距離があれば、ヴァーガーに直面した相手にも反撃のチャンスが生まれるようになります。
加えて、これは実験的な処置ですが、襲撃型戦艦がESSのメインバンク空間へ進入できないようにします。この変更によってESSでの戦い方がより多様になり、ほかの戦艦・巡洋戦艦に活躍の場がめぐってくるはずです。エコシステム全体がより健全になるかどうか注意しながら、変更の影響を見守りたいと思います。
バッションモジュール
起動中のアーマーリペアラ/シールドブースター回復量ボーナスを100%から60%に削減。
新ボーナス追加: 起動中はアーマーリペアラ/シールドブースターのサイクル時間とキャパシタ消費量が20%減少。
この変更は襲撃型戦艦のアクティブアーマー防御を改善することを目的としており、秒あたりのキャパシタ消費量を増やすことなく現行のリペア効率が維持されます。これまではアスクレピアン・インプラント、ブースター、X型モジュールなどを使用すると、リペア量が最大アーマーの大半または上限を超えることがあり、ハイエンド装備のクロノスやパラディンが性能を発揮しきれない傾向がありました。また、アーマーリペアラはサイクル終了時にリペア効果が適用されるため、シールド防御の襲撃型戦艦より高いプレイヤースキルを要求される側面もありました。
今回の変更によって襲撃型戦艦のアーマーリペアラ過剰回復を防ぎ、限界を追求したハイエンド装備における問題点を改善できればと思います。
加えて、この変更は襲撃型戦艦がPvPで補助シールドブースターを使った際の脅威を多少やわらげます。複数の超大型補助シールドブースターを装備した襲撃型戦艦(ヴァーガー、君のことですよ!)に対しては、コミュニティから多くの不満が寄せられていました。こうした装備は非常に安価なうえ、アクティブ防御の襲撃型戦艦にとって弱点となるはずのキャパシタへの攻撃にも対処できるからです。バッションモジュールの効果の一部がサイクル時間に変更されたことで、補助シールドブースターは打撃を受けるでしょう。このモジュールにとっては各チャージから得られる回復量の大きさこそが重要であって、サイクル時間やキャパシタ消費量は二の次だからです。
戦術駆逐艦
戦術駆逐艦にESSへの進入を認めることで、ローミングにおける使い勝手を改善したいと思います。襲撃型戦艦に対する変更と同じように、状況の変化を促すための実験的な処置です。もし状況があまりにも不健全(例えば、10MNアフターバーナーを積んだ戦術駆逐艦のような捕捉しづらい船が大流行するとか)になれば、改めて変更を加えます。
コンフェッサー
防衛モードの新ボーナス: リモートアーマーリペアラの回復量と起動コストが33%改善。
アマー戦術駆逐艦スキル(レベルごと)の攻撃力ボーナスが5%から7.5%に増加。
最高速度が230m/sから250m/sに増加。
スヴィプル
防衛モードの新ボーナス: リモートシールドブースターの回復量と起動コストが33%改善。
ミンマター戦術駆逐艦スキル(レベルごと)の攻撃力ボーナスが5%から7.5%に増加。
最高速度が220m/sから240m/sに増加。
コンフェッサーとスヴィプルはどちらも少々苦戦しています。現在のコンフェッサーはレトリビューションと重なる部分が多すぎるうえ、レトリビューションのほうがダメージ軽減能力は遥かに優れており、射程ボーナスのおかげで火力も存分に発揮できます。コンフェッサーがレトリビューションに勝っている部分といえば、ユーティリティスロットのおかげでプローブランチャーが装備しやすいことと、射撃モードにおける追加ダメージ/電子戦耐性くらいです。スヴィプルもシュラッシャー海軍仕様のような新型艦や、スタッバー/海軍仕様巡洋艦/中型オートキャノンの強化によって立場が危うくなっています。
一方、ヘカテとジャックドーはまったく好調で、ゲーム内でもっともよく使われている船の一部です。そこで、今回のアップデートではコンフェッサーとスヴィプルの基本ダメージと速度を強化し、もうちょっと存在感を持たせたいと思います。さらに防衛モードにリモートアーマーリペアラ/リモートシールドブースターのボーナスを追加し、PvPあるいはPvEにおいて複数艦で相互リペアを行う能力を備えさせました。
フェロックス海軍仕様
カルダリ巡洋戦艦スキル(レベルごと)の中型ハイブリッドタレット攻撃力ボーナスが10%から7.5%に減少。
カルダリ巡洋戦艦スキル(レベルごと)の中型ハイブリッドタレット追跡速度ボーナスが7.5%から5%に減少。
パワーグリッド出力が1250MWから1150MW(通常のフェロックスと同じ)に減少。
CPU出力が565tfから515tf(通常のフェロックスと同じ)に減少。
カルダリ巡洋戦艦スキル(レベルごと)のシールドブースターCPU使用量軽減ボーナスが7.5%から10%に増加。
最近のフリートではフェロックス海軍仕様ばかり使われているので、同艦に対しては念入りに調整を行います。具体的には、攻撃力/追跡速度ボーナスを減らし、パワーグリッドとCPUも減らしてT1フェロックスと同等にします。この変更を加えても運用がひどく困難になることはありませんが、装備補助モジュールをまったく使わずに5~6個の防御モジュール+レールガン+ドローンリンクオーグメンターを装備するような使い方は難しくなるでしょう。また、パワーグリッドとCPUの基本値を減らすかわりにシールドブースターの装備要件ボーナスを強化し、アクティブ防御に支障がでないよう埋め合わせています。
フェロックス海軍仕様を弱体化しても別の船(ボーチャー、T1フェロックス、ナーガ、ローク)が取ってかわり、状況は大して変わらないのではと心配する声があるのも承知しています。そこで、今回のアップデートではレールガンそのものにも調整をほどこします。
中型/大型レールガン
追跡速度が10%低下。
最適射程距離と精度低下範囲が10%減少。
レールガンはすべてのサイズで他の兵器より頻繁に使われているので、中型/大型レールガンの追跡速度、最適射程距離、精度低下範囲をある程度減少させます。中型レールガンは長年にわたって非常に強力な性能を発揮してきました。大型レールガンは、Viridianエクスパンションでロークを強化し、さらにレールガン自体も追跡速度と発射速度を増加させたことで、一躍トップ層へと躍り出ました。
今回のアップデートで大型レールガンの追跡速度はほぼ元通りになりますが、発射速度の強化はそのままにしておきます。この調整により、大型レールガンが現状(超人気)とViridian以前(不人気)のあいだで良い具合に落ちついてくれることを願います。
今回のアップデートでボーチャー、フェロックス、フェロックス海軍仕様、ローク、ナーガがどうなるかを注視します。もし全体的な状況が変わらないか、弱くなりすぎるようであれば、次回のエクスパンションでさらなる調整を行います。
ナグルファー
ミディアムスロットが6から7へ増加。
ロースロットが6から5へ減少。
ナグルファー海軍仕様
ミディアムスロットが6から7へ増加。
ロースロットが6から5へ減少。
ナグルファー系列のシールド防御性能を向上させるため、ロースロットを1個潰してミディアムスロットを追加しました。これで高角兵器を装備したナグルファーはシールドブースターをより効果的に使えるようになり、シールド防御の対準主力艦ドレッドノートとして今まで以上に活躍することでしょう。ナグルファーの特徴でもある汎用性がやや犠牲になりますが、結局のところ、ここ5年間のドレッドノート界隈はレベレーション一強と言っても過言ではない状況です。それに変更後のT1ナグルファーとスロットレイアウトが共通するT1フェニックスはミサイル艦なので、この変更は妥当だと判断しました。
シン
秘密工作艦スキル(レベルごと)のリペアドローン回復量10%ボーナスを削除。
秘密工作艦スキル(レベルごと)にワープスクランブラーの有効範囲10%ボーナスを追加。
秘密工作艦スキル(レベルごと)にワープスクランブラーの強度+1ボーナスを追加。
上記のボーナスが適用されるのはワープスクランブラーのみ。ワープ妨害器には適用されません。
シンはもっとも使用率が低い秘密工作戦艦で、リペアドローン回復量ボーナスもぱっとしません。私たちはこのボーナスを取り上げ、かわりにワープスクランブラーの有効範囲/強度ボーナスを与えることにしました。本艦にとってはこちらのボーナスのほうがずっと好ましく、秘密工作戦艦の役割にも合致します。標的捕捉能力が強まったことでドロップ時の有用性が向上し、さらには追加のワープスクランブラー強度を活かして大型主力艦襲撃のようなニッチな役割も担えるようになれば嬉しいことです。
アポカリプス
アマー戦艦スキル(レベルごと)の大型エネルギータレット追跡速度7.5%増加ボーナスを削除。
アマー戦艦スキル(レベルごと)の大型エネルギータレット最適射程距離ボーナスが7.5%から10%に増加。
アマー戦艦スキル(レベルごと)に大型エネルギータレット攻撃力ボーナス5%を追加。
アマー戦艦スキル(レベルごと)に大型エネルギータレットのキャパシタ消費量ボーナス10%を追加。
アポカリプス海軍仕様
アマー戦艦スキル(レベルごと)の大型エネルギータレット追跡速度7.5%増加ボーナスを削除。
アマー戦艦スキル(レベルごと)の大型エネルギータレット最適射程距離ボーナスが7.5%から10%に増加。
アマー戦艦スキル(レベルごと)に大型エネルギータレット攻撃力ボーナス7.5%を追加。
アマー戦艦スキル(レベルごと)に大型エネルギータレットのキャパシタ消費量ボーナス10%を追加。
アポカリプス系列を再設計しました。このところ大型エネルギータレットを使う船のあいだで競争が激化しており、アポカリプス、アポカリプス海軍仕様、アバドン、ナイトメア、バールゴーン、アルマゲドン海軍仕様、オラクルが椅子取りゲームを繰り広げています。現状のアポカリプスは攻撃力ボーナス不足で弱々しく感じられ、追跡速度ボーナスも他の船がより優れたダメージ投射能力を持つおかげで特に優秀とは感じられません。具体的に言えば、バールゴーンならウェビとニュート、ナイトメアなら優れた機動力と追跡速度ボーナス、アルマゲドン系列なら長距離ニュートと高速ヘビーミサイル/ドローン、そしてオラクルなら軽快な機動力を命中率向上につなげられるでしょう。アポカリプスに残されたセールスポイントは最適射程距離ボーナスですが、攻撃力がイマイチであることに変わりはありません。
今回のアップデートではアポカリプスの遠くまでダメージを投射する能力を強化し、長距離狙撃艦に近づけています。具体的には追跡速度ボーナスを削除し、攻撃力ボーナスを追加。さらにタレットを撃ちながらマイクロワープドライブを使用したとき息切れしないようキャパシタ消費量ボーナスを加え、最適射程距離ボーナスも少しばかり引き上げました。これらが組み合わされば、アポカリプスはアマー戦艦の中でもっと良い立ち位置を占められるだろうと思います。
メイルストローム
ハイスロットが8から7へ減少。
タレットハードポイントが8から6へ減少。
ミディアムスロットが6から7へ増加。
ミンマター戦艦スキル(レベルごと)の大型プロジェクタイルタレット射撃速度5%ボーナスを削除。
ミンマター戦艦スキル(レベルごと)に大型プロジェクタイルタレット攻撃力10%ボーナスを追加。
パワーグリッド出力が21000MWから18000MWに減少。
メイルストロームをハイペリオンのシールド版として再設計しました。新たに確保されたユーティリティスロットと追加されたミディアムスロットのおかげで、この船は小規模PvPにおける近距離戦闘艦、あるいはPvEプラットフォームとしての有用性が大幅に向上しています。また、フリートで運用する場合も、DPSが多少下がったかわりに強力な斉射攻撃を繰り出すことができるため、純粋なアーティラリー装備が導入しやすくなったのは魅力でしょう。このように射撃速度より斉射攻撃力を重視する方向へ路線転換することで、ロークの対抗馬として存在感を持たせ、プロジェクタイルタレットを使用する他のミンマター艦(例えばテンペスト海軍仕様)とは一線を画した船にしたいと考えています。
メガソロン海軍仕様
ガレンテ戦艦スキル(レベルごと)の追跡速度ボーナスが7.5%から10%に増加。
ガレンテ戦艦スキル(レベルごと)にアーマープレートの質量ペナルティ15%軽減ボーナスを追加。
最高速度が130m/sから135m/sに増加。
大型レールガン弱体化調整への埋め合わせとして、メガソロン海軍仕様に追跡速度ボーナスを追加しました。これはレールガンとは関係ないブラスター装備では純粋な強化となります。また、ほんの少しですが最高速度を引き上げ、アーマープレートの質量ペナルティ軽減ボーナスも追加し、アーマー防御フリートでの機動戦に参加しやすくしました。これらのボーナスはオネイロス、エリス、カタリスト海軍仕様、イクセキュラー海軍仕様といった艦船で良い実績を残しているので、メガソロン海軍仕様にどんな影響をおよぼすか楽しみです。
セノターフ
光学レーダーの強度が25から15に減少。
アーマーHPが5,000から3,500に減少。
ストラクチャHPが6,000から7,500に増加。
ロースロットが3から2へ減少。
性能ボーナスの中型プロジェクタイルタレット/ヘビーアサルトミサイル攻撃力ボーナスが100%から125%に増加。
最高速度が160m/sから170m/sに増加。
慣性修正乗数がx0.6からx0.55に改善。
トロス
セノターフについては、ワームホール住民を筆頭にニューエデン各地のプレイヤーから文句が寄せられています。この船は価格に見合った優れた性能を持ち、レジスタンス値も高く、3個のスロットをアーマー防御に供すれば相当な生存力を発揮します。また、実戦では定位置での接近戦に投入されることが多く、このような戦いでは射程距離や速度はそれほど重要ではありません。開発チームはデスレス艦に対するより有効な対抗手段を追加しつつ、セノターフが過剰に活躍していないエリアでは強さを維持できるよう調整をくわえました。
今回のアップデートではデスレス艦のセンサー強度を引き下げ、ECMが非常に効果的な対抗手段となるようにしました。特にミサイルの短射程がさほど不利にならないワームホール宙域では頼れる反撃方法になるでしょう。こうしてワームホール住民がECM艦でより確実にデスレス艦と渡り合えるようになる一方、デスレス艦が計算上の最大DPSを発揮しづらいエリアでは、その強さはおおむね維持されると思います。デスレス艦が攻撃している相手が1隻か2隻しかいない状況では、ECMはものすごく脅威になるわけではありません。突入ポッドの有効時間は最大75秒間なので、デスレス艦はECMを受けても75秒に1回ロックできればダメージを与えつづけることができるからです。とはいえ、ECMの成功率が25%だったとしても、突入ポッドがフル活用されているとき実働数を7から5に減らせるわけですから、戦場全体でのDPS低下効果は小さくないと言えるでしょう。
また、HPの一部をアーマーからストラクチャに移すことで、セノターフのアーマー防御が従来より脆くなるようにします。さらにロースロットを1個削除して、アーマーでの重防御を実現しづらくします。逆にロースロットを防御モジュールに割り当てていない場合、例えばナノファイバーや回転制御機、弾道制御装置などを搭載していた装備のために埋め合わせも必要なので、性能ボーナスの攻撃力ボーナスを向上させ、最高速度と慣性修正乗数も引き上げます。
サイクロン海軍仕様
サイクロン海軍仕様はフェロックス海軍仕様に比べれば多少マシですが、それでも強すぎだと言わざるをえません。今回は最高速度を少し低下させ、シグネチャ半径縮小ボーナスをハイエナと同等にすることで、ダメージ軽減能力をちょっとだけ弱体化させました。
ハービンジャー海軍仕様
ハービンジャー海軍仕様は使用率が低いので、パワーグリッドを強化してフィッティングの自由度を高めました。アーマーリグの仕様が変わり、これまで猛威を振るっていた他の巡洋戦艦がわずかながら弱体化したことで、ハービンジャー海軍仕様に魅力を感じるプレイヤーが増えてくれればと願います。
ミュルミドン海軍仕様
ドローン収容量が250m3から300m3に増加。
ガレンテ巡洋戦艦スキル(レベルごと)にドローン追跡速度10%ボーナスを追加。これはベクサー海軍仕様と同じボーナスです。
ミュルミドン海軍仕様は少し前に強化されましたが、依然としてゲーム内でもっとも使用率が低い巡洋戦艦です。というわけで、ベクサー海軍仕様のような強力なボーナスを与えます。さらにドローン搭載量を増やして無力化されにくくし、この船のボーナスが適用される戦闘支援ドローン(ウェビファイヤードローンなど)をもっと積めるようにします。
トルネード
慣性修正乗数がx0.475からx0.54に悪化。
最高速度が225m/sから250m/sに増加。
ミンマター巡洋戦艦スキル(レベルごと)の精度低下範囲ボーナスが5%から7.5%に増加。
トルネードの軸合わせ時間を短く抑え、ワープ速度リグとアーティラリーを搭載した装備、いわゆる「ウィンドランナー」について色々と不満の声が届いています。そこでトルネードの一撃離脱に関する部分は弱体化させ、他の側面を強化することにしました。慣性修正乗数を悪化させたので、今後は軸合わせ時間が4秒を切るのはかなり厳しくなるでしょう。今までのように難なく逃げまわることはできません。これに対する埋め合わせとして、最高速度と精度低下範囲ボーナスは強化しました。敵に捕捉されやすくなり、ウィンドランナーとしての有用性は低下したものの、一撃離脱することなく戦場で戦いつづけるトルネードはより強くなったと感じられるはずです。
タロス
タロスはストラクチャの解体工事やハイセク宙域での自殺攻撃を除くとあまり使われていないようなので、ちょっとだけ性能アップです。
デイモス
デイモスは近距離戦に特化したAHACにしてはシグネチャ半径がやけに大きいので、バガボンド(115m)とゼレット(125m)の中間、120mまで小さくしました。これでダメージ軽減能力が従来より向上し、近距離戦闘艦としてもAHACとしても戦いやすくなるでしょう。
ゼレット
この変更によるダメージの増加量は非常にわずか(33.3%から37.5%に増加)ですが、タレットが消費するキャパシタが減るのでキャパシタ管理は以前よりずっと容易になるでしょう。おまけにクリスタルの寿命も伸びます。
マンバ
性能ボーナスにドローンの最高速度25%増加ボーナスを追加。
最高速度が245m/sから255m/sに増加。
メクバル
現状、マンバとメクバルの強さは海賊仕様の駆逐艦としてはいささか残念なレベルで、流通価格にも見合っていません。そこで、T1駆逐艦や海軍仕様の駆逐艦に広く与えられている性能ボーナスを両艦にも付与します。マンバにはアルゴスと同様のドローン速度ボーナスを追加し、機動力も足りていないようなので最高速度を引き上げます。メクバルにはキズリエルと同じように、艦船スキルボーナスと重複する精度低下範囲ボーナスを追加します。
マグニート海軍仕様
キャパシタ容量が325GJから500GJへ増加。
キャパシタ充電時間が180秒から250秒に増加。
ヘロン海軍仕様
キャパシタ容量が245GJから300GJへ増加。
キャパシタ充電時間が135秒から150秒に増加。
イミュカス海軍仕様
キャパシタ容量が270GJから400GJへ増加。
キャパシタ充電時間が150秒から200秒に増加。
プローブ海軍仕様
キャパシタ容量が235GJから280GJへ増加。
キャパシタ充電時間が130秒から140秒に増加。
海軍仕様探索フリゲートのキャパシタ容量とキャパシタ充電時間を、同国家に属する他の海軍仕様フリゲートと同じ値に変更しました。これによりキャパシタ容量の基本値が大幅に増加し、毎秒のキャパシタ充電量もわずかに増えています。これまではキャパシタ容量が原型の探索フリゲートから変更されていなかったため、PvPに使うには難がありましたが、これで改善されるはずです。
スカイブレイカー
ストームブリンガー
現在これらの船が活躍できる場面はかなり限られていますが、ユーティリティスロットが増えればより多くの場面で活躍できるはずです。ただしパワーグリッドとCPUの性能は変わっていないので、新しく装備するモジュールは現在のフィッティング要件に収まるようにする必要があります。
アウトポスト建造スキル
現在のゲームプレイでは、アウトポスト建造スキルを必要とするアイテムのほとんどがレベル1で製造でき、レベル3までトレーニングすればすべて製造することができました。今回の変更により、このスキルをレベル4以上にトレーニングする価値ができました。
6月26日のパッチノートで予告したとおり、プレイヤー/コーポレーションが海賊勢力に入隊するために必要とされるスタンディングを-2.0から0.0に引き上げます。
これは海賊勢力におけるチームキル問題(いわゆるAwoxing)に対処するための処置です。海賊勢力では必要スタンディングが0.0となっている四大国の義勇軍よりも、かなり多くのチームキルが発生しています。
必要スタンディングが0.0に改定されたため、作成したばかりのキャラクターをコーポレーションに参加させて入隊要件を満たすことはできなくなります。(作成したばかりのキャラはスタンディングが0.0なので、これを利用してコープのスタンディングを-2.0以上に調整する抜け道がありました)
これで国家間戦争や海賊の反乱におけるチームキル問題が完全に解決するわけではないことは理解していますが、当面は海賊勢力におけるチームキルが減少してくれるのではないかと期待しています。
海賊の反乱のバランス調整
勝利するのに必要な基本星系数を7から5へ減らしました。
野望補正の上限を13から15へ増やしました。(つまり、最高難易度では20星系が必要なのは変わらないということです)
新たな反乱が始まるとき、海賊FOBがフロントライン星系またはコマンドオペレーション星系を選択しやすくなるよう調整しました。
海賊FOBは戦況が傾いている星系(どちらかの陣営が66%以上の占領率)を選択しやすくなるよう調整しました。
採掘オペレーション襲撃
ハイジャッカー仕様タイパンとハイジャッカー仕様エコーのシグネチャ半径を25mから80m(OREのセーフガード仕様アトロンと同じ値)に増やし、プレイヤーとNPCの攻撃が当たりやすくしました。
海賊勢力とモードゥ部隊の戦艦NPCのシールドHPを50%増やしました。これでプレイヤーはサイト攻略にもう少し時間がかかるようになり、他のプレイヤーと交戦する機会が増えるだろうと思います。
海賊勢力のワープ妨害フリゲートはOREのそれと比べてシグネチャ半径が非常に小さく、プレイヤーにとってもNPCにとっても非常に攻撃が当てづらい相手でした。また、サイト攻略時間は開発チームが想定していたより若干短くなっていたため、戦艦NPCのHPを増やし、もうちょっとだけ時間がかかるようにしました。
ニューエデンストアで購入できる「パイロットの身体の骨格再調整証明書」を使い、キャラクターの身体を男性モデルと女性モデルのあいだで変更できるようになりました。
このアップデートの一環として、毎週配布している15,000SPと「パイロットの身体の骨格再調整証明書」のセットをニューエデンストアですべてのプレイヤーに配布しています。この15,000SPは通常ならオメガクローンのみ受け取れる特典ですが、今回は9月16日までアルファクローンにも配布します!
オートシシアン・ランサー
海賊の要塞
開発チームはハイセク宙域の安全性について改めて調査しており、新規プレイヤーがオートシシアン・ランサーや海賊の要塞のダイヤ付きNPCによって船を失っていることが分かりました。船を失うのも新規プレイヤーが経験すべき事柄の一つですが、オートシシアン・ランサーやダイヤ付きNPCに撃破されても、生存性の向上に広く役立つような学びは得られないでしょう。
私たちはハイセク宙域の安全性は継続的に議論すべきテーマだと考え、もっと時間をかけて取り組むつもりです。皆さんも引き続きフィードバックをお寄せください。
次のアイテムについて、NPCの買い注文の数量が大幅に増加しました。
ローグドローンの侵食データ
神経系ネットワークアナライザー
スリーパーデータライブラリ
古代座標データベース
スリーパードローンAIネクサス
新たに設定された数量は相当な量なので、あなたがものすごい量を貯めこむタイプでなければ、今後はアイテムを分割しなくても一気に売却することができます。また、ステーションごとの数量も従来より均等になったので、どのNPCコーポレーションを相手にしても同じように売却できます。
フリーランスジョブに三つの貢献方法が追加され、コーポレーションの選択肢が増えました。
カプセラを撃破する: プロジェクトマネージャーは特定のカプセラや組織を撃破した際に報酬を支払うジョブを作成できるようになりました。
リモートシールドブースト: 味方のシールドを回復させることで報酬が得られるジョブです。
リモートアーマーリペア: 味方のアーマーを回復させることで報酬が得られるジョブです。
小規模サイトのメカニズムを調整しました:
すべての小規模サイトはチャンス(AIRオポチュニティーズ)の「トリグラビアンの侵略」ページに表示されるようになりました。
EDENCOM偵察フリートに出現するNPCは勢力混合ではなくなりました。(例えばアマーとカルダリのNPCが同時に出現することはなくなります)
小規模サイトの1回目のウェーブは戦艦を含まないようになりました。
NPCの出現位置を変更し、ハッキングコンテナにぶつかる可能性を減らしました。
小規模サイトのNPCの動作について、静止状態やターゲット切り替えの処理方法にいくつか改善を加えました。
NPCはより安定的にマイクロワープドライブを使用するようになりました。
初期ドローンスウォームにおいて、ローグドローン戦艦は必ず2回目または3回目のウェーブで出現するようになりました。
小規模サイトを「トリグラビアンの侵略」ページに表示するようにしたことで、ポクヴェンのどこにいてもサイトの位置を確認できるようになりました。これにより、リージョン内での移動は従来より目的にもとづいて行われるようになるでしょうし、ハンターにとっては獲物がどこにいるのかを推測する手段にもなります。
EDENCOM偵察フリートを構成する勢力が混合しないよう変更したことで、場面ごとに対処しなければならない電子戦の種類が減りました。これでサイト難易度は招集監視ポストと同等になるはずです。
最後に、小規模サイトは1回目のウェーブに戦艦が含まれるかどうかでサイト難易度と攻略時間がかなり変わっていました。特に初期ドローンスウォームで複数の戦艦が出現した場合、攻略するのに非常に長い時間がかかることもありました。よって、今後は戦艦は2回目または3回目のウェーブでのみ出現するようになります。また、初期ドローンスウォームでは必ず戦艦が出現するようにして、攻略時間をまともな範囲に収めつつスタンディングを稼ぐ機会を提供します。
休眠状態のスリーパーハイブの出現条件と報酬を調整しました:
リージョン内のサイト出現数上限を3個から6個に変更しました。
最適人数で攻略したときのパイロット1人あたりの報酬額を3300万ISKから2700万ISKに減額しました。
ハッキングコンテナに入っている安定性テレメトリデータの平均個数を減らしました。
招集監視ポストとEDENCOM偵察フリートを最適人数で攻略したときの、パイロット1人あたりの報酬額を1500万ISKから1800万ISKに増額しました。
休眠状態のスリーパーハイブは3個では需要に追いついていないことが分かったので、出現数を倍増させました。報酬は全体としてのISK供給額に合わせてやや減額しました。
招集監視ポストとEDENCOM偵察フリートはトリグラヴィアンまたはEDENCOMのスタンディングを低下させてしまうため、休眠状態のスリーパーハイブに比べるとまだ魅力が劣ります。こうしたリスクを受け入れてサイトに挑むカプセラに報いるため、報酬を増額することにしました。
観測所のフラッシュポイントを最適人数で攻略したときのパイロット1人あたりの報酬額を、1億2000万ISKから1億5000万ISKに増額しました。
観測所のフラッシュポイントは、ゲート通過前の空間ではマイクロジャンプドライブを起動できなくなりました。
観測所のフラッシュポイントの攻略失敗タイマーは、ゲート通過後のメイン空間で最初のNPCを撃破したときに開始されるようになりました。
過去に行った報酬減額は、襲撃型戦艦以外の船で活動しているグループにあまりにも大きな影響を与えました。こうしたグループが引きつづきサイト攻略に取り組めるよう、報酬を調整します。
報酬を調整したかわりに、サイトのゲート通過前の空間ではマイクロジャンプドライブを起動できないようにしました。これは入口エリアにおける襲撃型戦艦の有用性を低下させることを目的としています。
加えて、攻略失敗タイマーはサイト攻略が本格的に始まるまでスタートしないようになりました。プレイヤーは攻略にわざと失敗してサイトの出現場所を変えることがありますが、これが何の苦労もなく行える現状を是正するための処置です。
ヴィジランスポイントのNPCには次のバランス調整がほどこされました:
標的に接近するときマイクロワープドライブを使用するようになりました。
最適な距離でオービットするとき、従来よりも速度を落とすようになりました。
慣性修正乗数と質量を調整して機動性を向上させました。
武装の最適射程距離を拡大し、精度低下範囲を追加しました。
武装の追跡速度を大幅に改善しました。
シールドとアーマーのレジスタンス値を引き下げました。
フリゲート、駆逐艦、巡洋艦のシグネチャ半径を拡大しました。
戦艦のシグネチャ半径を縮小しました。
サイト内に出現するドリフターズの指揮官NPCは、次のウェーブが出現するまでに撃破しなければならなくなりました。これに成功した場合のみ指揮官NPCの撃破数がカウントされます。
ビーコンは戦闘エリアではなく入口エリアに出現するようになりました。
ビーコンは攻略完了後も残存するようになりました。
サイトのアクセラレーションゲートは、攻略完了後はキーアイテム無しで起動できるようになりました。
ヴィジランスポイントではNPCから離れた軌道を旋回し、敵を無視するのが一般的な攻略方法となっていますが、これはサイトの意図から乖離したゲームプレイです。そこで、NPCの攻撃から逃げ切るのがずっと難しくなるよう調整しました。変更後のNPCは脅威度が上昇した一方、これまでより撃破しやすくなっています。
指揮官NPCの撃破タイミングの変更は、ティラノス・ストラテゴスを出現させる条件をより難しくすることが目的です。また同時に、アレクト・ティラノスを利用して複数のウェーブを楽にクリアする方法も使えなくしました。
さらに、サイト攻略後に安全地帯として乱用されないよう、ビーコンとアクセラレーションゲートを観測所のフラッシュポイントと同じ仕様にしました。
オーバーマインド・ナーサリー・グローブを一部再調整しました。
オーバーマインド・ナーサリー・ネストをサルベージした際、トリグラビアン調査データベースではなくトリグラヴィアンのサルベージ品が手に入るようになりました。
リージョン内のサイト出現数上限を10個から9個に変更しました。
サイト攻略を完了すると入口エリアにビーコンが出現するようになりました。
トリグラビアン調査データベースのかわりにサルベージ品が手に入るようになったことで、トリグラヴィアンとのスタンディングを悪化させずに素材を手に入れる方法ができました。
この変更によってサイト報酬の平均価値がかなり増加したため、出現数上限を1個だけ減らして9個にしました。9は3で割り切れる良い数字ですよね。
そしてヴィジランスポイントと同様に、サイト攻略後に安全地帯として乱用されないようビーコンを追加しました。
メテノックスの1日あたりの燃料消費量が3600から4800に増加しました。(1時間あたり150から200へ増加)
マグマ性ガスの体積を0.1m3から0.01m3に変更しました。
開発チームはメテノックスとその影響について、より強力かつ長期的な解決策で対処するために積極的に取り組んでいます。今回の変更はあくまで短期的な処置です。より良い解決策を模索するあいだ、メテノックスを少しでも正しい方向へ導くために実施しています。
スカイフックが起動するまでの待機時間(30分間)のあいだに設定を変更できるようになりました。
「所有中の軌道スカイフック」でスカイフックの設定を遠隔変更できるようになりました。
C4ワームホール星系に既知宙域へ通じる非固定(常には生成されない)ワームホールが追加されました:
ハイセク宙域に通じるS047。
ローセク宙域に通じるN290。
ヌルセク宙域に通じるK329。
これらの新しいワームホールは戦艦が通過できるサイズです。
これらのワームホールの出現率は、C5/C6ワームホール星系における同様のワームホールの出現率よりもかなり低いです。
Z142ならびにC248がより頻繁に出現するようになりました。
一部ワームホールのスキャンレベルが変更されました:
非固定ワームホールZ647、D382、U574、V753、V911、W237はレベル1からレベル2に変更。
非固定ワームホールO477、Y683、E175、Z457はレベル2からレベル1に変更。
非固定ワームホールR474、B274はレベル3からレベル2に変更。
ローセク宙域に出現するS199はレベル2からレベル3に変更。
M267はレベル3からレベル2に変更。
J492がワームホール星系に出現するようになりました。
ワームホール住民がより多くのコンテンツにアクセスできるよう、C4ワームホール星系に新しい(まったくの新種ではありませんが)ワームホールを追加し、Z142ならびにC248の出現率を引き上げました。また、C4ワームホールで運に恵まれれば、ハイセク宙域に直通するワームホールを見つけられるかもしれません!
スキャンレベルは規則性と利便性を考慮して調整しました。各種の固定/非固定ワームホールにそれぞれ異なるスキャンレベルが設定されたため、スキャン時に今までより容易に判別できるようになっています。
ワームホールの情報ウィンドウの説明文が更新されました:
ワームホールの行き先、通過できる艦船クラスの上限、寿命、質量安定性についてのメッセージがよりシンプルになりました。
寿命と質量安定性についてのメッセージが色文字で表示され、把握しやすくなりました。
寿命が残り1時間であることを知らせるメッセージを追加。
ワームホールの行き先がドリフターワームホールであることを知らせるメッセージを追加。
ワームホールの行き先がC13ワームホールであることを知らせるメッセージを追加。
この変更はワームホールに関するメッセージの分かりやすさを改善し、経験の浅いプレイヤーが直感的に理解できない障壁を取り除くことを目的としています。アップデート後のメッセージは専門的な知識がなくても普通に読むことができます。加えて、ワームホールの行き先を明示するメッセージを追加し、対象がC1~3ワームホールと区別しやすくなりました。ワームホールの情報は今回の変更で読み取りやすくなったものの、ワームホールの名称や外観から行き先を絞り込むなど、プレイヤースキルが物を言う余地は残されています。
寿命が残り1時間であることを知らせるメッセージは、そのような崩壊間近のワームホールを通過するプレイヤーに対し、リスクの大きさをより明確に知らせるために追加しました。これは特にフリゲート用ワームホールを通過するプレイヤーの役に立つだろうと思います。
C2ワームホールの特異点サイトについて、ワープイン地点とNPCの出現地点を調整しました。
主力艦エスカレーションサイトのドリフターNPCが、より多様なターゲット優先度を持つようになりました。
改良型アベンジャーがドロップするアイテムの価値が3500万ISKから5000万ISKに増加しました。
ディープフロー・リフトはワームホール宙域に出現しなくなりました。
C2ワームホールの特異点サイトでは、NPCの出現地点がプレイヤーからかなり離れた位置に設定されていました。そのため、これらのサイトでは単なる移動にかなりの時間が費やされていました。今回のアップデートではNPCの出現地点をプレイヤーに近づけ、サイトをより楽しく、より稼げるものにしたいと思います。
主力艦エスカレーションサイトのドリフターNPCは、リモートリペアを行う船がいれば優先的に狙うことが多かったため、より高価値な船が危険を回避しやすくなっていました。今回のアップデートにより、NPCはもっと色々な船を攻撃するようになりました。
改良型アベンジャーは主力艦エスカレーションサイトにのみ出現し、サイト内にとどまるNPCです。このNPCから得られる報酬を増やすことで、このコンテンツにおける主力艦の使用をさらに促進し、宇宙空間の魅力的なターゲットを増やしたいと考えています。
ディープフロー・リフトはワームホールのエコシステムにそぐわないサイトだと見なされているため、削除することにしました。既存サイトはそのまま残りますが、攻略されればリスポーンしません。
ロークアル、FAX、ジャンプドライブ搭載型輸送艦は主力艦の進入を制限しているサイトに入れなくなりました。
レトリーバーは他の2隻の採掘艦と同じように、前提要件に宇宙地質学スキル レベル3が表示されるようになりました。
レベル1ミッション「乱暴な追放」のサーペンティス版でサンシャNPCが出現する問題を修正しました。
サーペンティス集結地点でサーペンティスセントリーガンではなくエンジェルセントリーガンが使用されている問題を修正しました。
「コンソーシアムのヴォートン・チューニングシステム」のアイテム名の誤字を修正しました。
ミッションの艦船制限情報の誤字を修正しました。
アウターリングのリージョン説明文について、モードゥ部隊の名前を間違っていた箇所を修正しました。
デルヴのリージョン説明文の誤字を修正しました。
ごく稀に観測所のフラッシュポイントにガレンテのドレッドノートが2隻出現する問題を修正しました。
観測所フラッシュポイントならびに小規模サイトのNPCが、自分たちの電子戦の射程内で正しくオービットするようになりました。
ドリフターズまたはスリーパーのうち、リモートリペア能力を持つNPCが味方を正常にリペアするようになりました。
訳 ISD Parrot
訳 ISD Parrot
これまでは一部NPCが特定のサイト(EDENCOMフィールドベースなど)に入りこみ、そのサイト本来の難易度を変えてしまうことがありました。今後これらのNPCがサイトへ向かうときは、入口エリアのあるサイトにのみ移動します。加えて、NPCの移動先が特定のサイトに偏らないよう調整しています。
なお、この変更はトリグラヴィアンの侵略に関係する徘徊NPCすべて(ポクヴェン、辛勝星系、EDENCOM要塞星系、ポクヴェン行きワームホールに出現するNPCなど)に適用されます。
訳 ISD Parrot
訳 ISD Parrot
ネメシスイベントが始まりました! 9月16日から10月2日までのイベント期間中はデイリーログイン報酬が用意されており、SKINRのデザイン要素、ブースター、SKIN、スキルポイントなどを獲得できます。
このイベントでは、EVE Vanguard側で任務が遂行されるとEVE Online側のポイントが貯まるようになっています。ポイントが一定値に達すると、ニューエデン各地で密かに活動しているアップウェルの輸送船団の位置が明らかになります。この船団を追いつめて撃破すれば、PLEX、プロジェクト用密封コンテナ、インプラント、SKIN、ブースターなどが獲得できます。
プロジェクト用密封コンテナは、ニューエデン各地にいる「デスレス・レイストレーダーのセノターフ」が回収しています。彼らのもとに持ち込めば、新しいデザイン要素、SKIN、さらには小型スキルインジェクターと交換できます!
プレイヤーはエージェンシーのポイントを貯めて報酬トラックに取り組み、SKIN、デザイン要素、プロジェクト用密封コンテナを獲得することもできます。これから2週間、Vanguardでのあなたの行動がEVEユニバースに大きな影響を与えるのです。
訳 ISD Parrot
訳 ISD Parrot
プロジェクト用密封コンテナの説明文を更新し、どの星系でデスレス・サークルに引き渡せるかを明記しました。デスレスのアイテムトレーダーがいるのは次の星系です。