パッチノート 23.01 - EVE Online: Legion
訳 ISD Parrot
フリーランスジョブ
ISKを稼ぎたくありませんか? 新たなゲームプレイにチャレンジしたり、有力コーポレーションの注意を引きたいと思っていませんか? そんなあなたにぴったりな新システム、フリーランスジョブがニューエデン全域で利用できるようになりました。これはプレイヤーコーポレーションがタスクを作成し、自分たちのコープに所属していないパイロットに公開できるシステムです。
自分に向いたジョブを見つけましょう
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フリーランスジョブはチャンス(AIRオポチュニティーズ)またはコーポレーション情報ウィンドウから利用できます。
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カプセラはチャンスウィンドウで近くのジョブを閲覧できます。ジョブは配信元から5ジャンプ離れた場所まで表示されます。
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コーポレーション情報ウィンドウでは、そのコープが提示しているアクティブなジョブをすべて確認できます。
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閲覧可能範囲で新しいジョブが公開されるとリアルタイムに更新されます。
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カプセラが同時に取り組めるジョブは最大3件です。ただしいつでも既存ジョブを辞退して新しいジョブを開始することができます。
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ジョブを引き受けて成果をあげると、ジョブ作成者が設定したISK報酬が自動的に支払われます。
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獲得した報酬はチャンスウィンドウの報酬タブ、または各ジョブの詳細画面で請求する必要があります。
ジョブの作成と管理
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ジョブの作成
- ジョブ作成画面は既存のコーポレーションプロジェクト作成画面と似た感じです。
- ジョブを作成するにはプロジェクトマネージャーの役職が必要です。
- コーポレーションは最大100件のジョブを同時にアクティブにできます。
- ジョブをチャンスウィンドウに表示させたければコーポレーションオフィスを配信元に設定しなければなりません。なお、ジョブはオフィスから5ジャンプ離れた場所まで表示されます。
- 各ジョブは最大20か所まで配信元を設定できます。
- ジョブ1件につき100,000ISK/日の維持コストがかかります。
- ジョブをチャンスウィンドウに配信する場合、配信元ごとに150,000ISK/日の配信コストがかかります。
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ジョブの管理
- 特定のカプセラをジョブから排除することができます。
- ジョブ参加者の貢献状況を確認することもできます。
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ジョブの維持期間
- ジョブの最短期間は15分間です。
- ジョブの最長期間は1年間です。
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ジョブのアクセス制限
- キャラクター年齢制限 - 特定のキャラ年齢のカプセラだけがジョブにアクセスできるよう制限をかけられます。
- これは新規プレイヤーを募集するためにジョブを作るとき便利な機能です。あるいはキャラ年齢が高いプレイヤーだけを集めたい時にも使えるでしょう。
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設定できるジョブの内容
- 艦船保険(艦船を喪失する)
- 無機物を採取する
- カプセラにダメージを与える
- 国家間戦争サイトを攻略する
- 国家間戦争サイトを防衛する
- NPCを撃破する
ジョブの内容は近い将来もっと追加される予定です。
コーポレーションパレット
宇宙の暗闇に紛れるのが嫌になってきましたか? 今こそあなたのコーポレーションをバッチリ目立たせるときです。新機能「コーポレーションパレット」を使えば、コープのアイデンティティをさらにユニークにするための第一歩を踏み出すことができます。
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ブランドマネージャーはコープを表現するために1~3種類のカスタムカラーを設定できます。
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カスタムカラーはコーポレーションを代表する場所、すなわちコーポレーションウィンドウとフリーランスジョブ(そのコープが作成したジョブ)に表示されます。
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コーポレーションウィンドウに新しくブランドマネージメントセクションが追加されました。ロゴ、ストラクチャSKINR、そして今回実装されたコーポレーションパレットなど、コープの外観に関わることはすべてここに集約されます。
パラゴンハブ
- SKINRの基本シーケンシング時間を一時的に10分間にしました。この時間はさらにスキルの影響を受けます。これはあくまで特例なので、6月16日には元の時間に戻ります。
活躍に彩りを添え、あなたのコーポレーションをニューエデンに知らしめましょう!
オメガ登録ウィンドウ
クローン状態を表示する新たなUI、オメガ登録ウィンドウを追加します。これはカプセラがオメガクローンについて理解するのを助け、オメガの特典を最大限活用してもらうための機能です。
Neocomのオメガ情報
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オメガ登録ウィンドウはNeocomから直接アクセスできます。
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オメガ登録ウィンドウのアイコンは次のプレイヤーに向けて表示されます。
- アルファクローン。オメガになればどんなに素晴らしいか意識してもらうためです。
- 残り時間が短いオメガクローン。更新を忘れないようリマインダーとして案内します。
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既にオメガクローンになっているカプセラも、Neocomからオメガ登録ウィンドウにアクセスすることはできます。
ニューエデンマップ
各種機能をよりアクセスしやすく、使いやすくするためにニューエデンマップをアップデートしました。新マップではフィルターが以前よりアクセスしやすくなり、ツール表示も分かりやすく改善されています。定番の操作を効率化するためのクイックアクションボタンも追加しました。将来的にさらに変更を加える予定ですが、さしあたりは日常的な使用感の改善、面倒の軽減を目指し、今後の改良につなげるために基本的なユーザーエクスペリエンスをアップデートしたいと考えています。
変更点:
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フィルターはマップ下部中央に新しく追加されたフィルターバーからアクセスするようになりました。これはマップ上部にあったドロップダウンメニューが置き換えられたものです。
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プレイヤーはお気に入りフィルターを登録し、素早くアクセスしたり切り替えたりできるようになりました。
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フィルターバーは右クリックメニューで「フィルターカテゴリーを管理」を選択すればカスタマイズでき、どのフィルターグループを表示するか設定できます。
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マップ右下にクイックアクションボタンが2個追加されました。これを押すとカメラを現在地またはホームステーションへ瞬時に移動できます。
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Aを丸で囲ったボタンは閲覧モード変更ボタンです。標準的な3Dモードと、より理論的な2Dモードを切り替えることができます。
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マップ左下にはレイアウトパネルが追加され、プレイヤーがマップの表示方法を細かく制御できます。オプションには次のような項目があります。
- マップの表示レベルを星系、コンステレーション、リージョンのどれにするか。
- 現在選択していないエリアの星系接続線をハイライト表示するかどうか。
- ジャンプブリッジのリンクを表示するかどうか。
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選択中の星系はマップ上部中央に表示されます。プレイヤーはその星系が属するコンステレーション、リージョンを確認したり、クイックアクションボタンで目的地や経由地を素早く設定したりできます。
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マップUIはこれまでよりも柔軟に変化するようになり、最小表示、フロート表示、全画面表示での動作が改善しました。
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ポインターウィンドウを使ってマップで利用できるフィルターを確認し、さらにチャット経由で他のプレイヤーに指し示せるようになりました。
Equinox領有権システムの拡張
- 領有権ハブに導入するアップグレードが、星系の潜在的な電力上限によって制限されなくなりました。例えば、使う使わないに関係なく7種類の鉱石すべての採掘アップグレードを導入しておき、優先順位を変更したりオンライン/オフラインを切り替えたりできるようになったということです。これまでは電力上限内でアップグレードを導入し、新しいものを使いたければ古いものを破壊しなければなりませんでした。
探検アップグレード
これまで発見されていなかった遺物/データサイトを見つけ出す、探検アップグレードを追加します。
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探索用ディテクター1~3
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これらの探検アップグレードは遺物/データサイトを生成します。サイト帰属勢力はエンジェルカルテル、ブラッドレイダー、ガリスタス海賊団、サンシャ国、サーペンティス社、そしてローグドローンです。
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探検アップグレードは導入された星系から0~5ジャンプ先の星系に複数の探検サイトを生成します。生成自体は必ず行われますが、結果はある程度ランダムです。
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探検アップグレードで生成された遺物/データサイトは、確率は低いですが新種の遺物/データサイトにエスカレーションすることがあります。エスカレーションサイトではかなりの報酬が手に入るかもしれません。
- エスカレーションサイトでは限定報酬として「ザラシア」ストーリーラインモジュール(マイクロジャンプドライブ、リアクティブアーマーハードナー、補助シールドブースター/アーマーリペアラ)、ハッキング用の「ウェッジ」インプラントセット、トライプロット・スキャン捕捉アレイのブループリントコピーを入手できる可能性があります。
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アップグレードはティアーが高ければ高いほど生成されるサイトの数が増え、リスポーン時間も短くなります。
探検アップグレードのコスト
資源生成アップグレード
コロニー資源を使って他のコロニー資源を生成する2種類の領域アップグレードを追加します。
資源生成アップグレードのコスト
星系効果生成アップグレード
星系内のすべての艦船に様々なボーナスをもたらす新型アップグレードを追加します。このアップグレードは維持コストを非常に低く、起動コストを非常に高く設定しています。利用者が頻繁にアップグレードを交換したり、オンライン/オフラインを切り替えたりしないようにするための措置です。
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電気安定化ジェネレーター
- このジェネレーターはアビサルデッドスペースの電気嵐によく似た効果を星系全体にもたらします。
- 星系内のすべての艦船: キャパシタ充電速度25%増加、最大ターゲット範囲25%増加、指向性スキャン範囲25%増加
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エキゾチック安定化ジェネレーター
- このジェネレーターはアビサルデッドスペースのエキゾチック粒子によく似た効果を星系全体にもたらします。
- 星系内のすべての艦船: スキャン分解能25%増加、ワープ速度2AU/s増加
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ガンマ安定化ジェネレーター
- このジェネレーターはアビサルデッドスペースのガンマ線バーストによく似た効果を星系全体にもたらします。
- 星系内のすべての艦船: シールドHP5%増加、シールドブースターの効果5%増加、キャパシタ容量10%増加
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プラズマ安定化ジェネレーター
- このジェネレーターはアビサルデッドスペースのプラズマ嵐によく似た効果を星系全体にもたらします。
- 星系内のすべての艦船: アーマーHP5%増加、アーマーリペアラの効果5%増加、モジュールのオーバーロード効果10%増加
星系効果生成アップグレードのコスト
スカイフックの占領
ヌルセクで領有権ハブを破壊して星系を征服した際、プレイヤーはISKと引き換えに現地のスカイフックを取得できるようになりました。取得手続きは領有権を獲得してから1時間以内に、領有権ハブのスカイフック管理オプションで実行する必要があります。
近年の領土戦では敵のすべてを焼き尽くしてゼロから再建することになるため、星系征服時の再建コストが非常に高くなっています。Equinoxエクスパンション以降はスカイフックも建て直さなければならなくなりました。そこで、今回のアップデートではプレイヤーが時間と資金を節約できるよう再建コストを軽減することにしました。
Equinox領有権システムに合わせたブループリント変換
Aegis領有権システムで使われ、今では使用不能になっている古いブループリントをEquinox領有権システムに合わせて変換します。この変換は5月27日のサーバータウンタイム時に自動的に行われます。
変換対象ブループリントは次のとおりです。
旧ブループリント |
新ブループリント |
領域支配用ユニット(機能停止)ブループリント |
軌道スカイフック設計図 |
サイノシュラルナビゲーション(廃止予定)ブループリント |
サイノシュラルナビゲーション設計図 |
サイノシュラル抑制(廃止予定)ブループリント |
サイノシュラル抑制設計図 |
高性能物流ネットワーク(廃止予定)ブループリント |
高性能物流ネットワーク設計図 |
大型母艦建設施設(廃止予定)ブループリント |
大型母艦建設施設設計図 |
エントラップメント施設1(廃止予定)ブループリント |
低脅威探知施設1設計図 |
エントラップメント施設2(廃止予定)ブループリント |
低脅威探知施設1設計図 |
エントラップメント施設3(廃止予定)ブループリント |
低脅威探知施設2設計図 |
エントラップメント施設4(廃止予定)ブループリント |
低脅威探知施設2設計図 |
エントラップメント施設5(廃止予定)ブループリント |
低脅威探知施設3設計図 |
海賊探知施設1(廃止予定)ブループリント |
重大脅威探知施設1設計図 |
海賊探知施設2(廃止予定)ブループリント |
重大脅威探知施設1設計図 |
海賊探知施設3(廃止予定)ブループリント |
重大脅威探知施設2設計図 |
海賊探知施設4(廃止予定)ブループリント |
重大脅威探知施設2設計図 |
海賊探知施設5(廃止予定)ブループリント |
重大脅威探知施設3設計図 |
鉱石試掘施設1(廃止予定)ブループリント |
パイライト探査施設1設計図 |
鉱石試掘施設2(廃止予定)ブループリント |
パイライト探査施設2設計図 |
鉱石試掘施設3(廃止予定)ブループリント |
ノキシウム探査施設2設計図 |
鉱石試掘施設4(廃止予定)ブループリント |
メガサイト探査施設2設計図 |
鉱石試掘施設5(廃止予定)ブループリント |
メガサイト探査施設3設計図 |
クアンタムフラックスジェネレーター1(廃止予定)ブループリント |
トリタニウム探査施設1設計図 |
クアンタムフラックスジェネレーター2(廃止予定)ブループリント |
トリタニウム探査施設2設計図 |
クアンタムフラックスジェネレーター3(廃止予定)ブループリント |
アイソゲン探査施設2設計図 |
クアンタムフラックスジェネレーター4(廃止予定)ブループリント |
ザイドリン探査施設2設計図 |
クアンタムフラックスジェネレーター5(廃止予定)ブループリント |
ザイドリン探査施設3設計図 |
サーベイネットワーク1(廃止予定)ブループリント |
探検用探査装置1ブループリント |
サーベイネットワーク2(廃止予定)ブループリント |
探検用探査装置1ブループリント |
サーベイネットワーク3(廃止予定)ブループリント |
探検用探査装置2ブループリント |
サーベイネットワーク4(廃止予定)ブループリント |
探検用探査装置2ブループリント |
サーベイネットワーク5(廃止予定)ブループリント |
探検用探査装置3ブループリント |
トリグラヴィアンの新型強襲型戦艦「ババロガ」
エンジェルカルテルの新型ドレッドノート「サラティエル」
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ガレンテ攻城艦ボーナス(スキルレベルごとに)
- キャピタルプロジェクタイルタレットの精度低下範囲が10%増加
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ミンマター攻城艦ボーナス(スキルレベルごとに)
- キャピタルプロジェクタイルタレットのダメージが10%増加
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性能ボーナス
- シージモジュールを装備可能
- シージモードでも最高速度の10%の速度で移動可能
- キャピタルマイクロジャンプドライブを装備可能
- シージモードでもキャピタルマイクロジャンプドライブを起動可能
- ワープ速度とワープ加速性能が25%上昇
- キャピタルプロジェクタイルタレットのダメージが25%増加
- エントーシスリンクのサイクル時間ペナルティが5倍
サラティエルのブループリントコピーはマラキム献身隊のLPストアで購入できます。LPストアはザルザク星系か、反乱宙域の海賊FOBで利用できます。
バランス調整
海賊勢力のドレッドノート
リモートリペアラ
支援型巡洋艦
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オネイロス
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、アーマープレートの質量ペナルティが15%減少します。
- 最高速度が230m/sから245m/sに増加しました。
- 慣性修正乗数が0.615xから0.56xに改善しました。
- シグネチャ半径が70mから65mに減少しました。
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シミター
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、シールドエクステンダーのシグネチャ半径ペナルティが15%減少します。
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バシリスク
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、シールドエクステンダーから得られるシールドHPが7.5%増加します。
- 最高速度が192m/sから205m/sに増加しました。
- シグネチャ半径が90mから70mに減少しました。
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ガーディアン
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、アーマープレートから得られるアーマーHPが7.5%増加します。
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ザルマズド
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、アーマープレートから得られるアーマーHPが7.5%増加します。
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エターナ
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、シールドエクステンダーから得られるシールドHPが7.5%増加します。
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ラビス
- 新しいボーナス - 支援型巡洋艦スキルのレベルごとに、アーマープレートから得られるアーマーHPが7.5%増加します。
戦略的巡洋艦の攻撃サブシステム
オーバーロード効果の引き上げに加えて、戦略的巡洋艦の「攻撃 - サポートプロセッサー」サブシステムにフィッティングの余裕をもたせることにしました。
- レギオン攻撃 - サポートプロセッサー: パワーグリッド出力が75MW増加
- テング攻撃 - サポートプロセッサー: パワーグリッド出力が60MW増加
- プロテウス攻撃 - サポートプロセッサー: パワーグリッド出力が75MW増加
- ロキ攻撃 - サポートプロセッサー: パワーグリッド出力が60MW増加
セイビアー・インプラントセット
- 既存のリモートリペアラ・サイクル時間短縮ボーナスと同じだけ、リモートリペアラのキャパシタ使用量を減少させるボーナスを追加します。これまではサイクル時間が短くなるぶんキャパシタ使用量が増える短所がありましたが、今後はキャパシタに余計な負担をかけることなくリモートリペアラを使えます。
セイビアー・インプラントセットは特定の艦船(具体的にはネストルとザルマズド)と組み合わせると、状況次第ではかなり強力な効果を発揮していました。しかしキャパシタ使用量が増える短所のせいで、他のリモートリペア艦では活用するのが難しくなっていました。この短所を受け入れ、なおかつスネーク、アミュレット、ニルヴァーナといった他の強力なインプラントセットを諦めるとなると、なかなか使いづらかったことでしょう。今回のアップデートにより、これからはもっと多くのリモートリペア艦で有効な選択肢となるはずです。
リモートリペアラの減衰率調整
- 例えば…
- 100個のT2キャピタルリモートリペアラ(軍事力補強艦が33隻程度)でリペアされる場合
- 変更前の計算式 = 1秒あたり78440HP
- 変更後の計算式 = 1秒あたり97850HP
- 増加量は25%にぎりぎり届かない程度です。
巡洋艦
ソーラックス
ソーラックスの推進力を少しだけ強化するとともに、パワーグリッド出力を改善することでフィッティングの自由度を高めました。これでブラスターの射程まで接近しやすくなりますし、より大口径の兵器を装備しやすくなるでしょう。
ラプチャー
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ミンマター巡洋艦スキルの中型プロジェクタイルタレット・ダメージ増加ボーナスは、増加量が5%から10%に上昇しました。
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ミンマター巡洋艦スキルの中型プロジェクタイルタレット・発射間隔ボーナスは、追跡速度7.5%増加ボーナスに変更されました。
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ドローン収容量とドローン帯域幅が30m3、30Mbit/secから40m3、40Mbit/secに変更されました。
ラプチャーはあまりにもスタッバーに似ており、大抵の場合はスタッバーの陰に隠れていました。ラプチャーは2種類のダメージボーナスを備えていたものの、実際のところは精度低下範囲ボーナスとランチャーハードポイントを有するスタッバーのほうが火力を発揮しやすかったからです。そこで発射間隔ボーナスをダメージ増加ボーナスに統合し、空いたボーナス枠に追跡速度ボーナスを追加しました。大きな変更ではありませんが、これでスタッバーのかわりにラプチャーが選ばれる機会が増えるのではないでしょうか。追跡速度ボーナスはオートキャノン装備での近距離戦で役立ちますし、新しいボーナスの組み合わせでは斉射火力と追跡速度が向上するので、従来のアーティレリ装備もさらに強力になります。
イクセキュラー海軍仕様
- ガレンテ巡洋艦スキルの中型ハイブリッドタレット・ダメージ増加ボーナスは、増加量が20%から17.5%に下降しました。
イクセキュラー海軍仕様はRevenantエクスパンションで調整されてからも過剰なほど性能が良く、海軍仕様カテゴリで最もよく使われている船です。そこで今回は軽めの追加調整を行い、使用率がどうなるのか引きつづき見守りたいと思います。
巡洋戦艦
ミュルミドン海軍仕様
- カーゴ容量が400m3から560m3に増加しました。
- ガレンテ巡洋戦艦スキルのステイシスウェビファイヤードローン・速度低下能力ボーナスに、ウェビファイヤードローンHP10%増加ボーナスを追加しました。
ハービンジャー海軍仕様
- 新しいボーナス - アマー巡洋戦艦スキルのレベルごとに、中型エネルギータレットのキャパシタ使用量が10%減少します。
ミュルミドン海軍仕様とハービンジャー海軍仕様はRevenantエクスパンションで多少強化されましたが、使用率が他の海軍仕様巡洋戦艦よりかなり低い状況は変わっていません。そのため、今回ふたたび性能を強化することにしました。ミュルミドン海軍仕様はアクティブタンク向きにもかかわらず、カーゴ容量は巡洋艦に負けてしまうほどだったので、キャップブースター等をもっとたくさん積めるよう拡張しました。さらにウェビファイヤードローンがすぐに破壊されないようHP増加ボーナスも用意しました。ハービンジャー海軍仕様は通常仕様と違ってエネルギータレット・キャパシタ使用量軽減ボーナスを備えていないため、キャパシタ管理がかなりシビアになる場合がありました。そこでキャパシタ使用量軽減ボーナスを新ボーナスとして復活させ、PvEとPvPの両方でより魅力的な船になるよう改修しました。
採掘艦
- 採掘艦を再処理すると、ブループリントの必要材料と同じアイテムを生成するよう更新しました。 これにより保険金の支払額もより正確(高額)になりました。
国家間戦争/海賊の反乱
- 海軍製スキャン強化設計図箱を入手するために必要な「焼け焦げた航行日誌」の数が100から10に減少しました。
ちょっとした改善
インベントリ内でレーザークリスタルにポインタを重ねると、ツールチップに損傷率が表示されるようになりました。
Surgical Strikeアップデートの取り消し
- 電磁加工装甲、アーマーコーティング、アーマーハードナー、シールドハードナー、シールド増幅器のレジスタンス値が11%ほど増加しました。
- 注意: これは過去のSurgical Strikeアップデートで導入されたレジスタンス値低下を取り消す調整です。
タイタンと大型艦載機母艦
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単一目標型ドゥームズデイのダメージが2,000,000から2,400,000に増加しました。
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新しいスキル「高度ドゥームズデイオペレーション」(Advanced Doomsday Operation)を追加しました。このスキルはレベルごとにタイタンの超兵器のダメージを7.5%増加させます。なお、このスキルで増加するのはタイタンが使用する単一目標型ドゥームズデイ、ランス、リーパー、ボーズ粒子フィールドジェネレーターのダメージであって、ランサー攻城艦が使用するランスのダメージは増加しないことに注意してください。
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タイタンのアーマープレート/シールドエクステンダー効果増強ボーナスが300%から500%に増加しました。
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大型艦載機母艦のアーマープレート/シールドエクステンダー効果増強ボーナスが200%から400%に増加しました。
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戦闘機が一斉射撃を実行できる回数が次のように増加しました。
- T1/T2軽量級戦闘機: 12回から18回
- ファクション軽量級戦闘機: 15回から20回
- T1/T2重量級戦闘機: 6回から9回
- T1遠距離攻撃機: 2回から3回
- T2遠距離攻撃機: 3回から5回
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制宙戦闘機がドローンと戦闘機以外の目標を攻撃した際のダメージ減衰率が80%から95%に増加しました。
タイタンのドゥームズデイは現在のゲームプレイでは活躍しづらい性能だったので、大幅に強化しました。また、タイタンと艦載機母艦はアーマープレート/シールドエクステンダー強化ボーナスが引き上げられて生残性も向上しています。これらの変更が組み合わさることで、ゲーム最大級の艦船が実戦において活躍する機会が増えるはずです。
戦闘機は継戦能力が向上し、これまでほど帰還や補給に時間を取られなくなりました。制宙戦闘機は準主力艦に対して効果的すぎたのでダメージ減衰率を引き上げましたが、戦闘機と戦うという本来の役割に影響はありません。
グラフィックス
巡洋艦のリデザイン
5隻のT1巡洋艦と11隻の派生型の外観をアップデートしました。
リデザイン対象艦船は次のとおりです。
- アマーのモーラー級巡洋艦、その派生型であるサクリッジとディボーター
- アマーのオーメン級巡洋艦、その派生型であるオーメン海軍仕様とゼレット
- ガレンテのソーラックス級巡洋艦、その派生型であるヴィジラント、キュベレー、デイモス、フォボス
- ガレンテのセレスティス級巡洋艦、その派生型であるアラズとラケシス
- ミンマターのサイス級巡洋艦、その派生型であるシミター
オーディオ
艦船エフェクトのアップデート
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次の艦船モジュールのオーディオエフェクトをアップデートしました。
- アーマーリペアラとリモートアーマーリペアラ
- 船体リペアラとリモート船体リペアラ(これまではエフェクト自体がありませんでした)
- シールドブースターとリモートシールドブースター
- アーマーハードナー
- シールドハードナー
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モジュールのオーディオエフェクトが使用状況に応じて正しく再生、ループ、停止するようになりました。
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カメラのズーム中にエフェクト音量が正しく減衰しない問題を修正しました。
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リモートサポートモジュールのオーディオエフェクトを改善し、複数のエフェクトがより調和するようにしました。
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リピート再生されるオーディオエフェクトのバリエーションを増やしました。