皆さん、こんにちは。CSM 20に立候補したItaerです。2007年から様々なプレイスタイルで様々な宇宙空間でEVEをプレイしてきました。私の興味の対象は、常にスモールギャングによるPvPです。ローセク、特にカルダリ・ガレンテ戦域で多くの時間を過ごしてきました。現在はワームホールに住んでおり、k-spaceとワームホール間のPvPインターフェースに強い興味を持っています。リアルではデータサイエンスを活用した科学者(彗星についての質問は歓迎です!)として活動しており、その視点をCCPとの議論に活かしていきたいと考えています。
CSM代表として、特に以下の4点に注力していきたいと考えています。
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スモールギャングPvP:スモールギャングはEVEにおける独特なニッチ領域だと思います。普段は触れる機会のないプレイヤーに高いスキルを駆使したPvPコンテンツを提供することでゲームの可能性を示し、何を目指していくかという目標を与えてくれます。スモールギャングのプレイヤーはコンテンツを見つけるために努力する必要があるため、ゲームの様々な要素に触れ、それらの分野に精通しているプレイヤーも少なくありません。これは高く評価され、守られるべきものです。しかし残念ながら、スモールギャングコミュニティはまさに文字通り小規模です。Skyhook の弱体化など、スモールギャングに不均衡をもたらす多くの変更が行われました。CSMでこういったプレイスタイルを代弁することは、プレイヤーにとってもCCPにとっても、このプレイスタイル自体とその重要性を広く知ってもらうために重要です。
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**コミュニケーション:**昨年CSM19に立候補して以来、CCPはユーザとのコミュニケーションを劇的に改善したと感じています。CCPはポッドキャスト形式の開発者チャット、CCP OkamiによるDiscordでの頻繁な最新情報の公開と議論、そしてLegionの大型アップデートパッチノートに見られるような変更点のより詳細な説明など、コミュニティとの対話を活性化する新たなチャネルを数多く開設しました。これは非常に評価できる点であり、多くのCSMメンバーから、CCPは今年のCSMの意見に対して積極的に対応し、多くの変更がCSMとの協力によって実現したと聞いています。こういったコミュニケーションは非常に重要です。私自身、ファンフェストやオンラインでCCP k1p1や数人のCSMメンバーと個人的に話し合ったことが、今年初めに行われたSkyohook襲撃の変更に直接つながりました。これはCSM20立候補者 Drake Iddon - Inflict me upon the devs for another year でも言及されています。私は、CCPがコミュニティとのコミュニケーションを継続できるよう支援し、この方向性を維持できるよう尽力したいと考えています。
手短に言うと、CCPは今年、コミュニケーション能力を大幅に向上させました。今後もこのようなコミュニケーションを促してくれるCSMが必要です。私は今年、CCPとかなり頻繁に話し合いましたが、今後もこの関係を継続していきたいと考えています。
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イテレーション:長年のEVEプレイヤーとして、一貫性のあるイテレーションの欠如は、長年苛立たしい点でした。「CCPの『I』はイテレーションの略だ」(=存在しない)という古いプレイヤージョークがありますが、それももっともです。EVEは未完成のアイデアの墓場です。ティアリサイド(艦船やモジュールを専門領域に適合するように改良すること)、プービンググラウンド、インカージョン、ドリフターのストーリーラインなど、数え切れないほど多くの未実装コンテンツが存在します。CSMとして本当に変更したい点があるとすれば、まさにこの部分です。どんなにエキサイティングなコンテンツであっても、ゲームが古くなるにつれて、改善の余地が出てきます。
CCPはこの点についても改善を進めてきましたが、もっと多くの作業が必要だと考えています。このゲームは膨大なポテンシャルを秘めています。プレイヤーは既存のシステムに慣れ親しんでおり、このような改善は歓迎されます。どんな開発チームも、EVEコミュニティの創造性と発想力にはかないません。変更を加えたり、機能を追加したりすると、コミュニティはCCPが気づかなかった点、さらに変更すべき点、改善、拡張できる点をほぼ確実に発見します。機能の構築、改善、リリースまでの作業がすべて完了したら、コミュニティからのフィードバックを基にイテレーション(反復)することで、少ない労力で大きな成果が得られます。変更は問題ではありません。EVEのようなゲームでは、停滞は死を意味します。変化を続けてください。
手短に言うと、システム全体で一貫性のあるイテレーションを推進し、古くなった部分を見直し、新機能のためのイテレーションを継続していくことを強く求めていきます。
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小さなこと:CCP Karkurの「小さなこと」スレッドは、EVEの歴史上、最も成功したコミュニティ向けの開発に関する議論です。CCPにはこの取り組みを継続してもらいたいと考えています。CCPがこうしたことに開発時間を割くことは重要であり、感謝されていると理解してもらう必要があります。ブックマークフォルダの制限についてイテレーションを行いましょう。格納庫の船にメモを追加しましょう。ACLをコーポレーションのロールに紐付けましょう。スキル抽出のUIについてもイテレーションを行いましょう。この取り組みを拡張し、コミュニティ投票システムの導入も検討すべきかもしれません。バランス調整には適さないかもしれませんが、どのQOL向上策に開発時間を割くかという優先順位において、非常に大きな影響力を持つ可能性があります。何よりも、この取り組みへのコミットメントを表明してもらいたいです。これが重要であると理解されていることを表明してもらいたいです。
手短に言うと、CCPには「小さなこと」へより注力し、継続し、QOLの向上に尽力することを約束してもらいたいです。
昨年はたくさんのご支援をいただき、本当に感謝しています。今年のCSMでは、スモールギャングコミュニティを代表して参加できることを楽しみにしています。読んでいただきありがとうございました!
第20回CSM選挙翻訳プロジェクト
(翻訳:@Ruin_Star )