CSN 19th Zintage Enaka

原文;Zintage Enaka for CSM 19

私はGoonswarm Federationのディレクターと、フリートコマンダー(以下FC)をしています。

Eveの話はなるべく手短に話したいのですが、どうしても長くなってしまいます。私は2015年の時、当時見ていたグランドストラテジー系YouTuberがコーポレーションを結成しようとした時に本格的にEveをやり始めました。戦争の後、ハイセクの傭兵と数週間かけて、200人以上のフリゲート艦隊でT3CL艦隊と戦いました。そのYouTuberは大規模な組織の運営が忙しく感じてしまい、最終的には辞めてしまいました。残された組織はRabble Incに再編されました。後のRabble Alianceです。Rabbleにいる間、可能な限りあらゆる空間での生活に挑戦してみました。Molden Heathで衛星をめぐってロシア人と戦ったり、C4ワームホール(ワームホールの種類でC1-C6の順に難しくなっている)で生活をしてみたり、ハイセクでEVE universityとPOCO(カスタムオフィス)をめぐる戦争を起こしたり、カジノ戦争(World War Beeとも呼ばれている戦争)のときは、Delveの領有権を獲り、後にQueriousにも領土を広げました。最終的に、私はRabbleを離れ友人の誘いでGSFに参加し、大規模フリートのFCとしての仕事を学び、そこから順調に成長してきました。

私の得意な専門分野はヌルセクだといっても過言ではありません。しかし、昔からポクヴェンに行くこともあり、ローセクやハイセクの戦闘にも疎いわけではありません。いくつかの要点をあげると、

  • キャピタル・サブキャピタルのFCと、Blopsアンブレラの指揮
    (過去2年以上の間Delve内でマーシャルの大規模なドロップに遭われた方、申し訳ないですがほとんどが私のせいです。)
  • フリートのドクトリンとフィッティングの構築
    (最近私はドクトリンを設計するGSFのフィッティングチームを引き継ぎました。)
  • 多人数をマルチボクシング
    (定期的に10以上のアカウントを動かしてます。)

CSM19に参加するにあたって、私たちのドクトリンに多様性とスキルを取り戻し、同時に、新規グループがヌルセクに参入するための壁を下げることを望んでいます。

すべて実現できるかはわかりませんが、以下の主な目標を持っています。

2種類のジャンプブリッジ

現在実装されているジャンプゲートはアンシブレックスジャンプゲート(以下アンシブレックス)のみですが、今の形では正直いって強すぎます。新しいアイスがいくらかの制限にはなってはいますが、さすがに十分ではないように思います。私の目標はジャンプ疲労がないことは維持しつつ、維持費用を大幅に増やすことで、脆弱で限定的かつ高速な移動手段にすることです。このことが、ジャンプ疲労を持つ低コストなジャンプブリッジとうまくかみ合い、ジャンプ疲労軽減がついている輸送船やシャトルを用いたリージョン内の基本的な移動を可能にすると思います。

アーマー vs シールドのバランス

ローセク以外のフリート戦では、アーマー艦はほとんど使用されません。これにはいくつかの理由がありますが、主な理由は単純にシールドのほうがアーマーに比べて有利だからです。

シールド艦は回復モジュールのサイクルが始まると同時に回復し、ロースロットに余裕があるためダメージが高くなります。また、高速な艦が多く、射程ボーナスの大半がカルダリ系の艦にあります。

一方でアーマー艦は、より多くのEHP(レジストも含めた実質的なHP)とユーティリティーミッドスロットを持つことで補えるはずです。しかし、アーマーの回復は回復モジュールのサイクルの最後に回復するため、場合によっては20-40%のアドバンテージがあるEHPはサイクルまでに2回攻撃を受けるだけでなくなってしまいます。同様にユーティリティーミッドスロットは、速度の速いシールド艦に対抗するために射程を広げることを考慮すると、かなり限定的になってしまいます。

このことに関して私は何時間も話してしまうため、現在GSMにいるCSMメンバーが私に立候補をすすめた理由の一つでもありますし、単純に静かにしててほしいと思ったのかもしれません。

Dread Balance

これはおそらく皆さんが考えているようなものではなく、実際にはいくつかのTitanのバランスです。

第一に、T2弾薬の射程距離のバランス調整です。元々古いキャピタルガンはT1弾薬しかなく、T2弾薬は存在しませんでした。これは、Naglfarのtremorが、追尾エンハンサーや追尾コンピューターなしで、非キャリアのロックレンジ上限300kmより遠くまで撃てるというような、いくつかの「興味深い」事実につながっています。

この2つ目の部分はドレッドのトラッキングで、多くのドレッドは対キャピタルガンによる支援なしに戦艦のようなサブキャップをトラッキングできます。フェニックス・ネイビー・イシューはこれを極端なレベルまで許容しています。HAWの使用を促進するために追加したのだと思いますが、PNIはターゲットペインターの効果にボーナスが乗り、5つのロースロットがあります。これにより、高HPのボーナスを持つペイント艦が、さらにリペアを受ける余裕まで持っているのです。これにより、すべての砲戦型ドレッドノートはバトルシップや ほとんどのバトルクルーザー艦隊を素早くキルすることが可能です。

T1 VS T2 VS 勢力艦のバランス

私が Eve をプレイし始めた頃は、カラカル、スヴィプル、ハリケーン、メイルストローム、サーベラス艦隊など、フリートの編成は多様性に富んでいました。ところが今日では T3 駆逐艦の艦隊を見るのは稀になりました。T1 巡洋艦はその陣営の海軍艦に劣り、戦艦の HP 強化に伴って強襲型巡洋艦や巡洋戦艦の攻撃力が相対的に低下しています。長年にわたってより巨大で強力な艦船が台頭し、重厚なドクトリンが採用されるようになった結果、今日の流行に至ります。

ここに列挙したいことは他にもたくさんありますが、この投稿は読みやすい状態に留めておきたいと思います。

私は 9 年間休みなく Eve をプレイしてきたことから経験豊富であり、特に Null 以外の宇宙のすべての分野の意見には喜んで耳を傾けます。艦隊ドクトリンについて議論したいのならば、何時間でも話す覚悟をしておいてください。

DMは私のDiscord、zintageenakaまで。

翻訳者:Komekuto, Ruinstar, Akatsuki Aganon
査読者:4bumar Sarain