原文 Kenneth Feld for CSM 17 - Council Of Stellar Management / CSM Campaigns - EVE Online Forums
以下和訳
CSM15から始まった荒っぽい運営はCSM16に移行し、ようやく採掘と船の建造が出来るようになりました。CSM17 では、国家間戦争のアイテム修正、そして最後の “痛みの原因” を取り除く必要があります。
これが私の最後のキャンペーンとなり、当選すれば最後の任期となります。過去2年間のご支援に感謝し、当選した暁にはCSM17を楽しみにしています。
インダストリー税は基地毎に計算されるざっくりとした基準ではなくEIV (アイテムの推定価格) を基準として使用するようにする(そうすれば企業は実際の使用量と利潤に課税することができる)。
ミコセロシンガスはまだ足りていません。
惑星開発はまだひどいものです(過去にボリューム変更の可能性が言及されていませんでしたか?)。
まだインダストリー関係には、異常にコストが高いアイテムがあります。キャピタル艦の武装やその他幾つかのアイテムは、キャピタル艦の生産を "スムーズに "するために調整する(コストを下げる)必要があります。
分子コンデンサー (molecular condensers) の供給はまだ "細い"ままです。 – 私はそれらをLPストアに置くのがいいと考えています – そうすることで価格の "上限 "が出来るでしょう – その結果、分子コンデンサーのコストが "高く "とも、ボトルネックになることを避けることが出来ます。
ゲームプレイ上のアイテムについて
アンシブレックス・ジャンプゲート利用時にジャンプ疲労タイマーを発生させる。
エンジニアリング複合施設 (ライタル、アズベル、ソティヨなど) での製造/研究に対する適切な税金を設定する機能。
コーポやアライアンスが全てのプレイヤーの収入源(isk/LP/採掘/インカージョン)に課税できるようにする。
iHUBのバランス修正。
シタデルの武装やサービスを攻撃する機能。
フリートや準備・調整を必要とする "ポクヴェン "スタイルのPvE活動をヌルセクでも実装する、またそれらを妨害可能なものとする。
Botによるラッティングを排除する。
L0/1/2/3 Abyssalsはハイセキュリティで – L4/5/6はローセキュリティかヌルセキュリティ、ワームホールでのみ行えるものとする。
50T ISKを抱えたリザーブバンクをどうにかする必要があります!
キーの増加
キーの種類を増やす (マスターキー、パーセンテージキー)
キーの入手方法を増やす - BotによるPvE以外で
CSM16のハイライト
第16回CSMは、7月に任期を開始して以来、様々なトピックを取り上げ、CCPのあらゆる開発チームとミーティングを行うなど、非常に過密なスケジュールをこなしてきました。CSM17に突入するにあたり、有権者と候補者双方がCSMの役割をより良く理解するために、CSM16が行ったミーティングや影響力についていくつか紹介したいと思います。ただし、毎週のミーティングはCSMの仕事の一部に過ぎず、各メンバーはCCPの Slackで様々なテーマについて日々会話していることを付け加えたいと思います。
2021年7月
7月はチーム紹介、短期・中期的に重要なトピックの決定、Axiomチームとのチャットなど、主に管理業務と今期の計画立案に重点を置きました。トピックとしては、アライアンストーナメントの復活、設計チームとのESSリザーブバンクについての議論、ゲーム設計ディレクターであるCCP Muppethunterとの顔合わせ等がありました。また、EVEのブランドマネージャーであるCCP Goodfellaとは密接に協力して7月のステータスアップデートブログを作成しました。
2021年8月
8月は、ゲーム上のリソースについて着目しました。CSMよりプレイヤーの悩みとなっているポイントに関するフィードバックを提供し、経済のバランス修正戦略について議論しました。Team Odysseyは新しいAIR NPE (学際的研究協会, 新規プレイヤー体験) を紹介し、新しいチュートリアルとゲーム序盤に追加される新要素を説明しました。その後、CSMはチームとミーティングを行い、EVEの第3クアドラントで何が行われるかを議論しました。8月の終わりには、CCPのシニア・リーダーシップ陣営である、プロダクト・ディレクターのCCP Rattatiやクリエイティブ・ディレクターのCCP Bergurと、EVE onlineの将来のビジョンについてハイレベルな議論を交わしました。
2021年9月
9月はCRABの季節です! CONCORD Rogue Analysis Beaconについて、デザインチームとおよそ4時間のディスカッションを行い、デザインの比較的早い段階から十分なフィードバックを提供しました。月やシタデルへの距離についての懸念や、複雑暗号化量子ビット(CEQs)のバランスについて多くの意見交換が行われました。そのすぐ後には、IHUBのアップグレードと領有権について、より長期的なビジョンを持った議論が行われました。9月の終わりには、CCP ExplorerとCCP TuxfordがDowntimeを無くす実験についての詳細と、CCPがこの実験から学んだことを説明してくれました。その後、COVIDの制限を受けながらのサミット開催の可能性についての議論があり、結局2021年には対面でのミーティングを開催しないことが決定されました。
2021年10月
10月はミーティングが最も忙しい月の一つで、5つのミーティングで7時間近くを費やしました。CRABの話は10月の第1週まで続き、CSMとTalosチームはより詳細について話し合いました。船のサイズの議論、報酬、ビーコン建造コスト、フィッティング要件、所要時間などです。10月後半、CSMはライブイベントチーム(Team Ra)と会合を持ち、今後のゲーム内イベントや、プレイヤーがイベントの中で何にやりがいを感じるか、そしてCSMが新しいデイリーログイン報酬に何を含めることが重要であると考えているかについて話しました。これは設計プロセスのごく初期に行われました。この後、CSMは細々とした仕様変更を担当するチームとミーティングを行い、チームが取り組むことのできるゲーム内生活の質を向上させる提案についてメモを交換しました。CSMはこのために1ヶ月近く準備していましたが、これらだけが情報源ではありません。重複する部分も多かったのですが、多くの時間はマルチフィットにおけるフィラメント等、修正の優先順位付けのためのフィードバックに費やされました。
次に、プレイヤー・リサーチ・チームが参加し、ユーザー・インターフェースに関する話題を中心に、まだ議論されていない機能にも話が及びました。10月の最後には、チーム Tech Coとのミーティングが行われ、まだ公開されていないトピックや、ローカルチャットなどの分野でクライアントに表示されると便利な情報についてのハイレベルな検討などが行われました。関係ないですが、このミーティングではゴーカートも登場しました。
2021年11月
11月の最大の論点は、New Dawn クアドラントの採掘の変更に焦点を当てたものでした。採掘船のバランス修正、リソースの倍増、採掘ロスなど、New Dawn クアドラントのアップデートに関係するあらゆることが、この1ヶ月の間、十分に話し合われました。これらにはトピックに関する議論だけでなく、EVE online ブランドチームとの情報交換も含まれています。
2021年12月
12月の正式なミーティングはありませんが、11月からの議論は休暇中もSlackを通じて継続されました。
2022年1月
新年、新しいミーティングがセッティングされました! 1月は将来的な検討課題として「新規プレイヤー体験」と「Photon UI」に焦点を当てました。新規プレイヤー体験のKPIと比較した新規プレイヤーの定着率について議論し、AIR NPEのために開発された基礎技術についてのデモンストレーションも行われました。その後、CSMは新規プレイヤー体験の採掘パート(後に3月にリリース)を見て、次に何をすべきか議論しました。その後、新規プレイヤー体験チームは、今後の新規プレイヤー体験のトピックについて議論し、CSMと意見交換を行いました。
CSMはチーム Pathfinderと新しいUIについて話し合い、オプトイン方式で新しい機能がどのように展開されるかについて非常に詳細な議論を行いました。
2022年2月
2月は、前回のミーティングに続き、新規プレイヤー体験チームとのミーティングが行われました。CSMは、新しいオポチュニティ・システムに取り組んでいるチームを視察し、新規プレイヤー定着率の改善を目的とした様々なツールやテストについて彼らと話をしました。最後に、CSMはファンフェスへの道ブログシリーズとアップデートに関する今後の開発ブログと、ブランドチームから提供されたコミュニケーション戦略についてフィードバックを行いました。
2022年3月
3月はCSMにとって非常に忙しい月でした。CCPのシニア・リーダーシップであるCCP HellmarとCCP Orcaは、PLEX4Goodキャンペーンについてフィードバックを得て、またプレイヤーの意見について情報収集するためにCSMと話し合いをしました。次にProspector’s Packについて、CSMはコミュニティから寄せられた意見とパックに対する全体的な不支持を表明しました。表明後の直後のミーティングより、CSMはシニア・マネタイゼーション・デザイナーと、今後も開催することが約束された最初のミーティングを行いました。
2022年4月
ラストスパート!CSMはCCP EmeraldとCCP Raxとミーティングを行い、今後の価格変更についてタイミングを含めて議論し、マルチアカウント割引の重要性について提起しました。また、CCP PsychとTeam Europaとミーティングを行い、「Siege green」アップデートのリリース、設計図、製造コストについて議論し、シタデルの強化タイマーと同様に必要な箇所を調整しました。イースター休暇とファンフェスの準備のため、いくつかのミーティングが延期されました。
2022年5月
ファンフェス後のCSMミーティングは、ファンフェス大会後のインフルエンザや新型コロナウイルスの影響で最初のミーティングが遅れました。ファンフェスからのフィードバックとして、CSMが何を考え、何を変えたいかについてディスカッションを行いました。次期CSMの選挙が行われるため、新CSMに引き継ぐための移行サミットやミーティングについて議論しました。また、CSMが次に誰に会って話を聞きたいかという点で、フロアを開放することについても議論されました。
(翻訳者 : KenzokuTMT)
(査読者 : 4bumar Sarain)