原文: Dujek Oneye for CSM19
やあ。CSM19 に立候補しているDujek Oneyeだ。EVE Online歴10年のベテランだ。PVPにおいては、宇宙のあらゆる場所で豊富な経験があり、これを主な活動内容としている。私のEVEにおける経験や、CSMで何をやりたいかはこちらを見てほしい。
CSMへの立候補は2回目となる。昨年は僅差で敗れ、敗退してしまった。KshalとStitchが最後の2席を勝ち取った事については嬉しく思っている。CSMキャンペーン中は、世界中の多くのプレイヤー、他のCSM立候補者やCCPの方と話ができて楽しかった。何度かトークショーにも出させてもらった。これらはメディアセクションでご覧いただけます。
多様性に富み、健全なEVE Onlineのために私に投票してほしい。現在のEVEにおけるゲームデザインの方向性は、プレイヤーに以前より楽しいものを約束するものではない、と私は思っている。また、経済で見られるインフレーションが、面白い船に乗りたいと思っている人にとって問題となっているとも思う。EVE内の活動におけるリスク/リターンに、幾つかの明白な問題がある。
ポリシーの要約:
- EVEを、新規プレイヤーに遊びたいと思わせ、新規プレイヤーを快く受け入れてくれるコミュニティを持つようなゲームになるよう作り続ける。
- New Edenのあらゆる宙域で乗れる、面白く、入手可能で、実用的な艦船を増やす。
- それらの大量の船を必要とせずに、住む価値のある宇宙空間を作る。
- 宇宙をより有意義に機能させる - Equinoxは間違った方向への一歩となっている。
- 変更を導入してバランスを調整するのではなく、根本を修正する。
- 最近バグが頻発しているEVEに対処する。
詳細やポリシーその他についてもっと知りたい人は、こちらをどうぞ。
連絡先:
EVEのインゲームかDiscordサーバでDujek Oneyeで探すか、一般のDiscordで”mikkjel”もしくはRedditで”mikkjel”で探してくれ。
Poster credit: Leanna McCarthy
私のEVE経歴:
私はEVEのリリース当時、アイスランドに住んでいたが、2011年にIRL繋がりの友人からこのゲームを初めて教えてもらった。ヤツはDrakesがいかに強大であるかを教えてくれ、秘密を守る約束でトーナメント練習会も見学させてくれた。それから2年ほど経ち、大戦争のクールなヘッドラインを読みながら、ついに2014年、Brave Newbies Incに参加したわけだ。
それ以来、私のEVEでの旅で、ゲーム内の殆どの領域を巡ってきた。最初は主にワームホールでの活動から始め、高次ワームホール全盛期にはC5ワームホールでFC兼幹部として活動していた。その当時は、ワームホール宙域を新参者への紹介することを目的としたプロジェクトに幅広く取り組み、9年の付き合いとなるパートナーと出会った。その後、多くのC5コーポが解散していく中、私は友人の後を追い、ローセクのSniggWaffeとPLに参加した。そこで私は「キャピタル艦で敵をぶちのめす」経験をし、初めてスーパーキャピタルを買った。ここでの仲間たちとは今も関係が続いているし、会話もよくしている。
ごく最近、私は盟友と共にBraveへ戻りヌルセクでの生活に慣れ、EVEのユニークな側面のひとつである大規模戦闘に楽しみを見出した。BraveのATチームのキャプテンの地位を引き継ぎ、2022年にはBrave初となるATシップを獲得し、EVE_NT、Captain’s CupやCCP Twitchストリームで解説と分析を務めた。私は新規プレイヤーを助けるのが好きなので、ほとんど毎日新規プレイヤーや復帰したプレイヤーと話をして活動している。
昨年、altキャラのSuzann IvanovaでBrave一の殺し屋の道を歩み続け、近年で最も高額な個人所有のキルメールをゲットした。また、艦隊行動の合間にそれなりに楽しめるし、戦闘の際に必要になるので、これまで以上に市場取引や運搬をこなした。で、BraveのSRP担当も引き継いだんだ。
専門分野と候補者としての私の強み:
私の「ヌルセク候補者」としての強みがいくつかある。私のアライアンスやコーポは、私を代表として送り込んだわけでは無いが、私が彼らの支援を受けているのは確かだ。私に関与していない人たちとの会話も喜んでするし、私は様々な宙域で多種多様なプレイスタイルを持っている。
- ヌルセク戦争 - 私はBrave史上3番目にキル数を稼いだパイロットで、ひとたび激戦となれば、このゲーム中で最もキルを稼ぐパイロットの一人となる。
- New Edenの様々なグループと行動し、異なる観点を養った - より大規模なSignal CartelからFraternity.のblops、他には連合内の別のアライアンス、はたまたHordeのスパイとして潜り込み、向こう側の連中がどのようにゲームを楽しんでいるかを確かめてきた。
- そのほかのPVPも全部 - スモールギャングも楽しんでいる。カイトやAT風ファイト、blops、ワームホールやPochvenのPVPも。FCもFCサポートの経験もある。
- PVE、市場取引、物流 - 私はヌルセクラッティング、ワームホールサイト、採掘、運搬、アビサル攻略、市場、そのほかの、特にソーシャルなものであれば、私に可能なプレイ方法も試している。EVE内の多くの金策に精通していて、常に新しいものを学んでいる。
- コーポやアライアンス運営を技術的側面、社会的側面の両方において深く、これらの様々な機能について多くの人々と個人的にコミュニケーションを取っている。
- 新規プレイヤーと特定のプレイスタイルにおいて慣れていない人だけでなく、EVEで表立った活動をしていないプレイヤー達に対しても、積極的な包括性と多様性に関する優れた見解を持っている。
- 高校時代の2004年にはアイスランド語の成績は良かった。
- ゲーム理論の学位を持っていて、ゲームデザインに関心があり、ミニチュアゲームのプレイテストやルールの公開に携わったことがあり、潜在的相互作用やインセンティブ/結果を見抜くのが得意だ。
- 外向的で誰とでも話すし、New Eden中に多くの繋がりを持ち、様々な観点から話が聞ける。もちろん君のも!
私がCSMに応募する理由:
- 私はこの種の仕事に強い関心があり、長期的な目標だ(当時はワームホールチケットで出馬したかったが、もっと経験が必要だったのだ)。
- 私は毎日多くの新規プレイヤーと交流している。
- 特定の事象において、良い解決策もないのに文句を言われることや、良い解決策を持った人の話を、変えられる権限を持った人の耳に届かないことが嫌いだ。
- 数多くのゲームに精通している者として、私はEVEを独自のニッチを担うゲームとして大切にしている。
- 私は人々には、もっと戦いに身を投じ、沢山楽死い戦闘を味わってもらいたい。
- 私はこれまで、新旧問わず何人かのCSMメンバーと対話をしてきた。その中で私が影響を与えられそうなものに関して、何が実現可能で何が不可能か、ある程度の考えを持っている。また、常に対応できる時間もある。
- 私は人々とEVEの話をするのがダイスキ!
まず、多くの人はCSM候補者を、開発メンバーと同等であると考えている。新旧CSMメンバーやCCP自身の説明から察するに、これはCSMの役目ではないので、このキャンペーンでの機能の追加/変更の約束事に過度な期待はしない方がいい。とはいえ、これが人々が探し求めているものでもあるので、私が主張したい問題の例をいくつか挙げてみよう:
1 ) EVEを、新規プレイヤーに遊びたいと思わせ、新規プレイヤーを快く受け入れてくれるコミュニティを持つようなゲームになるよう作り続ける。
これが、EVEをゲームとして存続させ、健全さを保つための最重要事項だ。新規プレイヤーがグループに参加して一緒にプレイできる道は沢山あるべきだし、PVPフリートで規模の大小問わず役立つことや、多種多様のPVEに打ち込む、もしくはあらゆる規模のアライアンス運営に貢献するといった、ゲーム内でやりがいの出る物事も沢山あるべきだ。
私が思うに、今年一番気に入らなかった変更はPochvenだ:Ishtarメタはその単調さから変更されて然るべきだったが、マローダーに置き換わっただけだった。これも同じくらい単調だし、新規やスキルポイントの低いプレイヤーにとって敷居が高すぎる。ゲーム内の特定のスペースを、ベテランプレイヤーのみ、特にマルチボクサーに独占されるべきではないと私は考えている。
2 ) New Edenのあらゆる宙域で乗れる、面白く、入手可能で、実用的な艦船を増やす。
今年のT1と海賊仕様の戦艦への変更は歓迎されるべきものだった。少なくともゲーム内で使用頻度の最も低い船に関しては修正されるべきだと思う。一方または両方の陣営が船の損失を理由に戦闘をやめるのも問題だ。また、いくつかのクラスの艦船はより安くするか強くすることで、戦いに参加しやすくできるはずだ。最後に、一部の限られた船のみが使われるどの宙域でも、そのメタを一新することで恩恵を得られるだろう。
3 ) それらの大量の船を必要とせずに、住む価値のある宇宙空間を作る。
これはEquinoxに直接関係している。ヌルセクを活性化するためパッチとは正反対のことを多くの人は期待していたと思う。ゲームをより良くするためもあるが、おそらく巨大な帝国を必要としなくする目的もあったのだろう。積極的な活動を推奨することで、活気を高めているのだ。システムが完全に順応するには至っていない中、新しいシステムの使用がアメではなくムチとみなされている事実は、このデザインの方向性が我々が望んだものではないということを意味している。
4 ) 宇宙をより有意義に機能させる - Equinoxは間違った方向への一歩となっている。
ゲームの改善は良い例となるので、私は自然に惹かれる。手伝ってくれる人が増えるということは、燃え尽きる人もそれほど多くないということだ。まず、スカイフックのせいで、ちっぽけなサービスを稼働させるために、自分たちの試薬を盗んでまで多くの人を募らなければならなかった。とりわけ最近のスカイフックの変更は、より多くの作業をもたらすことになったが、もはや影響力は無いに等しい。今となっては敵のスカイフックを襲撃することも現実的ではなくなった。退屈によるゲームバランスは、誰にとっても損失だ。
5 ) 変更を導入してバランスを調整するのではなく、根本を修正する。
CCPは際になってアンシブレックス、ジャマー、ビーコンの数を抑える調整を加えた。私のアライアンスでは、少なくとも、もっと数を減らし、より意味を持たせるよう調整する、というのであれば受け入れられたと思う。取り払うと脅した後に元に戻すというのは悪手で、再調整は不可能だったんだなと思わせてしまう。私は、CCPが更なるHUBシステムを導入するのではないかと懸念している。Thera、Pocheven、Turmur、Zarzakh - それ以上まだ何か要るのか?戦いはもっとローカルで起こそうぜ。
6 ) 最近バグが頻発しているEVEに対処する。
私のPCは2020年の時より性能が上がっているが、ランチャーがしょっちゅうフリーズする。大きな戦闘の時は、クライアント数を減らさざるを得ない上に、複数のキャラでランダムに切断される。他からもよく聞く話だ。ゲームが以前より若干不安定に感じるし、EVEを諦める原因にもなるのじゃないか。
去年のリストに載せていたもののうち、今でも関連性がありそうなもの:
- どのプレイセッションでも楽しめるもの - EVEでは、短時間で楽しめるコンテンツが比較的少ない。アビサルは良いスタートだが、他にも沢山あっていい。
- ミッションの進捗(特に新規プレイヤー向け) - ミッションの報酬は、今日のインフレにも関わらず以前と変わっていない。つまり、ミッションは新規プレイヤーにとっては今や罠となっている。低レベルラッティングのバウンティもごく僅かで、やると逆に損してしまいそうだ。
- 不平等な対キャピタル戦に巻き込まれる理由 - 現在、小さな艦隊がより大きな艦隊にキャピタル艦を差し向ける理由が殆どない。小規模艦隊のキャピタル艦は、戦略的利益を殆ど、もしくは全く得られず、単に沈められることがよくあるからだ。この問題に対処するアイディアをいくつか持っている。
- QOLとUIの向上 - コーポ管理やコーポ宣伝などに関する、直観的でなく使いづらいが、改善が可能か大幅に見直しの効くUIの問題がいくつもある。
- ワームホールにいる理由を増やし、Pochvenの価値を損なわせずアクセスしやすくする、等。正直この1年で状況は悪化するばかりだ。
- 変更後にゲームメカニクスが壊れても修正されない - 例えばワームホールのスポーンが壊れたり、ゲームの安定性の問題で切断されても、攻略中のサイトが消失してしまうといった事象だ。
- 不当なインセンティブとの戦い - 現在と今後のゲームプレイ両方において、デザイン決定による意図しない、そして望まない産物になる(もしくはなるであろう)事象への注意喚起をしたい。例えばFWでの”seagulling”だ。あと今年は、ハイセクでの過剰な、キャラ名に数字が使われているアルファaltの数についてもそのリストに入れてもいいと思っている。
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