CSM 17th候補者 Ithica Hawk

原文 Ithica Hawk for CSM 17

こんにちは、私の名前はIthica Hawk。今年のCSM17選挙に立候補します。この投稿は私のウェブサイトと被っている内容も多いですが、フォーラムユーザーの都合を考えてこちらにも載せることにしました。

EVE Onlineにおける経歴

私は2010年、大学にいた頃にEVE Onlineをプレイしはじめました。色々なゲームメディアで報じられていたEVEの物語や偉業に惹かれたのです。導入されて間もない新規プレイヤー体験で苦労しましたが、ミッションをこなしたりアマー周辺を探検したりして、少しずつゲームを理解していきました。(ちなみに、後にCCP Soundwaveは当時の新規プレイヤー体験をこんな風に例えました。「ようこそEVE Onlineへ! これがあなたのルービックキューブです。あとは自分でどうにかしろ」)

私はNPCが売買する商品を運んでISKを少し稼ぎはじめ、自分はこの方法で一財産築くのだと決心しました。そしてビストワーを買えるようになるまで働き、輸送艦を使った交易をはじめました。最初はカーゴホールドを3分の1満たす程度の商品を買うのがやっとでしたが、満杯にできるだけのISKを手にするまで仕事に励みました。そうやってISKがある程度貯まると、今度はより儲かるローセキュリティ宙域での交易に目をつけました。私は愛船「フランシス・ザ・ビストワー」に自衛用の小型パルスレーザーを取りつけ、攻撃された時のために小型船体リペアラも装備し、初めてローセキュリティ宙域に足を踏み入れたのです。


はかなく消えた夢と希望

あっさりと撃沈されました。交易で築いた財産は一瞬で消えてしまいました。しかしそれは、「私も誰かを撃つことができる」と知った瞬間でもありました。ビストワー喪失からしばらく経ったあと、私はWH ORE Explorationという小さなコーポレーションに出会って1年半ほど身を寄せました。私たちのほとんどはハイセキュリティ宙域からPvPの世界に転がりこんだばかりのルーキーでしたが、ベテラン揃いであるかのように装い、Talocan Unitedに加盟してワームホール宙域で経験を積みました。ワームホール攻防戦に参加した時のことは今でも思い出します。私たちがアライアンス用とコーポ用の通信チャンネルに同時に参加していると、アライアンス指導部から任務を与えられたのです。問題ないと言って引き受けたはいいものの、仲間内ではパニックを起こしていました。なにしろ自分たちが何を引き受けたのかさえ分かっていなかったのですから。

その後、2013年のファンフェスやEVE LondonでThe Bastardsのメンバーと親しくなり、既知宙域へ戻って彼らの一員になりました。The Bastardsには3年半所属し、その間にソロPvPや小規模PvPの戦い方、組織的な作戦のノウハウを学ぶことができました。ちなみに、当時の私は時代錯誤にも紙とペンを使い、仕事中に日々の作戦計画を立てていました。


誰がどう見てもトップレベルの作戦計画書(2013年頃)

The Bastardsでは面白いことをいくつも経験しました。ローセキュリティ宙域で他の海賊グループと戦ったり、ワームホールを攻めたり、逆に味方のワームホールを守ったり。ほんの僅かとはいえ、領土を獲得するためにMinistry of Inappropriate Footworkと奮闘したこともあります。(詳しく知りたい方はこちらをどうぞ:センチネルスタンド作戦)しかし何より重要なのは、今でも関係が続いている素晴らしい仲間たちに出会えたことです。

国家間戦争でガレンテ義勇軍に参加した経験もあります。私たちは当時の国家間戦争における主要グループの一つとなり、主力艦に出番が回ってくるような大規模フリートの編成・運用を後押ししました。私が初めて艦載機母艦を失ったのもこの頃で、タイタンのドゥームズデイを喰らって撃沈されました。

The Bastardsの活動が低調になると、私はふたたびワームホール宙域へ向かいました。最初に参加したのはIsogen-5でしたが、彼らはすぐに崩壊してしまったので、次はOverload Thisに参加しました。このコーポでは1年半の所属期間中ずっと良い仲間に恵まれ、最終的にCEOを務めるまでになりました。

さらに、当時熾烈を極めていたハイクラスワームホールの戦い――艦載機母艦で換装しながらの戦闘、90分間にもおよぶ激しい接近戦、他のグループに対する日常的な襲撃など、EVE Onlineでもひときわ奥の深いゲームプレイ――も経験することができました。しかし、ワームホール宙域はアップデートの影響(詳しく知りたい方はこちらをどうぞ:私の考える改善策)で大きく変わってしまい、多くのメンバーがコーポを去ってWE FORM V0LTAへ参加しました。私もV0LTAへ移籍して今日まで活動しつづけています。(ちなみに、Overload ThisはEhefkaeという名で一時復活したことがあります。その時は私も古巣へ帰還して色々と面白い経験をしました。特にお気に入りなのはJ120823防衛戦です)

V0LTAではテーラ星系を拠点としていた頃に最高クラスの主力艦襲撃フリートを経験しましたが、ロークアル時代の到来と大型主力艦の傘の拡大により、大きな影響を受けました。その後、V0LTAはSkill Urselfと協力してヌルセキュリティ宙域東部の諸勢力と戦い、相手を完全に叩きのめしました。私はこの戦いを通して大型艦載機母艦の経験を積み、小競り合いのような小規模フリートから支援付きの大規模フリートまで、さまざまな状況で適切に運用できるようになりました。加えて、その気になればタイタンも出撃させられるようになり、少人数のちょっとした戦闘からコアリションレベルの作戦まで、色々な機会にタイタンを操縦しました。こうした主力艦に関するゲームプレイは本当に強烈で、ここでは語りつくせないほどの物語が秘められています。

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第13回大会 - 私が初めて参加したアライアンストーナメント

The Bastardsに所属していた頃、私は競技者として第13回アライアンストーナメントに出場しました。アライアンストーナメントに挑むのは初めてで、チームもトーナメント初心者――やる気満々だが経験は浅い――ばかりでした。しかし、Nashh Kadavr、Zimzat、そして私の3人でチームを運営して2勝2敗の成績を収めました。この結果はとても誇りに思っています。次に出場したアライアンストーナメントは第15回、WE FORM V0LTA代表としてでしたが、私はそれまでの間に他のトーナメントにも関わりはじめました。ノッティンガムで開催されたファンイベント「EVE_NT」の試合を解説したのが最初で、後にEVE_NTチャンピオンシップのメジャーリーグ・マイナーリーグの運営も手伝うようになりました。

第15回アライアンストーナメントではEVE_NT運営チームが前半2週間の試合を委ねられたので、私もいくつかの試合を解説するよう招待され、スタジオの解説席にも出演しました。

このような活動が評価された結果、私は第16回アライアンストーナメントではApothneとともに司会役を任されました。私は司会者として解説席に座り、1週目と2週目の司会進行を担当しました。

左から順に私、Elise Randolph(現CCP Swift)、Rahne Chocolate

数年間にわたってアライアンストーナメントの運営に関わったのは信じられないような経験ですし、自分を謙虚に見つめなおす機会にもなりました。私がある種プロフェッショナルな立場で「EVEのために働く」ことができたのは、本当に多くの人々のおかげです。EVE_NT運営チームは可能なかぎり高品質なコンテンツを視聴者へ届けるため、プロ集団としてCCPと協働しました。私はその中で、CCPと一緒に働くことについて多くの知見を得ました。

私はアートを通してEVEコミュニティに貢献したこともあります。以前にファンタジー風ニューエデン地図を制作して無料公開したのですが、その際、私にお金を払うかわりにアイスランド赤十字社へ寄付するようお願いしました。新型コロナウィルスが大流行するなか、私と有志プレイヤーはこの取り組みを通じて約1,200ドルの寄付を集めることに成功しました。また、サイン入り地図は2度のチャリティーオークションに出品され、さらに約1,200ドルを集めました。これほど誇らしいことはありません。

2,500ドル近くの寄付金を集めたファンタジー風ニューエデン地図。こちらのツイートで無料配布しています

要するに、私はEVE Onlineを愛しており、これからも何十年と続いてほしいと思っているのです。CCPは昔から「現実世界よりも意義のある仮想世界を作る」という使命を掲げていますが、私は彼らが多くの点で成功を収めたと考えています。私がこのゲームで12年間にわたって築いてきた友情は、深くて意義のある本物の人間関係です。私はコーポの仲間たちが日々どうしているのか気にかけていますが、それはゲームの中であろうと外であろうと関係ありません。また、私はプレイヤーたちが自身の経験を語った物語や体験談が大好きで、こうした分野には強い情熱を持っています。私自身その一部であるニューエデンという物語が、これからも成功と進化をつづけられるようできる限り貢献していきたいと思います。

Ithica Hawkの物語をお読みいただきありがとうございました。私はここに書いている事以外にも色々な経験をしてきましたし、これからも多くの経験をしていくことでしょう。皆さんと宇宙で会えるのを楽しみにしています。

Ithica Hawkの専門分野。誰よりも詳しいと感じる得意分野はどこか? 他の候補者と一線を画す資質は何か?

私は長年EVEをプレイしており、多くの分野について豊富かつ深い知識を持っています。特にCSMで役立つ「得意分野」を挙げるなら、傾聴力・理解力・コミュニケーション力といった対人能力になるでしょう。これらはゲームの技術的分野が重視されるあまり、しばしば見落とされがちな分野だと思います。EVEは社会的なゲームなので、さまざまな立場の人と交流し、彼らの声に耳を傾け、プレイヤーが抱えている問題の核心を引き出すことが肝要です。

そうしてこそ、問題を分かりやすく表現し、CCPやプレイヤーに本質を伝えることができるのです。

ゲームの分野に限れば、私はEVE Onlineのトーナメント――プレイヤーが主催するものとCCPが主催するものの両方――に精通していると言って差し支えないと思います。ゲームのあらゆる部分の中でも、この分野に関しては大抵の人間より詳しいはずです。

私のウェブサイトでは重要だと思われる問題についてより深く掘り下げています。「Ithica HawkをCSM17に - 私の考える改善策」をぜひご覧ください。


レイキャヴィクのCCP本社から放送された第17回アライアンストーナメントの舞台裏

なぜCSM選挙に立候補するのか?

  • 私のゲーム知識

私はEVE Onlineで長年多くのことを経験し、プレイヤー、コンテンツクリエイター、そしてリーダーとして色々なコンテンツに参加してきました。ゲームシステムについて百科事典並の知識を持っているとは言いませんが、その大部分と、それらがプレイヤーにどのような影響を与えるかという重要な点は確実に理解しています。

  • 私の中立性

私はEVEにおいて比較的中立な立場を常に維持してきました。ゲーム内では戦うこともあるかもしれませんが、相手がどんな勢力に属していようと、現実世界では喜んでビールを飲み交わします。私たちはこのゲームをプレイしているという点で皆同じなのですから、敵か味方かというような考え方はせず、ゲーム全体の健全性と永続性に重きを置くことが大切です。私は過去に、私自身と所属グループにとって不利になるのを承知の上で、ゲーム自体の長期的利益のために、特定のメカニズムやゲームシステムを削除・バランス調整するよう提言したことがあります。

  • 私の人間関係

私はゲーム内であらゆる立場の多くのプレイヤーと素晴らしい協力関係を築いています。大勢の重要なステークホルダーとどのように言葉を交わし、どのようにフィードバックに耳を傾ければよいかも知っています。

また、EVE_NT運営チームの一員、あるいはイベント出演者としてCCPと協働してきたので、彼らと良い協力関係を築いていますし、CCP内部で物事がどんな風に動くかも知っています。このCCPとの協働経験には秘密保持契約が適用される内容も含まれています。CSMメンバーはこうしたやり方に慣れるまで少々時間を要することがありますが、私にとっては目新しいことではありません。

  • 私の対人スキル・コミュニケーション技術

私は現実世界では宇宙産業のエンジニアとして働いています。主な仕事はステークホルダー、顧客、サプライヤーから要件を聞き出し、解決策を設計・提案することです。こうした経験のおかげで、相手が言わんとしていることを確実に把握する技術を身につけ、相手がうまく伝えられない場合でも問題の本質を引き出すのが得意になりました。

また、プレイヤーから聞き取った意見を代弁し、必要に応じて擁護することもできます。フィードバックをしっかり受け止め、私が代弁すべき意見が自分のそれと異なったとしても、きちんと受け入れることができると自負しています。

  • 私とのコンタクトの取りやすさ

相手が誰であれ、どんな問題であれ、喜んで話し合いたいと考えています。私があまり詳しくない問題や、普段参加していないゲームプレイに関する問題なら尚更です。私と一対一でチャットしたり、私があなたのコーポのDiscordやTeamSpeakに参加したり、公式フォーラムで議論・質疑応答することがお望みでしたら、心の底から喜んでそうさせていただきます。まずはお気軽にご連絡ください。

プレイヤーはIthica Hawkに何を期待できるか?

なぜ私はCSMメンバーになりたいのか? 私にとってCSMに参加することとは、CCPに何らかの変更を強いたり、あるいは変更を阻止したりすることではありません。CSMはもっと重要な使命を持っていると考えています。CSMはEVEが抱える問題の専門家、ゲームを知り尽くしたプレイヤーの集まりです。皆さんはCSMを信頼し、CCPが彼らに意見を求めたとき、その意見が自身の意見と一致すると信じるしかありません。ゆえにCSMはプレイヤーの声に耳を傾け、フィードバックを集め、EVEコミュニティと同じ方向を向き、人々の意見を明確かつ賢明なやり方でCCPに代弁しなければならないのです。私は自分が皆さんの代表になれると強く信じています。皆さんの支持と一票に感謝いたします。


私とCCP Antiquarian。ファンフェス2018のパブ巡りイベントにて

連絡先

私には色々な方法で連絡を取ることができます。

  • この投稿への返信。
  • 私のツイッターアカウント - https://twitter.com/IthicaHawk
  • DiscordではIthicaHawk#7487か、私が参加しているたくさんのサーバーのどれかで声をかけてください。EVE_NTサーバーなら確実です。
  • 私のメールアドレス - ithicahawk@gmail.com
  • ニューエデン郵便サービスなら次の住所までお願いします: カドール、カドールプライム3、Hawk卿邸宅(訳注: Ithica Hawkは2015年のアマーチャンピオンシップでカドール家のために戦い、公式設定としてカドールプライム3の貴族に叙された)

(翻訳者: Walter Islands)
(査読者: 4bumar Sarain)

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これをしていただきありがとうございます。 私はgoogletranslateを使用しています。 これは他の言語コミュニティにとって素晴らしいアイデアだと思います。

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