パッチノート 21.05 - EVE Online: Viridian
訳 ISD Parrot
コーポレーションプロジェクト
今回のエクスパンションの目標の一つはコーポレーション機能の改善です。私たちはコープのマネジメント能力を強化し、それぞれのコープが自分たちのアイデンティティをより良く表現できるようにしたいと考えています。
具体的には、コープの指導力を強化するためにリーダーがメンバーに指示を与えられる新しいツールを追加します。このツールはコープが集団としての目標に取り組む際、個々のメンバーの貢献度を確認する機能も備えています。
プロジェクトとその進行状況はコープの全メンバーに表示されます。進捗はほとんどのタスクで自動更新されますが、自由にカスタマイズできるマニュアルプロジェクトでは手動更新することになります。
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選択可能なのは次のプロジェクトです。
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マニュアル - 何も設定されていない自由形式のプロジェクトです。柔軟性があり、あらゆる目標に使うことができますが、進捗は手動で更新しなければなりません。
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アイテム配送 - メンバーを動員してコープにアイテムを届けるよう指示できます。買い取りプログラムから大型製造ジョブの材料準備まで、色々な目的に利用できます。
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NPCの撃破 - このプロジェクトは非カプセラ艦を撃破するよう求めるものです。オプションで特定の星系を指定することもできます。
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他のカプセラにダメージを与える - このプロジェクトはPvPで他のプレイヤーにダメージを与えるよう求めるものです。キルレポートのように最後の一撃を与えなくてもプレイヤーの努力が認められ、報われることでしょう。
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採鉱 - 文字どおりのプロジェクトです。産業指数を強化するために特定の星系での採掘を奨励するといった使い方があります。
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コープのCEOとディレクターはプロジェクト作成ツールを使って最大100個のアクティブなプロジェクトを作成できます。また、彼らは進行中・完結済の各プロジェクトの特別タブにアクセスし、個々のメンバーの貢献度を確認することもできます。
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ステーションまたはアップウェルストラクチャにオフィスを構えているコープには、「プロジェクト」という名の新しいハンガーが追加されます。これはアイテム配送プロジェクトに必要なアイテムをドロップするためのハンガーです。他のコーポレーションハンガーと異なり、このハンガーのアクセス権限は自由に設定できず、コープのCEOとディレクターだけがアクセスできます。他のメンバーができるのはアイテムをドロップすることだけです。
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プロジェクトはチャットチャンネルやその他のテキストフィールドにドラッグ&ドロップでリンクできます。
AIRオポチュニティーズ
これは過去に存在していたジャーナルに代わる新しいインターフェースで、エージェンシーと似た機能を持たせることを意図しています。エージェンシーはコンテンツカタログですが、AIRオポチュニティーズは今すぐ利用可能かつプレイヤーが関心を持ちそうなコンテンツをオススメするものです。
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コーポレーションウィンドウのプロジェクトタブとAIRオポチュニティーズはリンクしています。プロジェクトタブのプロジェクトをクリックすると、AIRオポチュニティーズのプロジェクトエントリーに移動するようになっています。
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シンプルに自分が取り組むプロジェクトを探したいコープメンバーにとっては、AIRオポチュニティーズが主要なアクセス方法になるでしょう。
コーポレーションのロイヤルティポイント
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コーポレーションの税金はこれまでNPCの懸賞金でのみ徴収されていましたが、今後はコープが設定した税率がロイヤルティポイントにも自動適用されます。このLP税は国家間戦争、インカージョン、ミッションなど、すべてのLP報酬が対象になります。
- エバーマークはコープメンバーがどんな方法で獲得しようと同量がコープに付与されるため、このシステムは適用されません。
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コープがLPを管理するためのLPウォレットが追加されました。ここに貯められたポイントはCEOやディレクターがLPストアで利用でき、LPやISKがコーポレーションウォレットから払い出される点だけが通常と異なります。なお、コープとしてLPストアを利用する際にLPだけでなくアイテムも必要な場合、そのアイテムは取引を行うキャラクターの個人用アイテムハンガーに置いておかなければなりません。
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コープのLPウォレットに保管されたLPは別のコープに譲渡できます。
- エバーマークをコープ間で授受することはできません。
SKINR - 超カー誘導ナノコーティング再シーケンサー
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ゲームに新しいカスタマイズツール「超カー誘導ナノコーティング再シーケンサー(SKINR)」が導入されます。CEO、ディレクター、そして新たに追加された役職であるブランドマネージャーは、アップウェルストラクチャの様々な部分に自分が選んだナノコーティングを適用し、ナノコーティングデザインを作ることができます。デザインはコーポレーションが所有するあらゆるアップウェルストラクチャに適用でき、一定期間のライセンス料としてエバーマークが必要になります。
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ナノコーティングデザインのライセンス料を支払うと、選択したストラクチャにデザインが適用され、付近を飛び交うカプセラの目を楽しませることができます。時には楽しさ以外の感情を覚えるカプセラもいるかもしれませんが。
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ブランドマネージャーはコープのすべてのカスタマイズ機能(現時点ではSKINRのみ)にアクセスでき、カスタマイズ機能でエバーマークを消費する権限も与えられます。
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エクスパンションが実装された週から、デイリーチャレンジを通じてエバーマークを獲得する方法が追加されます。皆さんは数パターン用意された日替わりチャレンジでスキルポイントを獲得したことがあると思いますが、あれと同じような方式です。パラゴンミッションより受動的ではありますが、直接エバーマークを手に入れられます。