CSM 18th候補者 Dario Kaelenter - ニューエデンにポジティブな発展を

(原文: Dario Kaelenter for CSM 18 - Support positive growth For New Eden)

皆さん、ご機嫌よう。

このゲームを18年間プレイしてきた私は、今回のCSM(Council of Stellar Management、星間管理評議会)に出馬することを決心しました。

私はカジュアルプレイヤーと新規プレイヤーの味方に立つとともに、すべてのプレイヤーの声に耳を傾けます。そしてEVE Onlineの宇宙がポジティブな発展をとげられるよう、サポートするつもりです。

2005年、かつて私は、仲のいい友人から「EVE Onlineを始めないか」と誘われました。最初は躊躇しましたが、友人はフリートライアルのURLを送ってくれたので、試しにゲームをダウンロードしてみました……ADSL回線で。ダウンロードには何時間もかかり、ようやくプレイを開始したものの、すぐにゲームが落ちてしまいました:joy:

何度かメールをやり取りしたあと、たまに友人のパソコンでゲームをプレイし、横から助言をもらうことにしました(まあ、アドバイスをもらっても、だいたいすぐ頭からすっぽ抜けてしまったんですけど:exploding_head:)。しかし、実際にプレイすると、すぐに色々な発見があり、私はすっかり虜にされました。

友人の紹介を受け、私はとあるコーポに加入する縁に恵まれました。この出会いは、私が今日までEVE Onlineを続けていく重要なきっかけになりました。私が初めてレベル4ミッションに挑み、三度も船を爆発させたときは、コーポの仲間が24ジャンプかけて戦艦で駆けつけてくれたこともありました:fire: :rocket: :fire:それから一ヶ月後、私は基本的な荷物をいくつか動かし、彼らの採掘作戦に参加し、Amarr領のローセクに出来た新しいPOSを一緒に見張りました。この組織には、かなり長いこと所属しました。

その後、私はコーポの取締役になり、別のコーポと合併し、やがて産業系アライアンスのリーダーを任され、組織の成長に貢献しました。残念ながら、いくつか大きな変化があり、またそれぞれ実生活との兼ね合いがあり、多くのプレイヤーが(今のところ)活動を休止しています。

私は2005年以来、1〜2週間の休暇を取り、活動を休止したことはありますが、ほぼ継続してこのゲームをプレイしてきました。そのため、ニューエデンに起きた多くの変化と進化を経験してきました。

実生活では、ITのシステムマネジメントや、データベースの設計・管理、アプリケーションの設計を経験しています。

データベースのアプリケーションに関して言えば、UIの機能性とパフォーマンスについて、特に取り組んできました。UIの設計は、使いやすいものに仕上げつつも、必要なすべての情報を効果的に配置し、あるいは必要な情報が簡単に見つかり、把握できるように設計しなければいけません。

これに加えて、私はカスタマーサービスでも多くの仕事をこなしてきました。クライアントのために尽くしつつも、長期的なビジネスのためには何が必要か、クライアントの現在のニーズ・要望とのバランスを考えつつ対応してきました。

EVEの内外に関わらず、私はこれまで相当量のバグ報告を行ってきました。過去に一度だけ、ローセクのローカルで開発者と二人きりになり、惑星間インタラクションのバグについて議論したこともあります。私たちのコーポは、POSセットアップに潜在的な問題があると発見し、これが「仕様外のクローキング技術」につながる危険性を指摘しました。まあ、当時は、戦争の攻撃側を遊んでいた人たちにとって、あまり気分のいい話ではなかったようですけど:person_shrugging:。私ともう一人の仲間は、GMと協力してこの問題の解決に取り組み、さらにはISDチームへ参加しないかと勧められました。ただ、当時は私も仕事の都合で自由時間が少し足りず、このお話は辞退しました。

ニューエデンでは主にAmarr帝国のハイセクやローセクに住んでいますが、ワームホールにも10年以上住んだことがあります。ヌルセクは数回訪れただけで、住んでいたのはごく短期間でした(現地の方から歓迎されたこともあれば、そうでないこともありました)。

私はPvP(ソロ、フリート)、PvE、生産に関して、膨大な経験を備えています。ニューエデンの経済状況をよく理解している自負はありますし、他のプレイヤーからも、このゲームの複雑な部分について、深い理解と良いアイディアを備えていると定評があります。

私は、自分が楽しいと感じるものについて公平な考え方を持っていますし、それが必ずしも他の人が楽しいと感じるとは限らないと承知しています。プレイヤーがそれぞれ、自分の楽しみを見つけつつも、他のプレイスタイルとの間にあまり多くの分断を生まないよう、どのようなゲームバランスとチャンスがあるべきか、私はいつも広い視点から探しております。

EVEの開発陣の取り組みにより、ここ数年でさまざまな変化がありました。中には良い変化もあれば、悪い変化もありました。良い変化としては、パッチ適用時に、誤ってWindowsのコアファイルが消されなくなりましたね!:man_facepalming:ただ、このゲームは、声の大きな仲間を一番多く集めた勢力が、より大きな影響力を持つようになっている側面があります。言い換えると、より良いゲームプレイと進歩の妨げになっています。

私は現在、自由に使える時間が増えており、これまで見過ごされてきた少数派グループや、ソロで活動するプレイヤーたちの声に、耳を傾ける余裕があります。加えて、私は有益なアイディアを持ち寄ることで、皆さんに貢献できると思います。

私自身は、事前に練られた計画と、実際に計画を実行するときの影響がどうズレるかについて、確かな知見を備えています。こうした洞察力があれば、価値ある建設的なフィードバックをCCPに提供し、開発陣が構想した計画の実現に貢献できると感じています。

クオリティチェックとUIの改善をさらに推進させると共に、プレイヤーがEVEを続けたくなる新規コンテンツを増やすよう働きかけるつもりです。特に、新規プレイヤーが「New Player Experience」を終えて「さて、次は何をしよう?」と手持ち無沙汰になったときに飛び込めるコンテンツや、実生活との兼ね合いがあって大規模アライアンスの活動に参加できないカジュアルプレイヤーをつなぎとめるコンテンツが必要です。

  • UIに新たなカスタム要素を実装し、より柔軟性を高める(カラーリングや、背景色、サイズの微調整)
    多くの方は、かつてUIにはもっと多くの色の選択肢があったことを忘れてしまったかもしれません。今や、三色の背景色と似たようなカラーという限られた選択肢の中から、自分のファクションや艦船に合った色を決めるしかありません。これでは柔軟性に欠けますし、視認性もよくありません。それに、スクロールバーは小さすぎて掴みにくい! 他にも、テキストフィールドや陰影のあるエリアは、あまり機能的なUIではありません。

  • ハイセクの宣戦布告メカニクスに新たな道を

  1. コーポやアライアンスが同時に仕掛けられる戦争の上限を、より現実的なレベルに制限する。ハイセクで簡単にキルできる相手を探すために、何も考えず全員に宣戦布告するプレイスタイルを許すのではなく、より戦略的な考慮に基づいて宣戦布告が行われるようにすべきです。

  2. 上記に加えて、時間経過と共に戦争を維持するコストを増加させる。これにより、コーポやアライアンスは長々と戦争を続けることに意味があるか考慮しながら、戦争を継続することになります。

  3. 宣戦布告を受けるのがコーポかアライアンスかに応じて、コストが変化するといいかもしれません。こうすることで、アライアンスという組織の価値を高めます。

  • プレイヤーが設置可能なストラクチャに関するQoLと柔軟性の課題
  1. ACL(Access Control List:アクセス制御リスト)の機能をいくつか拡張させる。例えば、メンバーに防衛関連のアクセスは制限しつつも、月の採掘台帳(Moon Mining Ledgers)へのアクセスや、ストラクチャの管理権限を与えられるようにする。さらに、ACLに詳細情報(誰がこれを作ったのか?)の履歴が残るようにすると、なおいいでしょう。

  2. ストラクチャのフィッティングの選択肢を増やし、ディフェンス・アタック・サポートの役割の能力差について、バランス調整を行う。現在、ストラクチャの(合理的な)フィッティングの選択肢は極めて限られるため、多くのコーポは単なる経費削減のために、ストラクチャのフィッティングを省いているようです。
    フィッティングのスロットを増やし、カスタマイズの選択肢をもっと増やしてはどうでしょう? フィッティングと運用にかかるコストは膨大だというのに、ウェブやワープスクラムのサイクルが30秒もかかるのでは、冗談だとしか思えません。あまりにも割に合わないじゃないですか。

  3. ストラクチャの最初の強化状態(reinforcement)が終わったとき、プレイヤーが戦略的にストラクチャのフィットを変更できるようにする。これにより、ゲームプレイに多様性をもたせ、防衛側にもチャンスを与える。昨今のストラクチャ防衛は、実際に防衛に成功したと呼べる例が、果たしていくつあったでしょうか?

  • ミッションと探索サイト
  1. キャリアエージェントに続く、ガイド的なミッションをいくつか追加する。ミッションを通じて、新規プレイヤーにさらなるゲームプレイのコツやヒントを与え、彼らが次にEVEで体験したいと感じるコンテンツへ橋渡しする。こうしたミッションは、色々な話が未解決のまま打ち切られてしまったように見える初期のNPE(New Player Experience)のストーリーラインにとって、完結編になるかもしれません。膨大な物語を詰め込みすぎることなく、ニューエデンのさまざまなファクションを紹介し、彼らと出会うきっかけとなる、素晴らしいコンテンツになるでしょう。

  2. ミッションにアップデートを。ミッションというコンテンツは、長い間、あまり愛を注がれてきませんでした。最後にミッションが追加されたのは、だいぶ前です。バーナーミッションも追加されましたが、引き受けるミッションは特定のタイプに限りたいという人もいます。ホームフロントサイトのような、小規模フリート向けのミッションを追加するといいでしょうが、よりバラエティに富んだ形で実装すべきです。DEDサイトやインカージョンで必要とされるような、高度なスキルや高価な装備がなくても、チームを組んで協力する理由や機会をプレイヤーに与えるミッションにするのです。また、ミッションを往復する移動にかかる時間のロスも減らしましょう。

  3. EVE Onlineの根底にある物語を、もっとストーリーライン・ミッションと結びつけ、ミッションの結果が宇宙の構造そのものに影響を与えるようにする。例えば、補給ミッションに成功すれば、FWサイトのスポーンを増やすことができ、迎撃ミッションを遂行すれば、FWに登場するNPCのスポーン構成が変わるようにする。

  4. 戦艦や主力級艦船を製造するのに必要な新しい原材料は、ミッションでドロップする機会があればと思います。さらに言えば、製造コストを下げ、富の再分配に役立つような探索サイトも欲しいところです。

私はどちらかと言えば、良き聞き手役、外交役だと言えるでしょう。私情を挟むことなく、人の意見を受け留め、合理的な思考に基づいて真摯に率直にフィードバックをもたらします。私は良きチームプレイヤーであり、自分の目標を追うばかりではなく、他の人が活躍し、彼らの目標やグループの目標が達成されるよう、助けることを得意とします。

私はfuture landことニュージーランド(GMT +12/13時:new_zealand:)に住んでいるため、柔軟な時間に動けますし、かなり連絡がつきやすい状態です。

私は約束を果たすためなら、自分の能力をフルに発揮し、一生懸命働く、そんな献身的で信頼できる人間です。その一方で、冗談を言うときはずいぶん軽妙な発言をすることでも知られています。何せ人生は、笑いに満ちているべきです。そして、EVE Onlineもそうだと感じています。もっと過剰なくらい……楽しく!

(翻訳者:4bumar Sarain)

2 Likes

私の翻訳されたキャンペーン投稿を再投稿してありがとうございます

私は日本語を勉強して、少しは話せます :blush:

1 Like

This topic was automatically closed 90 days after the last reply. New replies are no longer allowed.