パッチノート 23.01 - EVE Online: Legion
訳 ISD Parrot
フリーランスジョブ
ISKを稼ぎたくありませんか? 新たなゲームプレイにチャレンジしたり、有力コーポレーションの注意を引きたいと思っていませんか? そんなあなたにぴったりな新システム、フリーランスジョブがニューエデン全域で利用できるようになりました。これはプレイヤーコーポレーションがタスクを作成し、自分たちのコープに所属していないパイロットに公開できるシステムです。
自分に向いたジョブを見つけましょう
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フリーランスジョブはチャンス(AIRオポチュニティーズ)またはコーポレーション情報ウィンドウから利用できます。
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カプセラはチャンスウィンドウで近くのジョブを閲覧できます。ジョブは配信元から5ジャンプ離れた場所まで表示されます。
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コーポレーション情報ウィンドウでは、そのコープが提示しているアクティブなジョブをすべて確認できます。
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閲覧可能範囲で新しいジョブが公開されるとリアルタイムに更新されます。
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カプセラが同時に取り組めるジョブは最大3件です。ただしいつでも既存ジョブを辞退して新しいジョブを開始することができます。
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ジョブを引き受けて成果をあげると、ジョブ作成者が設定したISK報酬が自動的に支払われます。
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獲得した報酬はチャンスウィンドウの報酬タブ、または各ジョブの詳細画面で請求する必要があります。
ジョブの作成と管理
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ジョブの作成
- ジョブ作成画面は既存のコーポレーションプロジェクト作成画面と似た感じです。
- ジョブを作成するにはプロジェクトマネージャーの役職が必要です。
- コーポレーションは最大100件のジョブを同時にアクティブにできます。
- ジョブをチャンスウィンドウに表示させたければコーポレーションオフィスを配信元に設定しなければなりません。なお、ジョブはオフィスから5ジャンプ離れた場所まで表示されます。
- 各ジョブは最大20か所まで配信元を設定できます。
- ジョブ1件につき100,000ISK/日の維持コストがかかります。
- ジョブをチャンスウィンドウに配信する場合、配信元ごとに150,000ISK/日の配信コストがかかります。
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ジョブの管理
- 特定のカプセラをジョブから排除することができます。
- ジョブ参加者の貢献状況を確認することもできます。
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ジョブの維持期間
- ジョブの最短期間は15分間です。
- ジョブの最長期間は1年間です。
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ジョブのアクセス制限
- キャラクター年齢制限 - 特定のキャラ年齢のカプセラだけがジョブにアクセスできるよう制限をかけられます。
- これは新規プレイヤーを募集するためにジョブを作るとき便利な機能です。あるいはキャラ年齢が高いプレイヤーだけを集めたい時にも使えるでしょう。
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設定できるジョブの内容
- 艦船保険(艦船を喪失する)
- 無機物を採取する
- カプセラにダメージを与える
- 国家間戦争サイトを攻略する
- 国家間戦争サイトを防衛する
- NPCを撃破する
ジョブの内容は近い将来もっと追加される予定です。
コーポレーションパレット
宇宙の暗闇に紛れるのが嫌になってきましたか? 今こそあなたのコーポレーションをバッチリ目立たせるときです。新機能「コーポレーションパレット」を使えば、コープのアイデンティティをさらにユニークにするための第一歩を踏み出すことができます。
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ブランドマネージャーはコープを表現するために1~3種類のカスタムカラーを設定できます。
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カスタムカラーはコーポレーションを代表する場所、すなわちコーポレーションウィンドウとフリーランスジョブ(そのコープが作成したジョブ)に表示されます。
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コーポレーションウィンドウに新しくブランドマネージメントセクションが追加されました。ロゴ、ストラクチャSKINR、そして今回実装されたコーポレーションパレットなど、コープの外観に関わることはすべてここに集約されます。
パラゴンハブ
- SKINRの基本シーケンシング時間を一時的に10分間にしました。この時間はさらにスキルの影響を受けます。これはあくまで特例なので、6月16日には元の時間に戻ります。
活躍に彩りを添え、あなたのコーポレーションをニューエデンに知らしめましょう!
オメガ登録ウィンドウ
クローン状態を表示する新たなUI、オメガ登録ウィンドウを追加します。これはカプセラがオメガクローンについて理解するのを助け、オメガの特典を最大限活用してもらうための機能です。
Neocomのオメガ情報
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オメガ登録ウィンドウはNeocomから直接アクセスできます。
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オメガ登録ウィンドウのアイコンは次のプレイヤーに向けて表示されます。
- アルファクローン。オメガになればどんなに素晴らしいか意識してもらうためです。
- 残り時間が短いオメガクローン。更新を忘れないようリマインダーとして案内します。
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既にオメガクローンになっているカプセラも、Neocomからオメガ登録ウィンドウにアクセスすることはできます。
ニューエデンマップ
各種機能をよりアクセスしやすく、使いやすくするためにニューエデンマップをアップデートしました。新マップではフィルターが以前よりアクセスしやすくなり、ツール表示も分かりやすく改善されています。定番の操作を効率化するためのクイックアクションボタンも追加しました。将来的にさらに変更を加える予定ですが、さしあたりは日常的な使用感の改善、面倒の軽減を目指し、今後の改良につなげるために基本的なユーザーエクスペリエンスをアップデートしたいと考えています。
変更点:
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フィルターはマップ下部中央に新しく追加されたフィルターバーからアクセスするようになりました。これはマップ上部にあったドロップダウンメニューが置き換えられたものです。
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プレイヤーはお気に入りフィルターを登録し、素早くアクセスしたり切り替えたりできるようになりました。
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フィルターバーは右クリックメニューで「フィルターカテゴリーを管理」を選択すればカスタマイズでき、どのフィルターグループを表示するか設定できます。
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マップ右下にクイックアクションボタンが2個追加されました。これを押すとカメラを現在地またはホームステーションへ瞬時に移動できます。
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Aを丸で囲ったボタンは閲覧モード変更ボタンです。標準的な3Dモードと、より理論的な2Dモードを切り替えることができます。
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マップ左下にはレイアウトパネルが追加され、プレイヤーがマップの表示方法を細かく制御できます。オプションには次のような項目があります。
- マップの表示レベルを星系、コンステレーション、リージョンのどれにするか。
- 現在選択していないエリアの星系接続線をハイライト表示するかどうか。
- ジャンプブリッジのリンクを表示するかどうか。
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選択中の星系はマップ上部中央に表示されます。プレイヤーはその星系が属するコンステレーション、リージョンを確認したり、クイックアクションボタンで目的地や経由地を素早く設定したりできます。
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マップUIはこれまでよりも柔軟に変化するようになり、最小表示、フロート表示、全画面表示での動作が改善しました。
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ポインターウィンドウを使ってマップで利用できるフィルターを確認し、さらにチャット経由で他のプレイヤーに指し示せるようになりました。
Equinox領有権システムの拡張
- 領有権ハブに導入するアップグレードが、星系の潜在的な電力上限によって制限されなくなりました。例えば、使う使わないに関係なく7種類の鉱石すべての採掘アップグレードを導入しておき、優先順位を変更したりオンライン/オフラインを切り替えたりできるようになったということです。これまでは電力上限内でアップグレードを導入し、新しいものを使いたければ古いものを破壊しなければなりませんでした。
探検アップグレード
これまで発見されていなかった遺物/データサイトを見つけ出す、探検アップグレードを追加します。
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探索用ディテクター1~3
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これらの探検アップグレードは遺物/データサイトを生成します。サイト帰属勢力はエンジェルカルテル、ブラッドレイダー、ガリスタス海賊団、サンシャ国、サーペンティス社、そしてローグドローンです。
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探検アップグレードは導入された星系から0~5ジャンプ先の星系に複数の探検サイトを生成します。生成自体は必ず行われますが、結果はある程度ランダムです。
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探検アップグレードで生成された遺物/データサイトは、確率は低いですが新種の遺物/データサイトにエスカレーションすることがあります。エスカレーションサイトではかなりの報酬が手に入るかもしれません。
- エスカレーションサイトでは限定報酬として「ザラシア」ストーリーラインモジュール(マイクロジャンプドライブ、リアクティブアーマーハードナー、補助シールドブースター/アーマーリペアラ)、ハッキング用の「ウェッジ」インプラントセット、トライプロット・スキャン捕捉アレイのブループリントコピーを入手できる可能性があります。
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アップグレードはティアーが高ければ高いほど生成されるサイトの数が増え、リスポーン時間も短くなります。
探検アップグレードのコスト
資源生成アップグレード
コロニー資源を使って他のコロニー資源を生成する2種類の領域アップグレードを追加します。
資源生成アップグレードのコスト
星系効果生成アップグレード
星系内のすべての艦船に様々なボーナスをもたらす新型アップグレードを追加します。このアップグレードは維持コストを非常に低く、起動コストを非常に高く設定しています。利用者が頻繁にアップグレードを交換したり、オンライン/オフラインを切り替えたりしないようにするための措置です。
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電気安定化ジェネレーター
- このジェネレーターはアビサルデッドスペースの電気嵐によく似た効果を星系全体にもたらします。
- 星系内のすべての艦船: キャパシタ充電速度25%増加、最大ターゲット範囲25%増加、指向性スキャン範囲25%増加
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エキゾチック安定化ジェネレーター
- このジェネレーターはアビサルデッドスペースのエキゾチック粒子によく似た効果を星系全体にもたらします。
- 星系内のすべての艦船: スキャン分解能25%増加、ワープ速度2AU/s増加
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ガンマ安定化ジェネレーター
- このジェネレーターはアビサルデッドスペースのガンマ線バーストによく似た効果を星系全体にもたらします。
- 星系内のすべての艦船: シールドHP5%増加、シールドブースターの効果5%増加、キャパシタ容量10%増加
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プラズマ安定化ジェネレーター
- このジェネレーターはアビサルデッドスペースのプラズマ嵐によく似た効果を星系全体にもたらします。
- 星系内のすべての艦船: アーマーHP5%増加、アーマーリペアラの効果5%増加、モジュールのオーバーロード効果10%増加
星系効果生成アップグレードのコスト
スカイフックの占領
ヌルセクで領有権ハブを破壊して星系を征服した際、プレイヤーはISKと引き換えに現地のスカイフックを取得できるようになりました。取得手続きは領有権を獲得してから1時間以内に、領有権ハブのスカイフック管理オプションで実行する必要があります。
近年の領土戦では敵のすべてを焼き尽くしてゼロから再建することになるため、星系征服時の再建コストが非常に高くなっています。Equinoxエクスパンション以降はスカイフックも建て直さなければならなくなりました。そこで、今回のアップデートではプレイヤーが時間と資金を節約できるよう再建コストを軽減することにしました。
Equinox領有権システムに合わせたブループリント変換
Aegis領有権システムで使われ、今では使用不能になっている古いブループリントをEquinox領有権システムに合わせて変換します。この変換は5月27日のサーバータウンタイム時に自動的に行われます。
変換対象ブループリントは次のとおりです。
旧ブループリント |
新ブループリント |
領域支配用ユニット(機能停止)ブループリント |
軌道スカイフック設計図 |
サイノシュラルナビゲーション(廃止予定)ブループリント |
サイノシュラルナビゲーション設計図 |
サイノシュラル抑制(廃止予定)ブループリント |
サイノシュラル抑制設計図 |
高性能物流ネットワーク(廃止予定)ブループリント |
高性能物流ネットワーク設計図 |
大型母艦建設施設(廃止予定)ブループリント |
大型母艦建設施設設計図 |
エントラップメント施設1(廃止予定)ブループリント |
低脅威探知施設1設計図 |
エントラップメント施設2(廃止予定)ブループリント |
低脅威探知施設1設計図 |
エントラップメント施設3(廃止予定)ブループリント |
低脅威探知施設2設計図 |
エントラップメント施設4(廃止予定)ブループリント |
低脅威探知施設2設計図 |
エントラップメント施設5(廃止予定)ブループリント |
低脅威探知施設3設計図 |
海賊探知施設1(廃止予定)ブループリント |
重大脅威探知施設1設計図 |
海賊探知施設2(廃止予定)ブループリント |
重大脅威探知施設1設計図 |
海賊探知施設3(廃止予定)ブループリント |
重大脅威探知施設2設計図 |
海賊探知施設4(廃止予定)ブループリント |
重大脅威探知施設2設計図 |
海賊探知施設5(廃止予定)ブループリント |
重大脅威探知施設3設計図 |
鉱石試掘施設1(廃止予定)ブループリント |
パイライト探査施設1設計図 |
鉱石試掘施設2(廃止予定)ブループリント |
パイライト探査施設2設計図 |
鉱石試掘施設3(廃止予定)ブループリント |
ノキシウム探査施設2設計図 |
鉱石試掘施設4(廃止予定)ブループリント |
メガサイト探査施設2設計図 |
鉱石試掘施設5(廃止予定)ブループリント |
メガサイト探査施設3設計図 |
クアンタムフラックスジェネレーター1(廃止予定)ブループリント |
トリタニウム探査施設1設計図 |
クアンタムフラックスジェネレーター2(廃止予定)ブループリント |
トリタニウム探査施設2設計図 |
クアンタムフラックスジェネレーター3(廃止予定)ブループリント |
アイソゲン探査施設2設計図 |
クアンタムフラックスジェネレーター4(廃止予定)ブループリント |
ザイドリン探査施設2設計図 |
クアンタムフラックスジェネレーター5(廃止予定)ブループリント |
ザイドリン探査施設3設計図 |
サーベイネットワーク1(廃止予定)ブループリント |
探検用探査装置1ブループリント |
サーベイネットワーク2(廃止予定)ブループリント |
探検用探査装置1ブループリント |
サーベイネットワーク3(廃止予定)ブループリント |
探検用探査装置2ブループリント |
サーベイネットワーク4(廃止予定)ブループリント |
探検用探査装置2ブループリント |
サーベイネットワーク5(廃止予定)ブループリント |
探検用探査装置3ブループリント |
トリグラヴィアンの新型強襲型戦艦「ババロガ」
エンジェルカルテルの新型ドレッドノート「サラティエル」
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ガレンテ攻城艦ボーナス(スキルレベルごとに)
- キャピタルプロジェクタイルタレットの精度低下範囲が10%増加
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ミンマター攻城艦ボーナス(スキルレベルごとに)
- キャピタルプロジェクタイルタレットのダメージが10%増加
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性能ボーナス
- シージモジュールを装備可能
- シージモードでも最高速度の10%の速度で移動可能
- キャピタルマイクロジャンプドライブを装備可能
- シージモードでもキャピタルマイクロジャンプドライブを起動可能
- ワープ速度とワープ加速性能が25%上昇
- キャピタルプロジェクタイルタレットのダメージが25%増加
- エントーシスリンクのサイクル時間ペナルティが5倍
サラティエルのブループリントコピーはマラキム献身隊のLPストアで購入できます。LPストアはザルザク星系か、反乱宙域の海賊FOBで利用できます。
バランス調整
海賊勢力のドレッドノート
リモートリペアラ
支援型巡洋艦
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オネイロス
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、アーマープレートの質量ペナルティが15%減少します。
- 最高速度が230m/sから245m/sに増加しました。
- 慣性修正乗数が0.615xから0.56xに改善しました。
- シグネチャ半径が70mから65mに減少しました。
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シミター
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、シールドエクステンダーのシグネチャ半径ペナルティが15%減少します。
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バシリスク
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、シールドエクステンダーから得られるシールドHPが7.5%増加します。
- 最高速度が192m/sから205m/sに増加しました。
- シグネチャ半径が90mから70mに減少しました。
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ガーディアン
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、アーマープレートから得られるアーマーHPが7.5%増加します。
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ザルマズド
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、アーマープレートから得られるアーマーHPが7.5%増加します。
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エターナ
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、シールドエクステンダーから得られるシールドHPが7.5%増加します。
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ラビス
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、アーマープレートから得られるアーマーHPが7.5%増加します。
戦略的巡洋艦の攻撃サブシステム
オーバーロード効果の引き上げに加えて、戦略的巡洋艦の「攻撃 - サポートプロセッサー」サブシステムにフィッティングの余裕をもたせることにしました。
- レギオン攻撃 - サポートプロセッサー: パワーグリッド出力が75MW増加
- テング攻撃 - サポートプロセッサー: パワーグリッド出力が60MW増加
- プロテウス攻撃 - サポートプロセッサー: パワーグリッド出力が75MW増加
- ロキ攻撃 - サポートプロセッサー: パワーグリッド出力が60MW増加
セイビアー・インプラントセット
- 既存のリモートリペアラ・サイクル時間短縮ボーナスと同じだけ、リモートリペアラのキャパシタ使用量を減少させるボーナスを追加します。これまではサイクル時間が短くなるぶんキャパシタ使用量が増える短所がありましたが、今後はキャパシタに余計な負担をかけることなくリモートリペアラを使えます。
セイビアー・インプラントセットは特定の艦船(具体的にはネストルとザルマズド)と組み合わせると、状況次第ではかなり強力な効果を発揮していました。しかしキャパシタ使用量が増える短所のせいで、他のリモートリペア艦では活用するのが難しくなっていました。この短所を受け入れ、なおかつスネーク、アミュレット、ニルヴァーナといった他の強力なインプラントセットを諦めるとなると、なかなか使いづらかったことでしょう。今回のアップデートにより、これからはもっと多くのリモートリペア艦で有効な選択肢となるはずです。
リモートリペアラの減衰率調整
- 例えば…
- 100個のT2キャピタルリモートリペアラ(軍事力補強艦が33隻程度)でリペアされる場合
- 変更前の計算式 = 1秒あたり78440HP
- 変更後の計算式 = 1秒あたり97850HP
- 増加量は25%にぎりぎり届かない程度です。
巡洋艦
ソーラックス
ソーラックスの推進力を少しだけ強化するとともに、パワーグリッド出力を改善することでフィッティングの自由度を高めました。これでブラスターの射程まで接近しやすくなりますし、より大口径の兵器を装備しやすくなるでしょう。
ラプチャー
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ミンマター巡洋艦スキルの中型プロジェクタイルタレット・ダメージ増加ボーナスは、増加量が5%から10%に上昇しました。
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ミンマター巡洋艦スキルの中型プロジェクタイルタレット・発射間隔ボーナスは、追跡速度7.5%増加ボーナスに変更されました。
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ドローン収容量とドローン帯域幅が30m3、30Mbit/secから40m3、40Mbit/secに変更されました。
ラプチャーはあまりにもスタッバーに似ており、大抵の場合はスタッバーの陰に隠れていました。ラプチャーは2種類のダメージボーナスを備えていたものの、実際のところは精度低下範囲ボーナスとランチャーハードポイントを有するスタッバーのほうが火力を発揮しやすかったからです。そこで発射間隔ボーナスをダメージ増加ボーナスに統合し、空いたボーナス枠に追跡速度ボーナスを追加しました。大きな変更ではありませんが、これでスタッバーのかわりにラプチャーが選ばれる機会が増えるのではないでしょうか。追跡速度ボーナスはオートキャノン装備での近距離戦で役立ちますし、新しいボーナスの組み合わせでは斉射火力と追跡速度が向上するので、従来のアーティレリ装備もさらに強力になります。
イクセキュラー海軍仕様
- ガレンテ巡洋艦スキルの中型ハイブリッドタレット・ダメージ増加ボーナスは、増加量が20%から17.5%に下降しました。
イクセキュラー海軍仕様はRevenantエクスパンションで調整されてからも過剰なほど性能が良く、海軍仕様カテゴリで最もよく使われている船です。そこで今回は軽めの追加調整を行い、使用率がどうなるのか引きつづき見守りたいと思います。
巡洋戦艦
ミュルミドン海軍仕様
- カーゴ容量が400m3から560m3に増加しました。
- ガレンテ巡洋戦艦スキルのステイシスウェビファイヤードローン・速度低下能力ボーナスに、ウェビファイヤードローンHP10%増加ボーナスを追加しました。
ハービンジャー海軍仕様
- 新しいボーナス - アマー巡洋戦艦スキルのレベルごとに、中型エネルギータレットのキャパシタ使用量が10%減少します。
ミュルミドン海軍仕様とハービンジャー海軍仕様はRevenantエクスパンションで多少強化されましたが、使用率が他の海軍仕様巡洋戦艦よりかなり低い状況は変わっていません。そのため、今回ふたたび性能を強化することにしました。ミュルミドン海軍仕様はアクティブタンク向きにもかかわらず、カーゴ容量は巡洋艦に負けてしまうほどだったので、キャップブースター等をもっとたくさん積めるよう拡張しました。さらにウェビファイヤードローンがすぐに破壊されないようHP増加ボーナスも用意しました。ハービンジャー海軍仕様は通常仕様と違ってエネルギータレット・キャパシタ使用量軽減ボーナスを備えていないため、キャパシタ管理がかなりシビアになる場合がありました。そこでキャパシタ使用量軽減ボーナスを新ボーナスとして復活させ、PvEとPvPの両方でより魅力的な船になるよう改修しました。
採掘艦
- 採掘艦を再処理すると、ブループリントの必要材料と同じアイテムを生成するよう更新しました。 これにより保険金の支払額もより正確(高額)になりました。
国家間戦争/海賊の反乱
- 海軍製スキャン強化設計図箱を入手するために必要な「焼け焦げた航行日誌」の数が100から10に減少しました。
ちょっとした改善
インベントリ内でレーザークリスタルにポインタを重ねると、ツールチップに損傷率が表示されるようになりました。
Surgical Strikeアップデートの取り消し
- 電磁加工装甲、アーマーコーティング、アーマーハードナー、シールドハードナー、シールド増幅器のレジスタンス値が11%ほど増加しました。
- 注意: これは過去のSurgical Strikeアップデートで導入されたレジスタンス値低下を取り消す調整です。
タイタンと大型艦載機母艦
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単一目標型ドゥームズデイのダメージが2,000,000から2,400,000に増加しました。
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新しいスキル「高度ドゥームズデイオペレーション」(Advanced Doomsday Operation)を追加しました。このスキルはレベルごとにタイタンの超兵器のダメージを7.5%増加させます。なお、このスキルで増加するのはタイタンが使用する単一目標型ドゥームズデイ、ランス、リーパー、ボーズ粒子フィールドジェネレーターのダメージであって、ランサー攻城艦が使用するランスのダメージは増加しないことに注意してください。
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タイタンのアーマープレート/シールドエクステンダー効果増強ボーナスが300%から500%に増加しました。
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大型艦載機母艦のアーマープレート/シールドエクステンダー効果増強ボーナスが200%から400%に増加しました。
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戦闘機が一斉射撃を実行できる回数が次のように増加しました。
- T1/T2軽量級戦闘機: 12回から18回
- ファクション軽量級戦闘機: 15回から20回
- T1/T2重量級戦闘機: 6回から9回
- T1遠距離攻撃機: 2回から3回
- T2遠距離攻撃機: 3回から5回
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制宙戦闘機がドローンと戦闘機以外の目標を攻撃した際のダメージ減衰率が80%から95%に増加しました。
タイタンのドゥームズデイは現在のゲームプレイでは活躍しづらい性能だったので、大幅に強化しました。また、タイタンと艦載機母艦はアーマープレート/シールドエクステンダー強化ボーナスが引き上げられて生残性も向上しています。これらの変更が組み合わさることで、ゲーム最大級の艦船が実戦において活躍する機会が増えるはずです。
戦闘機は継戦能力が向上し、これまでほど帰還や補給に時間を取られなくなりました。制宙戦闘機は準主力艦に対して効果的すぎたのでダメージ減衰率を引き上げましたが、戦闘機と戦うという本来の役割に影響はありません。
グラフィックス
巡洋艦のリデザイン
5隻のT1巡洋艦と11隻の派生型の外観をアップデートしました。
リデザイン対象艦船は次のとおりです。
- アマーのモーラー級巡洋艦、その派生型であるサクリッジとディボーター
- アマーのオーメン級巡洋艦、その派生型であるオーメン海軍仕様とゼレット
- ガレンテのソーラックス級巡洋艦、その派生型であるヴィジラント、キュベレー、デイモス、フォボス
- ガレンテのセレスティス級巡洋艦、その派生型であるアラズとラケシス
- ミンマターのサイス級巡洋艦、その派生型であるシミター
オーディオ
艦船エフェクトのアップデート
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次の艦船モジュールのオーディオエフェクトをアップデートしました。
- アーマーリペアラとリモートアーマーリペアラ
- 船体リペアラとリモート船体リペアラ(これまではエフェクト自体がありませんでした)
- シールドブースターとリモートシールドブースター
- アーマーハードナー
- シールドハードナー
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モジュールのオーディオエフェクトが使用状況に応じて正しく再生、ループ、停止するようになりました。
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カメラのズーム中にエフェクト音量が正しく減衰しない問題を修正しました。
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リモートサポートモジュールのオーディオエフェクトを改善し、複数のエフェクトがより調和するようにしました。
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リピート再生されるオーディオエフェクトのバリエーションを増やしました。
パッチノート 2025-06-16.1
訳 ISD Parrot
新規要素と変更
その他
- 放送期間を終えた三つの広告がビルボードから削除され、新たな広告が三つ追加されました。
技術的要素
- T3艦船の描写に関わるシステムをリファクタリングし、ゲーム内の他の艦船と同じくらいの負荷で描写できるようになりました。
T3艦船は描写コストが高く、特に初めて読み込まれるときにEVEクライアントをカクつかせる可能性がありました。今日のパッチでT3艦船がゲームエンジンに与える影響が減少し、負荷がニューエデンの他の艦船と同程度になりました!
不具合の修正
技術的要素
- Macクライアントで異常な描写(アーティファクト)が発生することがある問題を修正しました。
- 音声エフェクトが本来停止すべきタイミングで止まらず、艦船やカメラの位置に関係なく再生されつづける不具合をいくつか修正しました。
- DirectX 12を使用した状態でゲームウィンドウのサイズを変更し、さらにグラフィックス設定を変更するという三つの条件が揃うと、EVEクライアントが反応しなくなることがある問題を修正しました。
- いくつかのデカールが正常に表示されていない問題を修正しました。
パッチノート 2025-06-24.1
訳 ISD Parrot
新規要素と変更
戦争システム
国家間戦争/海賊の反乱
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国家間戦争ウィンドウのUI/UXをいくつか改善しました。テキストとアイコンの不透明度が下がったほか、表示情報を選択するチェックボックスが追加され、必要に応じて各種アイコンを非表示にできるようになりました。また、背景の不透明度が上がり、ウィンドウ全体がより見やすくなりました。
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国家間戦争の領域管理用拠点を占領し、星系の支配権を獲得したときに得られる基本LP報酬が4万LPから20万LPに増加しました。
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国家間戦争のフロントライン星系に、ランダムに出現するレアサイト「偵察ADV-1」を追加しました。このサイトにはT1、T2、ファクションフリゲートが進入できるので、例えば駆逐艦を交えず海賊フリゲートと強襲型フリゲートで決闘したい時などにおすすめです。
- LP報酬: 15,000LP
- 勝利ポイント報酬: 40
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ザルザク星系のフルクラムでエンジェルカルテルまたはガリスタス海賊団に入隊できるようになりました。
- 注意: ザルザク星系は危険な場所であり、移動にも特別な制限が課されています。そのため、通常の入隊手順でオートパイロットを使用した場合、たとえフルクラムが最寄りのステーションであってもそちらに案内されることはありません。
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海賊の反乱は、星系が腐敗レベル3ではなくレベル4に達したとき拡大するようになりました。
反乱が初期段階で広がる星系を限定するため、反乱拡大条件を引き上げました。これにより戦闘が発生するエリアがもう少し集中しやすくなり、四大国側のプレイヤーが反乱を封じ込める時間的余裕も生まれるでしょう。
Havocエクスパンションで海賊の反乱を実装したとき、海賊民兵の参加条件をゆるやかにしたのは妥当な措置でした。というのも、ガリスタス海賊団/エンジェルカルテルのスタンディングは普通にPvEゲームプレイを行うだけで悪化してしまうため、四大国義勇兵と同じ条件では入隊できないキャラクターが多くなり、海賊が劣勢を強いられると予想したからです。しかし、現状は海賊が義勇軍に対して優勢ですし、Havocエクスパンション実装からの18か月間はスタンディング調整期間として十分だと思います。紛争宙域のアウォキシングの大半が海賊民兵によるものである以上、この変更は適切なものだと考えます。
フィラメント
- フィラメントの痕跡のシグネチャ半径が30から45に増加しました。
フィラメントの痕跡を特定するのに必要な時間が短くなりました。これでフィラメント使用時の待機時間を増やすことなく、ハンターにとってより魅力的な標的になっています。
フリート
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他のチャットウィンドウからキャラクターをドラッグ&ドロップすることで、ウォッチリストのメンバーの順番を変更できるようになりました。例えば支援艦パイロット用チャンネルのメンバーリストや、チャットに貼られたリンクからキャラクター名を引っ張ることができます。
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フリートメンバーをボスに任命するとき警告メッセージが表示されるようにしました。表示されないよう設定することも可能です。
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「フリートから追放」と「ボスに就任」のオプションの表示位置を離しました。これでフリートから追放するつもりだったメンバーをボスに任命したり、逆にボスに任命するつもりだったメンバーを追放したりといった事故が起こりにくくなりました。
マーケットと契約
1.ベルドスパー 10
2.スコダイト 20
3.プラジオクレイス 30
この機能をうまく使えば、多数のアイテムを売却・出品するとき大きく時間が節約できるはずです!
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複数の契約を一度に削除できるようになりました。
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オークション契約について、あなたがアイテム/ISKを回収済・相手は未回収という状態になったとき、その契約について注意通知が表示されつづけることはなくなりました。
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注意通知が表示されているオークション契約を無視し、通知を無効化できるようになりました。あなたが入札したオークション契約を別のプレイヤーが落札したにもかかわらず、契約発行者または落札者がアイテム/ISKを回収しなかった場合は注意通知が表示されつづけてしまうため、そういった状況を解決するのに役立たせてください。このオプションは対象の契約を右クリックし、「契約を無視する」(Forget Contract)を選ぶことで実行できます。
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プレイヤーがアイテムを要求する契約を作成する際、複数購入と同じようにアイテムリストをクリップボードからインポートできるようになりました。
モジュール
採掘
現在のニューエデンではパイライトが不足しています。これまではアタノール/タタラでR4衛星鉱石を手動採掘した際、副産物としてパイライトが産出されていましたが、メテノックスによる自動採掘が普及して産出量が減ったことが主な原因だと思われます。この問題に対処するため、スコダイトを製錬した際のパイライト生成量を引き上げました。これでハイセク宙域の採掘師たちがパイライト不足の解消に一役買ってくれるでしょうし、もしかしたら彼らがより積極的にスコダイトを掘ってくれるかもしれません。なお、モードゥニウムもスコダイトに合わせてパイライト生成量が多少引き上げられました。
私たちはRevenantエクスパンションの大型アップデートでレベル3採掘アップグレードを実装し、レベル2にも改良を加えましたが、結果的にモルファイトが想定以上に供給される状況になってしまいました。そこで、レベル2、レベル3採掘アップグレードのメロコキサイト鉱床の出現率とリスポーン時間に調整を加えることにしました。
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レベル2採掘アップグレード:
- メロコキサイトの中規模鉱床の出現率がわずかに減少しました。
- メロコキサイトの中規模鉱床のリスポーン時間が120分から155分に増加しました。
- メロコキサイトの大規模鉱床は確実に出現しますが、リスポーン時間が480分から670分に増加しました。
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レベル3採掘アップグレード:
- メロコキサイトの大規模鉱床の出現率がわずかに減少しました。
- メロコキサイトの大規模鉱床のリスポーン時間が120分から240分に増加しました。
- メロコキサイトの巨大鉱床は確実に出現しますが、リスポーン時間が720分から1150分に増加しました。
惑星インダストリー
惑星インダストリーウィンドウに税関にアクセスするボタンを追加しました。
ポクヴェン
- ダズ・リミナル・ローカスが遮蔽解除パルスを発する間隔が9分間になりました。
遮蔽解除パルスの間隔が短いバージョンと長いバージョンを確認したところ、前者のほうがより良い結果が得られました。頻繁にパルスが発されたことでポクヴェン監視キャラ(他のプレイヤーの動きを見張るために遮蔽状態で待機させるサブキャラ)の操作量が増加しており、リージョン全体の健全性に寄与しているように思われます。
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小規模サイトを大幅に改修しました:
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改修したサイトは初期ドローンスウォーム、招集監視ポスト、EDENCOM偵察フリート、休眠状態のスリーパーハイブなどです。
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改修したサイトでは報酬額と分配ルールが調整されています。
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報酬を受け取るには、サイト攻略時にサイト中心部から100km以内にいなければならなくなりました。
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撃破するのに異様に時間がかかるNPC(例えばオーバーマインド・ブラッドロード)はサイトから削除されました。
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情報パネルにサイトの進行状況とともに目標情報も表示されるようになりました。
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NPCは自分たちを攻撃したプレイヤーをウェーブをまたいで記憶するようになりました。
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各サイトにハックできるコンテナが追加されました:
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コンテナにアクセスするにはデータアナライザーが必要です。
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コンテナはサイト攻略後にハッキング可能になります。
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コンテナにはNPCの買い注文に売却できる換金アイテムも入っています。
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コンテナはあくまで追加報酬です。サイト攻略に必須ではありません。
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EDENCOM偵察フリートのEDENCOM構成国バージョンが出現するようになりました:
- ポクヴェン形成前にその星系を支配していた国家が優先的に出現します。
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サルベージしやすくなるようサイトにセレスチャルビーコンを追加しました。
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NPCはカイト機動があまりにも遠くなると、サイト中心部に戻ってくるようになりました。
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これらのサイトはデッドスペースとして扱われるようになり、ワープイン地点はNPC出現地点の近くに移されました。
この変更の目的は、ポクヴェン内の小規模フリート向けサイトを、時間と労力を費やす価値があるものに改善することです。プレイヤーは簡単な初期ドローンスウォームから段階を踏んで、最終的にもっと難しい(そして報酬も多い)休眠状態のスリーパーハイブに挑戦できるようになるでしょう。これらのサイトを攻略するグループが増えればポクヴェンはより活気あるリージョンになり、小規模PvPを好むプレイヤーにとっても魅力的な場所になるはずです。
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ヴィジランスポイントがアップデートされました:
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アクセラレーションゲートを起動するのにキーアイテムが必要になりました:
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サイト内で使用する周波数アイテムはディープフロー・リフトの栄光あるディープフロー適応型キャニスターから入手できます。
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ポクヴェンでの攻略報酬はトリグラビアンの招集から支払われるようになりました。
ヴィジランスポイントは攻略を意図的に失敗して、サイトを別の場所に出現させなおすことができるという一種の抜け道があります。そのためキーアイテムを追加して抜け道にコストを課すようにしました。加えて、キーアイテムを入手する工程は、小規模フリートがポクヴェンで活動する動機付けにもなると見込んでいます。
このサイトにキーアイテムを導入したのは、15人を超える人数でのサイト攻略を不利にするためでした。しかし、これは期待していた効果につながらなかったので削除することにしました。今回のアップデートでは報酬が減少したかわりに出現数が増えています。サイトの価値がポクヴェン全体に分散したことで、これまでのように50人以上のキャラクターで編成された一つのフリートがサイトを独占するのは難しくなるでしょう。また、カルダリバージョンのサイト内容を他国と等しくするため、フェニックスのかわりにカルラを登場させるようにしました。
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「観測所への潜入」サイトに多少の改良を加えました:
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サイトに海賊/海軍仕様巡洋艦が進入できるようになりました。
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ポクヴェンバージョンの報酬がわずかに増加しました。
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ロックダウン時に出現するNPCの撃破後リスポーン時間が大幅に長くなりました。
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ヴィジランスポイント、「観測所への潜入」サイト、ディープフロー・リフト、ドリフタークライシスサイトでNPCを撃破すると、トリグラヴィアンとEDENCOMのスタンディングが上昇するようになりました。
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特定のサイトを攻略するとトリグラヴィアン系コーポレーションのスタンディングが上昇するようになりました:
トリグラヴィアン系コーポレーションのスタンディングを上昇させると、ステーションにおける仲介手数料と再処理手数料が減少します。つまりポクヴェンでより効率的に活動できるようになり、現地のエコシステムとの摩擦が軽減されるということです。
インダストリー
インダストリーウィンドウ下部に、フィルターに一致するブループリントの数が表示されるようになりました。これはBPC(特にT2BPC)でアイテムを製造する際、ブループリントがいくつ残っているのか把握するうえでとても役立つ機能です。
艦船
アップウェル輸送艦とアヴァランチのインフラホールドを開くショートカットキーを設定できるようになりました。
領有権システム
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探検アップグレードで生成されるデータ/遺物エスカレーションサイトが、まれにメタ分子コンバイナーと等方性堆積ガイドをドロップするようになりました。
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レベル2、レベル3採掘アップグレードで発生するエスカレーションの持続時間が6時間から24時間に増加しました。
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プレイヤーは星系の領有権を獲得すると、領有権ハブの軌道スカイフック管理ウィンドウでスカイフックを占拠または破壊できます。このウィンドウは星系制圧から1時間以内に使用しなければなりませんでしたが、アライアンスの執行コープのディレクターがすぐに駆けつけられないこともあるので、制限時間を24時間に延長しました。
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選択アイテムウィンドウにスカイフック、領有権ハブ、傭兵の隠れ家を操作するオプションを追加しました。
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アライアンスの領有権ハブウィンドウで星系名とリージョン名を検索できるようになりました。
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データ/遺物アナライザーで領有権ハブをハックできるようになりました。ハッキングに成功すると、現在領有権ハブに導入されているすべてのアップグレードのリスト、優先度、オンラインかどうかが表示されます。
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スカイフックを襲撃できる時間が1時間から2時間に増えました。
- 注意: 既存のスカイフックについては、現在の脆弱性ウィンドウが終了して次のタイマーがスケジュールされてから変更が適用されます。つまり、すべてのスカイフックの脆弱性ウィンドウが2時間になるのは今週の土曜日のダウンタイム以降です。
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脆弱性ウィンドウを迎えようとしているスカイフックは、最大2時間前からマップとエージェンシーに表示されるようになりました。マップでは「領有権」の「襲撃可能なスカイフック」(Raidable Skyhooks)フィルターで表示できます。
- 赤色の大きな円: スカイフックは10分以内に襲撃できるようになります。
- オレンジ色の中くらいの円: 10分から1時間以内に襲撃できるようになります。
- 黄色の小さな円: 1時間から2時間以内に襲撃できるようになります。
ストラクチャ
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メテノックスの係留解除は、他のFLEXストラクチャのような45分間ではなく、3日間(72時間)かかるようになりました。
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メテノックスは他のアップウェルストラクチャのように、プレイヤーがモジュールを攻撃または起動すると20秒間ワープできないようになりました。
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POS(スターベース)と税関のアイテム選択ウィンドウにリーンフォースタイマーのタイムスタンプが表示されるようになりました。このタイムスタンプはアップウェルストラクチャやスカイフックと同じように、クリップボードにコピーできます。
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ストラクチャブラウザの「所有中の軌道スカイフック」タブの情報をクリップボードにコピーできるようになりました。
ユーザーインターフェース
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情報ウィンドウでキャラクター、コーポレーション、アライアンスに設定したラベルを確認できるようになりました。ポートレートにアイコンが表示され、ポインタを重ねるとツールチップにラベル名が表示されます。
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コーポレーションウィンドウにおいて、コープのスタンディングに影響を与えているコープメンバーのスタンディングをコピーできるようになりました。
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オーバービューがルートの移動先(スターゲートやステーション)を示す色が明るくなり、より認識しやすくなりました。
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アクセスリストのメンバー情報(キャラクター、コーポレーション、アライアンスなど)をクリップボードにコピーできるようになりました。
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ゲームにログインした際、未使用スキルポイントがあることを知らせる通知は表示されなくなりました。この通知は未使用スキルポイントを獲得した時(スキルインジェクター使用時など)のみ表示されるようになりました。
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宇宙空間またはオーバービューでワームホールを右クリックしたとき、「ワームホールへ進入」オプションはメニューの一番下ではなく上の方に表示されるようになりました。スターゲートの「ジャンプ」と同じくらいの位置に変更したということです。
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スキル要件を満たしていないモジュール/艦船にポインタを重ねると、通常であれば詳細情報とともに操作可能なツールチップが表示されます。オメガクローンのキャラクターはこの詳細情報を表示せず、かわりに基本情報・操作不可の小さなツールチップを表示できるようになりました。詳細情報の表示/非表示の切り替えはインベントリ右上にあるメニューから設定できます。
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位置ウィンドウについて、現在滞在している星系のみ表示するポップアウトウィンドウにテキストフィルターを追加しました。これはオプションで非表示にすることもできます。また、ポップアウトウィンドウ選択中にショートカットキーを使用したとき、テキストフィルターに入力中でなければショートカットとして処理されるようになりました。
比較ツール
比較ツールを大改修しました。新しいレイアウトではウィンドウ内で直接アイテムを見つけられるので、別途探す必要がありません。この改善によって、プレイヤーは目的に合ったアイテムにより簡単に辿りつけるようになりました。また、比較項目が識別しやすくなったことで分かりやすさも向上。さらに検索、グループ化、フィルタリングといった機能まで追加され、ユーザーエクスペリエンスが大幅に改善しています。
不具合の修正
ゲームプレイ
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戦争中に攻撃側のプレイヤーがアライアンスを結成したとき、攻撃側を防衛側であるかのように記載した誤った通知が関係者に届く問題を修正しました。
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マーケットにおいてプラクシス用メディア・ミアズマSKINが秘密工作戦艦グループに掲載されていたため、特殊戦艦グループに移動させました。
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ポクヴェンの戦闘サイト、国家間戦争のバトルフィールドサイト、領域アップグレードで生成される戦闘サイトなどが、先日導入された新しいサイト配分方法に移行しました。
ローカリゼーション
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ガレンテのNPCコーポレーション「大統領」の説明文において、セレス・アガード大統領が女性ではなく男性として記載されていた間違いを修正しました。
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コロニーリソース管理アップグレードの説明文を更新し、生成された労働力や電力は同星系内でのみ利用できること、それらのアップグレードより優先順位の低いアップグレードに割り当てられることを追記しました。
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ルート情報でアンシブレックスの右クリックメニューを開いたとき、「ジャンプゲートを通ってジャンプ」ではなく「ジャンプブリッジを通ってジャンプ」と表示されるようになりました。
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ストーリーラインミッション「総督の饗宴」のミッションブリーフィングの誤字を修正しました。
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アルギンタルコンステレーションのランドマーク説明文の誤字を修正しました。
ポクヴェン
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ダウンタイム後、ワールドアークサイトに過剰に多いNPCが出現する問題を修正しました。
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観測所のフラッシュポイントで登場するEDENCOMのドレッドノートNPCが、閾値型ウェアポストの攻撃範囲まで漂流することがある不具合を修正しました。
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小規模サイトのNPCは所属グループの1隻が破壊されるまでプレイヤーを無視していましたが、より積極的に反応するよう修正しました。
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ダウンタイム後、小規模サイトに追加のNPCが出現する現象を修正しました。
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ゾーダズインベイジョン保管庫から入手した一部アイテムが勝手にアンパッケージ状態になる不具合を修正しました。
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境界ベズドナシンフィールドは、ポクヴェンの他の採掘サイトと同じようにデッドスペースになりました。
ユーザーインターフェース
- 指向性スキャンウィンドウのUIに使われている三角形の向きを修正しました。
ワームホールの主力艦エスカレーション
- 主力艦エスカレーションで出現するドリフターNPCのスポーン位置をストラクチャに戻しました。
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パッチノート 2025-07-07.1
訳 ISD Parrot
新規要素と変更
マーケット
グローバルPLEXマーケットを導入しました。これは星団全域をカバーする統合型マーケットで、EVE世界のほぼすべての場所からPLEXを取引することができます。今後はほとんどのPLEX売買注文が一つの取引空間に集約されるため、流動性や価格の透明性が飛躍的に高まります。購入したPLEXはプレイヤーのPLEX Vaultへ直送されるので、星系間の距離が足かせとなることもありません。この変更によってニューエデンのPLEX取引が合理化され、これまでよりも迅速かつ簡単、そして効率的に売買できるようになるでしょう。
グローバルPLEXマーケットはプレイヤー所有ストラクチャ(シタデルなど)でも利用できます。ただしアクセスリストでマーケット利用を許可されていない場合、従来と同じように取引が制限されます。そのようなストラクチャの売買注文にはアクセスできません。また、出品にかかわる手数料などもこれまで通り、場所やスタンディングにもとづいて算出されます。
既存のPLEX売買注文はすべてキャンセルされているのでご注意ください。手数料は近日中に払い戻し予定です。
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